2012.02.13

今日の「山」登りは「きしめん風チョコスパ」

「平日は遅くまで時間がとれないし、お休みの日はお休みの日で片付けなければならない用事があった。最後の土日も過ぎ去った。今日も終わってしまう……。いや、当日がある。ああ、18時閉場。なお、言うまでもなく百貨店ごとの限定商品はとうに売り切れている。……万事休す!」
 という御仁はいらっしゃいますか?
 お住みの地域が名古屋、もしくはその近郊でしたら、そのように慌てふためくことはないと思います。名古屋は日本屈指の大都市。なんでもあります。九州で田畑に囲まれた土地に出生し成長した私からすると、どのようなチョコレートでもあるような気がします。
「いや、名古屋の人を和三盆糖のように甘く見てはいけない。様々な美味が集まる大都会名古屋。そこで暮らす人々は様々な美味を渡り歩いている。姿形の妙なるもの、世界中を酔わせるうまみ。それらを常に追求している。皆、先陣を切ることでそれらの体験を具現化させるている。したがって、初っ端、後れを取った時点で、己のこの熱き鼓動を伝達することは叶わないのである。インパクトを与えることはできないのである」
 インパクトをお求めですか。それならば、山に登ってください。あります、チョコが。インパクトのあるチョコが。まだ間に合います。

きしめん風チョコスパ
 チョコパフェをかなり名古屋寄りに発展させています

 チョコレート界に新しい分野が生まれました。名古屋でしか生まれないであろう分野です。地元愛を表明することができます。
 マウンテンでは、太麺のスパゲティに様々な味(主に甘い)を練り込んできました。その甘口スパがマウンテンの主力商品です。マウンテンに登った方の多くが甘口スパにアタックしています。それにより、
「甘いスパゲティって、あれでしょ、名古屋の、……マウンテン」
 と人口に膾炙するまでになりました。常連組も今では、
「とりあえず、小倉スパ。それに小倉トースト、抹茶フロート、あとライスダブル」
 と注文しているようです。
 でも、さすがにこの茶色平打ち麺を目にすると、今度は何を仕掛けてきたのか!? と思うこと必至です。
 昨年の前半からきしめん風チョコスパの存在は、登山者には口伝で知られていました。私もその一人です。あるのは知っていました。でも、とっておきました。この時期に。そして、注文をしました。他のお品よりもやや長い調理時間を経てやって来たものを見て、笑いを禁じ得ませんでした。なんじゃこりゃ。
 もうもうと立ちこめるチョコレートの匂い。もわあっと体表を包み込む強い甘さ。まだ口にしていないのにたらふくです。チョコレート風呂にでも入っているのでは無かろうか、というチョコレートまみれの気分。
 麺は幅7mm、厚さ2mm。「きしめん風」となっていますが洋麺ではありません。「きしめん」です。固めのゆで加減で、きっちきちとした食感で歯に強い抵抗感。麺に負けるか、と強く噛みしめるたびに、甘い甘いミルクチョコレートの風味が乗算で強まります。
 もちろん、熱々のスパ……、いや、きしめんですので、刻一刻と生クリームは溶けていきます。生クリームとチョコきしめんが混じり合えば、生チョコになるはず……、なのですが。

きしめん風チョコスパ・横
 生クリームとチョコレート味なので、これも生チョコです

 麺そのものにチョコレート味がしっかりと練り込まれている上に、丁重にココアパウダーまで降っています。きしめんが濃いブラウンの山肌、生クリームが山頂の万年雪、缶詰チェリーが登頂旗だとしたら、このココアパウダーは何になるのでしょうか。登山者の、何か、なのでしょうか。
 麓に置かれた金色の栗は、甘露煮、なので、甘い、はず、なのですが、他の甘さでいつもの甘さを発揮できていないようです。いや、栗の甘露煮なので甘いのです。それを上回る甘みが続々と押し寄せているのです。その中で、栗の甘露煮と分かるほどの甘みを表出させていることは健闘していると思って良いでしょう。

きしめん風チョコスパ・アップ
 栗が添えられるとお得感が増します。嬉しい……

 きしめん風チョコスパは、マウンテンの甘口スパの中では、食べやすい方に居ると思います。「甘めのホットココア+モンブラン」のような感じです。ただ、そこに、きしめんの背筋の伸びた食感が加わっているだけです。
 デザートとして見たときには、とても食べやすく、調和が取れていると感じられました。
 まずは、インパクト。それから、甘い性格。デザートしての完成度の高さ。
 これをご馳走してくれた人のことは忘れられないはずです。
 ただし、何を忘れられなくなるかは、人に依るでしょう。一か八か、です。
 きしめん風チョコスパは、平日限定です。明日は平日です。


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2011.12.23

喫茶マウンテンのメニュー・2011年12月版・PDFファイル化

 前記事のメニューを原本に近い形でPDFファイル化しました。
 以下のファイルをダウンロード(IEの場合「対象をファイルに保存」)してお使いください。

 pdficon_large喫茶マウンテン2011年12月版メニュー・PDFファイル

 なお、マウンテンのメニューのPDFファイル作成にあたり、「PrimoPDF Ver.4.1」(http://www.xlsoft.com/jp/products/primopdf/index.html,フリーウェア)を使用いたしました。
 また、PDFファイルの閲覧には、「Adobe Reader X」(http://www.adobe.com/jp/products/reader.html,無償)が必要です。

 get_adobe_readerAdobe Readerのダウンロード

―――――

 それでは、これらのファイルが登山の予備知識の一助となり、皆様が、遭難することなく、楽しくたらふくになられることを願っております。


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2011.12.22

喫茶マウンテンのメニュー・2011年12月版

 喫茶マウンテン・2011年度冬版のメニューです。メニューブック内は「全くに近い」ほど変化はありません。ほんの少しだけ変化がありました。それについては後述いたします……。
 次の記事で、できるだけ本家のものに忠実に作ろうと試みたPDFファイルを用意しています。プリントアウトする場合、スマートフォンなどでご覧になる場合は、そちらをご利用頂くと良いと思います。

――――――――――

○1ページ

喫茶マウンテンメニュー・デザート

デザート


イチゴ … 700
夕張メロン … 700
小倉 … 750
抹茶 … 750
宇治金時 … 800
ミルク … 750
ココナッツミルク … 700
青リンゴ … 750
グレープフルーツ … 750
パイナップル … 700
バナナミルクフラッペ … 800
マンゴスペシャル(辛口) … 800
ピーチ … 700
マスカット … 700
クランベリーミルク … 750
バラカルピス … 700
ミルクチェリー … 750
スイカ … 700
巨峰 … 800
イカスミ … 800
グロセージャ … 700
マメイー … 700
タマリンドウ … 750
ウメ … 750
黒ザクロ … 750
洋梨 … 800
カルピスラベンダー … 750
ブルーベリー … 700
フルーツフラッペ … 800
いちじく … 800
ゴーヤ … 700
レモン … 700
ライム … 700
エメラルドカクテル … 750
熊五郎(アルコール入り) … 750
もも子(アルコール入り) … 750
ハマイカ … 700
ミルクのトッピング … 50UP

アイスクリーム
バニラ … 400
チョコレートアイス … 450
抹茶アイス … 450
チョコレート&バニラ … 450
抹茶&バニラ … 450

パフェ
チョコレートパフェ … 700
フルーツパフェ … 700
クリームパフェ … 700
キウイパフェ … 700
イタリアントマトパフェ … 700
和風パフェ … 700

喫茶マウンテン

名古屋市昭和区滝川町47-86
営業時間 AM.8:00~PM.10:00
オーダーストップPM.9:40
定休日 毎週月曜日
(祭日の月曜日は営業いたします
翌日は休業させて頂きます)
電話(052)832-0897

氷のオーダーPM.9:30まで

ご注文はお一人様一品以上お願いします。
(中学生以下、高齢者を除く)
代金は、まとめてお願いします


○2ページ

喫茶マウンテンメニュー・スパゲッティー

スパゲッティー

ホワイトソース
きのこツナクリーム … 800
サーモンスパ … 750
カルボエグ … 800
ベーコンほうれん草スパ … 750
サーモンほうれん草スパ … 750

和風
和風スパ … 750
山菜スパ … 700
納豆スパ … 750
納豆山菜スパ … 800
焼きスパ … 700
きのこスパ … 700
高菜スパ … 750
アサリスパ … 700
なべスパ … 700

甘口
甘口抹茶小倉スパ … 800
甘口バナナスパ … 800
甘口メロンスパ … 800
甘口キウイスパ … 800
しるこスパ … 800
甘口イチゴスパ(冬、春限定) … 1000

スープスパ
とりスープスパ … 800
うどん風カレースパ … 700
みそ煮込みスパ … 800

コーンスープベース
コーンスープスパ … 700
ベーコンほうれん草スープスパ … 750
ツナきのこスープスパ … 750
シーフードスープスパ … 750

ワンコイン
ミートボールナポリタン … 500
ミートボールクリーム … 500
ハンバーグスパ … 500
ウインナーナポリタン … 500
とりのナポリタン … 500
まいたけととりのスープスパ … 500
山菜スープスパ … 500
きのこのペペロンチーノ … 500

トマトソース
なすベーコンスパ … 800
なすトマトスパ … 800
イカトマトスパ … 800
きのこサーモンスパ … 800
トマト味ツナスパ … 750
ペスカドール … 800
イタリアン … 650
イタリアーノ … 750
アマトリチアーナ … 750
サボテンスパ … 900

その他
ミート … 650
ミートスペシャル … 750
みそミート … 700
ナスみそミートスパ … 750
メンタイコスパ … 700
イカメンタイコスパ … 750
クリームメンタイコ … 750
うめスパ … 750
ボンゴレ … 750
アボカドスパ … 800
グラタン風アボカド … 800
アラビアン … 700
ヤングスパ … 700
シャンピニオンスパ … 700
ヤサイ&ベーコンスパ … 700
オリエンタル … 700
納豆サボテン玉子とじ … 900
ウインナースパ … 700
ツナサラダスパ … 750
玉子とじスパ … 700
バジルスパ … 750
カントリー … 700
コスモスパ … 750
コスモセット(卵、ライス付) … 900
アボカド&えびクリーム … 800
インディアン … 750
豚ベジタブルカレー … 750
ナスカレースパ … 800
イカスミスパ … 1000

ご注文はお一人様一品以上お願いします。
(中学生以下、高齢者を除く)
代金は、まとめてお願いします。


○3ページ

喫茶マウンテンメニュー・ピラフ

ピラフ

ホワイトソース
えびピラフスペシャル … 700
ベーコンほうれん草ピラフ … 750
きのこチキンクリームライス … 800
ウインナーライス … 700
サーモンピラフ … 750
ツナクリームピラフ … 750

和風
和風ピラフ … 700
山菜ピラフ … 700
納豆ピラフ … 750
和風サーモンピラフ … 750
焼きピラフ … 700
きのこピラフ … 700
高菜ピラフ … 700
うめピラフ … 750
みそピラフ … 750
みそ納豆ピラフ … 800
豚きのこみそピラフ … 800
高菜ベーコンピラフ … 750
お茶ピラフ … 750
チキテリピラフ … 700
マカライスペスカド … 800

辛口
タコスピラフ … 750
テリポジョピラフ … 750
メンタイコピラフ … 700
ヤングハラペーニョピラフ … 750
ニワトリピラフ … 700
シーフードメキシカンピラフ … 750
ドライカレー … 750
シーフードドライカレー … 750
カレーライス … 750
カレーピラフスペシャル … 750
ハンバーグカレーライス … 800

トマトベース
トマトピラフ … 650
マカライスハンバーグ … 750
シーフードトマトピラフ … 750
ピカンテピラフ(激辛) … 800

その他
バジルピラフ … 750
ハムバターライス … 700
森のバターライス … 800
大人のお子様ランチ … 800
チャーハン風ショートパスタ … 600
アボカドピラフ … 800
アボカドとツナのピラフ … 800
サボテンピラフ … 900
コーンピラフ … 700
イカスミピラフ … 1000

ぞうすい
えびぞうすい … 800
みそ肉入りぞうすい … 800
シーフードぞうすい … 800
とりぞうすい … 800
バジルぞうすい … 800
きのこぞうすい … 800
山菜ぞうすい … 800
カレーぞうすい … 800
ほうれん草ぞうすい … 800
和風ぞうすい … 800
しるこぞうすい … 900
イカスミぞうすい … 1000


和風ハンバーグ丼 … 700
カルネ「牛丼」(卵入り) … 550
焼肉丼 … 700
トマト丼 … 700

ワンコイン
ミニハンバーグカレー … 500
オムハンライス(赤) … 500
オムハンライス(白) … 500
トマトハンバーグ丼 … 500
パン … 150
ライス … 150


○4ページ

喫茶マウンテンメニュー・ドリンク

ドリンク

コーヒー
ストロングコーヒー … 350
ソフトコーヒー … 350
アメリカンコーヒー … 400
ミルクコーヒー … 400
ウインナーコーヒー … 400
カプチーノ … 400
アイスコーヒー … 350
アイスコーヒー無糖 … 350
アイスミルクコーヒー … 400
アイスウインナーコーヒー … 400
コーヒーセーキ … 400
ジョッキコーヒー(アルコール入り) … 400

紅茶&ミルク
紅茶 … 350
レモンティー … 350
ミルクティー … 350
シナモンティー … 400
アイスティ(ストレート¥100up) … 350
アイスレモンティー … 350
アイスミルクティー … 350
ミルク … 300
アイスミルク … 300
ココア … 400
アイスココア … 400

トースト、サンドイッチ
バタートースト … 300
ガーリックトースト … 350
ジャムトースト … 350
玉子トースト … 400
ハムトースト … 400
野菜トースト … 400
小倉トースト … 450
ツナトースト … 450
玉子サンド … 550
野菜サンド … 550
ハムサンド … 550
ミックスサンド … 600

フロート
オレンジフロート … 400
クリームソーダ … 400
コーヒーフロート … 450
紅茶フロート … 450
コーラフロート … 450
抹茶フロート … 450
ココアフロート … 500
チョコレートフロート … 500

ジュース
★印はプラス50円でスカッシュにできます
ウーロン茶 … 350
コーラ … 350
ソーダ水 … 300
オレンジジュース★ … 300
うめジュース★ … 300
タマリンドジュース★ … 350
グレープフルーツジュース★ … 350
キウイジュース★ … 300
ピーチジュース★ … 300
巨峰ジュース★ … 350
チェリージュース★ … 300
パインジュース★ … 300
グロセージャジュース★ … 300
イカスミジュース … 400
スイカジュース★ … 350
ゴーヤとウコンのジュース … 350
マメイージュース★ … 350
黒ざくろジュース★ … 350
ココナッツミルクジュース … 350
洋梨ジュース★ … 350
クランベリージュース★ … 300
ブルーベリージュース★ … 300
ライムジュース … 300
エメラルドジュース … 350
黒酢ジュース … 350
セニョリータ(アルコール入り) … 400
熊五郎(アルコール入り) … 400
もも子(アルコール入り) … 400
サムライマウンテン(アルコール入り) … 400
レモンジュース★ … 400
バナナジュース … 400
ミックスジュース … 450
ブランデーレモン … 450
赤のコーラ … 400
青のコーラ … 400


○欄外メニュー・1(レジカウンター横)

喫茶マウンテンメニュー・欄外1

喫茶マウンテンメニュー・欄外2


ストラップ … 1000
CD … 1500

大人のラムネ …400
ラムネ妹 … 400

新デザート
火山 … 700

(中)あつげしょう … 1350
(大)あつげしょう … 2500

なすライス … 600
ロバライス … 800
スパイス合衆国 … 800
黒いチャーハン … 1000
赤いワンピース(激辛) … 700
ハリケーントースト … 500
バナナライス … 800
ヨガスパ … 1000

マエストロ … 750

酢氷 … 700

新メニュー
飲む酢 ヒメ … 400

新メニュー
大葉青汁カクテル氷 … 700
大葉青汁スカッシュ … 400


マウンテンのジュース
マンゴジュース … 400
庭ジュース … 400
インカコーラ … 400
梅一番しぼりジュース(微アルコール) … 400
アステカパインソーダ … 400
ピスタチオジュース … 400
青汁ゆず味 … 400
名古屋コーラ … 400

きしめん風チョコスパ[平日限定] … 1000

新メニューデザート
ギャラリー … 700

甘口イチゴスパ[冬・春限定] … 1000
イチゴパフェ … 700

○欄外メニュー・2(入り口横のボード)

喫茶マウンテンメニュー・欄外3

喫茶マウンテンメニュー・欄外4


甘口イチゴスパ[冬・春限定] … 1000
イチゴパフェ … 700

あつげしょう
(大) … 2500
(中) … 1350

きしめん風チョコスパ[※平日限定] … 1000

新しいメニュー
抹茶しるこ … 1000

新メニューデザート
ギャラリー … 700

マエストロ … 750

ヨガスパ … 1000
赤いワンピース(激辛)スパ … 700
黒いチャーハン … 1000
なすライス … 600
スパイス合衆国 … 800
ロバライス … 800
バナナライス … 800
ハリケーントースト(激辛) … 500

新デザート
火山 … 700

NEW 氷
八丁味噌氷 … 700

新メニュー
名古屋コーラ … 400
八丁味噌氷「黒ずきん」 … 700

しんはつばい
大葉青汁カクテル氷 … 700
大葉青汁スカッシュ … 400

―――

 寒くなりましたので、「甘口イチゴスパ」と「イチゴパフェ」が復活です。イチゴパフェは綺麗です。美味しいです。おすすめです。
 夏メニューで消えていたものでは、「アボカド&えびクリーム」が復活しました。もしかしたら、これもイチゴと同じような扱いなのかもしれません。しかし、他のアボカドを使ったもの、えびをつかったもの、には変化がありません。謎です。
 ドリンク・デザート系では、「大葉青汁」が新登場。前面に押し出されています。健康に良さそうです。
  酸味ジュースに、新たに「ヒメ」が参入です。相変わらず素敵なネーミングセンスです。
 デザート「火山」は、美味しいです。名前の激しさにはひるみますが、運ばれてくるお品には奇をてらったことは無く、甘くしっかりボリュームがありますので、マウンテンの甘味として、堂々たる存在だと思います。
 今回の新メニューで、一番の注目は、なんと言っても「きしめん風チョコスパ」でしょう。名前は知られていましたが、長らく「試作」でしたので、お目にかかれない一品でした。「平日限定」ですので、遠出の方は出会うことが難しいかもしれません。
 そして、私が、ショックを受けたのが、「フレサラ(冷)」が消えていたことです。暑かろうと、寒かろうと、定位置に居ました。「頼む方、いらっしゃるのだろうか……」と思いつつ、私も「また今度」と、手を出せずにいたお品です。見たこともありません。たぶん冷製スパなのだと思います。日差しが強くなる頃、復活することを祈ります。復活したら「復活したっ!」と嬉しくなるでしょうが、オーダーするのかと問われると自信がありません。
 あと、ひっそりと、店歌『霊峰マウンテン』が再入荷していました。Amazonさんでも購入できますが、価格は変わらないので、登山の記念にどうぞ。

 相変わらず、期間限定メニューの入れ替わりが多いです。いち早く限定メニューを召し上がりたい方は、マウンテンの公式ブログ及び公式Twitterアカウント(@kissa_mountain)をチェックしてください。

 2012年のバレンタインデーは、火曜日です。平日です。是非、きしめん風チョコスパでたらふくになってください。

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2011.07.31

喫茶マウンテンのメニュー・2011年7月版・PDFファイル化

 前記事のメニューを原本に近い形でPDFファイル化しました。
 以下のファイルをダウンロード(IEの場合「対象をファイルに保存」)してお使いください。

 pdficon_large喫茶マウンテン2011年7月版メニュー・PDFファイル

 なお、マウンテンのメニューのPDFファイル作成にあたり、「PrimoPDF Ver.4.1」(http://www.xlsoft.com/jp/products/primopdf/index.html,フリーウェア)を使用いたしました。
 また、PDFファイルの閲覧には、「Adobe Reader」(http://www.adobe.com/jp/products/reader.html,無償)が必要です。

 get_adobe_readerAdobe Readerのダウンロード

―――――

 前回(2011年2月版)では、ePubファイルもご用意いたしましたが、PDFファイルのみで充分と判断しましたので、今回はePub版は作っておりません。

 それでは、これらのファイルが登山の予備知識の一助となり、皆様が、遭難することなく、楽しくたらふくになられることを願っております。


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喫茶マウンテンのメニュー・2011年7月版

 メニューブックの中の品揃えは、前回とほぼ変わりはありません。価格も変わりありません。ブック外の、貼り出し欄外メニューには、新作がいくつか加わっています。
 次の記事で、できるだけ本家のものに忠実に作ろうと試みたPDFファイルを用意しています。プリントアウトする場合、スマートフォンなどでご覧になる場合は、そちらをご利用頂くと良いと思います。

――――――――――

○1ページ

喫茶マウンテンメニュー・デザート

デザート


イチゴ … 700
夕張メロン … 700
小倉 … 750
抹茶 … 750
宇治金時 … 800
ミルク … 750
ココナッツミルク … 700
青リンゴ … 750
グレープフルーツ … 750
パイナップル … 700
バナナミルクフラッペ … 800
マンゴスペシャル(辛口) … 800
ピーチ … 700
マスカット … 700
クランベリーミルク … 750
バラカルピス … 700
ミルクチェリー … 750
スイカ … 700
巨峰 … 800
イカスミ … 800
グロセージャ … 700
マメイー … 700
タマリンドウ … 750
ウメ … 750
黒ザクロ … 750
洋梨 … 800
カルピスラベンダー … 750
ブルーベリー … 700
フルーツフラッペ … 800
いちじく … 800
ゴーヤ … 700
レモン … 700
ライム … 700
エメラルドカクテル … 750
熊五郎(アルコール入り) … 750
もも子(アルコール入り) … 750
ハマイカ … 700
ミルクのトッピング … 50UP

アイスクリーム
バニラ … 400
チョコレートアイス … 450
抹茶アイス … 450
チョコレート&バニラ … 450
抹茶&バニラ … 450

パフェ
チョコレートパフェ … 700
フルーツパフェ … 700
クリームパフェ … 700
キウイパフェ … 700
イタリアントマトパフェ … 700
和風パフェ … 700

喫茶マウンテン

名古屋市昭和区滝川町47-86
営業時間 AM.8:00~PM.10:00
オーダーストップPM.9:40
定休日 毎週月曜日
(祭日の月曜日は営業いたします
翌日は休業させて頂きます)
電話(052)832-0897

氷のオーダーPM.9:30まで

ご注文はお一人様一品以上お願いします。
(中学生以下、高齢者を除く)
代金は、まとめてお願いします


○2ページ

喫茶マウンテンメニュー・スパゲッティー

スパゲッティー

ホワイトソース
きのこツナクリーム … 800
サーモンスパ … 750
カルボエグ … 800
ベーコンほうれん草スパ … 750
サーモンほうれん草スパ … 750

和風
和風スパ … 750
山菜スパ … 700
納豆スパ … 750
納豆山菜スパ … 800
焼きスパ … 700
きのこスパ … 700
高菜スパ … 750
アサリスパ … 700
なべスパ … 700

甘口
甘口抹茶小倉スパ … 800
甘口バナナスパ … 800
甘口メロンスパ … 800
甘口キウイスパ … 800
しるこスパ … 800
甘口イチゴスパ(冬、春限定) … 1000

スープスパ
とりスープスパ … 800
うどん風カレースパ … 700
みそ煮込みスパ … 800

コーンスープベース
コーンスープスパ … 700
ベーコンほうれん草スープスパ … 750
ツナきのこスープスパ … 750
シーフードスープスパ … 750

ワンコイン
ミートボールナポリタン … 500
ミートボールクリーム … 500
ハンバーグスパ … 500
ウインナーナポリタン … 500
とりのナポリタン … 500
まいたけととりのスープスパ … 500
山菜スープスパ … 500
きのこのペペロンチーノ … 500

トマトソース
なすベーコンスパ … 800
なすトマトスパ … 800
イカトマトスパ … 800
きのこサーモンスパ … 800
トマト味ツナスパ … 750
ペスカドール … 800
イタリアン … 650
イタリアーノ … 750
アマトリチアーナ … 750
サボテンスパ … 900

その他
ミート … 650
ミートスペシャル … 750
みそミート … 700
ナスみそミートスパ … 750
メンタイコスパ … 700
イカメンタイコスパ … 750
クリームメンタイコ … 750
うめスパ … 750
ボンゴレ … 750
アボカドスパ … 800
グラタン風アボカド … 800
アラビアン … 700
ヤングスパ … 700
シャンピニオンスパ … 700
ヤサイ&ベーコンスパ … 700
オリエンタル … 700
納豆サボテン玉子とじ … 900
ウインナースパ … 700
ツナサラダスパ … 750
玉子とじスパ … 700
フレサラ(冷) … 750
バジルスパ … 750
カントリー … 700
コスモスパ … 750
コスモセット(卵、ライス付) … 900
インディアン … 750
豚ベジタブルカレー … 750
ナスカレースパ … 800
イカスミスパ … 1000

ご注文はお一人様一品以上お願いします。
(中学生以下、高齢者を除く)
代金は、まとめてお願いします。


○3ページ

喫茶マウンテンメニュー・ピラフ

ピラフ

ホワイトソース
えびピラフスペシャル … 700
ベーコンほうれん草ピラフ … 750
きのこチキンクリームライス … 800
ウインナーライス … 700
サーモンピラフ … 750
ツナクリームピラフ … 750

和風
和風ピラフ … 700
山菜ピラフ … 700
納豆ピラフ … 750
和風サーモンピラフ … 750
焼きピラフ … 700
きのこピラフ … 700
高菜ピラフ … 700
うめピラフ … 750
みそピラフ … 750
みそ納豆ピラフ … 800
豚きのこみそピラフ … 800
高菜ベーコンピラフ … 750
お茶ピラフ … 750
チキテリピラフ … 700
マカライスペスカド … 800

辛口
タコスピラフ … 750
テリポジョピラフ … 750
メンタイコピラフ … 700
ヤングハラペーニョピラフ … 750
ニワトリピラフ … 700
シーフードメキシカンピラフ … 750
ドライカレー … 750
シーフードドライカレー … 750
カレーライス … 750
カレーピラフスペシャル … 750
ハンバーグカレーライス … 800

トマトベース
トマトピラフ … 650
マカライスハンバーグ … 750
シーフードトマトピラフ … 750
ピカンテピラフ(激辛) … 800

その他
バジルピラフ … 750
ハムバターライス … 700
森のバターライス … 800
大人のお子様ランチ … 800
チャーハン風ショートパスタ … 600
アボカドピラフ … 800
アボカドとツナのピラフ … 800
サボテンピラフ … 900
コーンピラフ … 700
イカスミピラフ … 1000

ぞうすい
えびぞうすい … 800
みそ肉入りぞうすい … 800
シーフードぞうすい … 800
とりぞうすい … 800
バジルぞうすい … 800
きのこぞうすい … 800
山菜ぞうすい … 800
カレーぞうすい … 800
ほうれん草ぞうすい … 800
和風ぞうすい … 800
しるこぞうすい … 900
イカスミぞうすい … 1000


和風ハンバーグ丼 … 700
カルネ「牛丼」(卵入り) … 550
焼肉丼 … 700
トマト丼 … 700

ワンコイン
ミニハンバーグカレー … 500
オムハンライス(赤) … 500
オムハンライス(白) … 500
トマトハンバーグ丼 … 500
パン … 150
ライス … 150


○4ページ

喫茶マウンテンメニュー・ドリンク

ドリンク

コーヒー
ストロングコーヒー … 350
ソフトコーヒー … 350
アメリカンコーヒー … 400
ミルクコーヒー … 400
ウインナーコーヒー … 400
カプチーノ … 400
アイスコーヒー … 350
アイスコーヒー無糖 … 350
アイスミルクコーヒー … 400
アイスウインナーコーヒー … 400
コーヒーセーキ … 400
ジョッキコーヒー(アルコール入り) … 400

紅茶&ミルク
紅茶 … 350
レモンティー … 350
ミルクティー … 350
シナモンティー … 400
アイスティ(ストレート¥100up) … 350
アイスレモンティー … 350
アイスミルクティー … 350
ミルク … 300
アイスミルク … 300
ココア … 400
アイスココア … 400

トースト、サンドイッチ
バタートースト … 300
ガーリックトースト … 350
ジャムトースト … 350
玉子トースト … 400
ハムトースト … 400
野菜トースト … 400
小倉トースト … 450
ツナトースト … 450
玉子サンド … 550
野菜サンド … 550
ハムサンド … 550
ミックスサンド … 600

フロート
オレンジフロート … 400
クリームソーダ … 400
コーヒーフロート … 450
紅茶フロート … 450
コーラフロート … 450
抹茶フロート … 450
ココアフロート … 500
チョコレートフロート … 500

ジュース
★印はプラス50円でスカッシュにできます
ウーロン茶 … 350
コーラ … 350
ソーダ水 … 300
オレンジジュース★ … 300
うめジュース★ … 300
タマリンドジュース★ … 350
グレープフルーツジュース★ … 350
キウイジュース★ … 300
ピーチジュース★ … 300
巨峰ジュース★ … 350
チェリージュース★ … 300
パインジュース★ … 300
グロセージャジュース★ … 300
イカスミジュース … 400
スイカジュース★ … 350
ゴーヤとウコンのジュース … 350
マメイージュース★ … 350
黒ざくろジュース★ … 350
ココナッツミルクジュース … 350
洋梨ジュース★ … 350
クランベリージュース★ … 300
ブルーベリージュース★ … 300
ライムジュース … 300
エメラルドジュース … 350
黒酢ジュース … 350
セニョリータ(アルコール入り) … 400
熊五郎(アルコール入り) … 400
もも子(アルコール入り) … 400
サムライマウンテン(アルコール入り) … 400
レモンジュース★ … 400
バナナジュース … 400
ミックスジュース … 450
ブランデーレモン … 450
赤のコーラ … 400
青のコーラ … 400


○欄外メニュー・1(レジカウンター横)

喫茶マウンテンメニュー・欄外1

ストラップ … 1000

大人のラムネ …400
ラムネ妹 … 400

(中)あつげしょう … 1350
(大)あつげしょう … 2500

なすライス … 600
ロバライス … 800
スパイス合衆国 … 800
黒いチャーハン … 1000
赤いワンピース(激辛) … 700
ハリケーントースト … 500
バナナライス … 800
ヨガスパ … 1000

マエストロ … 750

酢氷 … 700

新ジュース
青汁ゆず味 … 400
ピスタチオ … 400

マウンテンのジュース
マンゴジュース … 400
庭ジュース … 400
インカコーラ … 400
梅一番しぼりジュース(微アルコール) … 400
アステカパインソーダ … 400
名古屋コーラ … 400

新メニューデザート
ギャラリー … 700


○欄外メニュー・2(入り口横のボード)

喫茶マウンテンメニュー・欄外2

あつげしょう
(大) … 2500
(中) … 1350

マエストロ … 750

ドリンク
大人のラムネ … 400
妹のラムネ … 400
インカコーラ … 400

ヨガスパ … 1000
赤いワンピース(激辛)スパ … 700
黒いチャーハン … 1000
なすライス … 600
スパイス合衆国 … 800
ロバライス … 800
バナナライス … 800
ハリケーントースト(激辛) … 500

新メニュー2011
庭(柚子)ジュース … 400

新メニューデザート
ギャラリー … 700

NEW 氷
八丁味噌氷 … 700

新メニュー
名古屋コーラ … 400
八丁味噌氷「黒ずきん」 … 700

―――

 昨年の夏に登場した、マンゴ系はマンゴシャーベットの在庫が尽きたために、ジュースを除き、全て姿を消しました。赤ちゃんも、レアチーズケーキが無くなったらしく、消えました。あと、何故か、フリオ(ドリンク)も無くなっていました。
 甘口イチゴスパ、イチゴパフェは、夏場なので、ありません。
 メニューブックの中は、定番になったお品と言えるでしょう。その中からは、アボカド&えびクリーム、セニョリータ氷が消えました。
 あと、超難関の甘口マーボー丼の張り紙が外されていました。残し率が高かったらしいので、廃盤になったのかもしれません。小倉丼のように、裏メニュー入りした可能性もあるので、どうしても、おっしゃる方は、オーダー時に店員さんにお訊きになってください。

 最近は、ほぼ月替わりで、新メニューが出ては消えていきます。メニューブック内のものは、変わることは無いと思いますが、出入口側のボード、レジカウンターの横に掲示されているものは、いつ無くなってもおかしくありませんし、何が新登場してもおかしくありません。
 それらの新情報は、喫茶マウンテン公式ブログ、および、Twitter・喫茶マウンテン公式アカウント(@kissa_mountain)をご参照ください。

 私はオムマンゴを食べ損ねました。一度、マンゴー尽くしでたらふくになりたかったので、残念です。


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2011.07.10

今日の「山」登りは「とりのナポリタン」&「ゴールデンパフェ」

 今からおよそ150年前。アメリカ合衆国。一人の男性が輝く粒を見つけたことでそれは始まりました。続々と人は新大陸の西端を目指し、明日の栄光を夢見て、山へ、川へ、谷へ入っていきました。その結果、ごくわずかの者は、夢を現実と為し、大半の者たちは、夢見たままの姿で帰って行きました。
 時は、21世紀。5月の始め。東洋の島のほぼ中央。名古屋の山から、声が上がりました。
「金だ。金が出たよ」
と。
 登山者達は、目を輝かせて、新たに姿を現したその黄金の山を目指したのです。
 それまでも、新たな山が現れるたびに、登山者は頂を踏みしめることを望みました。皆、登山口を揚々と開けます。そして、ある登山者は、たらふくを超え、丸々と膨らんだおなかをさすりながら下山し、ある登山者は、血の気が失せ目を潤ませながら下山し、ある登山者は、甘い物はしばらくいいや、という気持ちになって下山します。でも、コーヒーだけ飲みに来る近隣のお客様もいらっしゃいます。喫茶店ですから。
 今までも名前からは想像が付かないものが出てきていました。よって、「ゴールデンパフェ」と言われても、にわかにゴールデンな気持ちにならない、のが本音です。何が現れるのか覚悟しておくに越したことはありません。
 5月に入り、寒さがいくらか緩んだとは言っても、山登りに違いはありません。調子に乗って、黄金を手に取ろうとしたら、いかなるしっぺ返しがあるか分かりません。ここは、まず、一息着くためにも、安全……。

 安全……。

 ああ、しばらくレポートを書いておりませんでしたので、すっかり忘れていました。「山に安全は無い」のです。「安全策」と思ってオーダーしたものが、底なし沼のように地の底に登山者を引きずり込むことも稀ではありません。安全策、と言えるお品はもちろんありますが、それは結果論です。一度口にしてみて、初めて「これは自分にも食べることができる」と分かります。初物の場合、「安全のような気がするが……」、くらいの心持ちでいることが必要な気がいたします。
 では、危険を承知して安全を選び出しましょう。
 経験則からすると、ワンコインメニューはだいたい大方の登山者が胸をなで下ろして口にしているようです。ワンコインは安全、だと思われるような気がしないでもないと語り継がれていると噂されているという話しを聞いたことがあるようなことをどこかで漏れ聞いた記憶が夢うつつであります。多分、安全度が高いです。今回は、メインはゴールデンですので、石橋を叩いて渡る気で、安全に安全を重ねて……。

とりのナポリタン・俯瞰
 オーソドックスですが器が気になります

 「とりのナポリタン」をオーダーしました。
 「とり」は鶏肉と予想が付き(こういう予想が山では時として命取りになることもありますが)、「ナポリタン」はスパゲッティの定番ですので、安全、だと思い込むことにしました。
 ワンコイン(500円)ですが、かなりボリュームがあります。他のスパゲッティメニューと大差ない量のように見えます。ちなみにワンコイン用のお皿は直径20cmです。皆様のご家庭のお皿を計ってみてください。20cmはかなりの大きさだということがお分かり頂けると思います。しかも、平べったいお皿ではなくて、深みのあるお椀のような形状をしています。ちょっとした中華鍋くらいです。それにこれだけの麺がとっしりと盛られています。

とりのナポリタン・アップ
 鶏のお肉がゴロゴロと

 顔を近づけてみると、きゅっ、と心が締まるような、軽い酸味が鼻をつつきます。眉を寄せてしまうほどの酸味ではありません。トマトの涼やかな快さの中に、鶏肉のだしがにじみ、油と脂が赤くキラキラと輝いています。
 とりのナポリタン。
 その素直な名前以外に当てはまるものはない、と強く思わせてくれるほどの、鶏とナポリタン具合です。
 トマトソースで赤々と艶めく太麺と、3cm角の鶏の胸肉が目立ちますが、その他にも、マッシュルームと玉ねぎも入っていて、多様な食感を醸し出すような工夫が見られます。
 さて、どこから手をつけようか……。このように、全面的にはっきりくっきりとした主張をするスパゲティは、最初にどこにフォークを突き刺すか、迷いますね。「とり」と、冠しているから、鶏肉をぷすり、と行くべきか、血色良く肉付き良く横たわる太麺をいじるべきか。ここはひとつ、古式ゆかしく行くことにしましょう。

とりのナポリタン・フォークですくい上げ
 太麺なので、多めにすくい上げられます

 やはり、ナポリタンスパゲティは、ショーウィンドウの型を取るのが良いような気がします。粉チーズをかき分けて、真ん中をすくい上げます。
 横たわる麺。
 立ち上がる麺。
 浮き上がったフォーク。
 古式です。
 ただ、正式ではフォーク、彼自身が宙に浮いた状態であることが必要ですが、幾度か試みたものの、ショーウィンドウ内のフォークとは材質・製法が異なるらしく、宙に浮かべることができませんでした。よって、左手で持ち、麺をすくい上げました。疑似古式であることをお詫び申しあげなければなりません。
 すくい上げた、赤い麺は、トマトの艶と、スパンコールの如き油と脂できらめきました。早くお召し上がれ、と豪奢な衣装で囁く貴婦人のような色気があります。
 麺は、粉チーズを引きつけ、マッシュルームを巻き上げ、玉ねぎの薄切りを絡ませ、鶏もも肉を侍らせるという豪奢な姿、そして香りで、私の味蕾と五臓を刺激します。
 では、大きくすくい上げた貴婦人のようなその麺を嗜虐的に、口に押し込みます。彼女はそれが分かっていたかのように、口のあらゆるところを刺激しました。思う壺だったのです。
 すっぱい。
 すっぱい。
 少し、胡椒でぴりりとするれけど、すっぱい。

 トマトソースは、単にソースだけで構成はされておらず、細かいブロック状のトマトの欠片が含まれています。これが、「良い味」を出しています。きりっ、きりっ、と、トマトらしさを発散しています。すっぱい。だけど、ほろ甘い。胡椒、塩などの調味料はあくまで従者であり、トマトとしての、矜恃を見せています。
 麺は、いつも通り、たっぷりの油で炒められています。
 鶏肉ももも肉で、脂気があり、麺以上のむちむちむちむちとした、グラマラスな食感を与えてくれます。油の多い麺、脂が多い鶏肉。どちらも、歯ごたえがしっかり。これだけで、マウンテンらしさ、のスパゲッティです。
 ずしっ、とくるボリュームのはず、です。しかし、単純に、マウンテンの売りをそのまま出してはきません。トマトソースがひと味もふた味も、「らしさ」を出してきます。大ぶりな歯ごたえのメイン具材に、酸の味と香りに注目し、トマトのフレッシュさを表舞台に立たせています。これにより、「とりのナポリタン」は、

 さっぱりしているのか、油っぽいのか、困る味。でも、美味しい。

 という、奇跡を起こしています。
 この奇跡は、お品代500円、お鉢(お皿とは思えません)いっぱいの麺、という、なんとも、感動的なコストパフォーマンスを実現しています。
 分類するとしたら、あやまたずに、「安全メニュー」です。ワンコインでも他のお店よりも、確実に多い、という情報をあらかじめ持っていれば、安心してオススメできるお品です。

 ナポリタンを食べた後、自分がナポリタンだった、という事実は、口を拭く際に頭を強く叩きます。口の周りを拭いても拭いても、トマトのオレンジ色が紙ナプキンに付きます。埒があかないので、持参したフェイシャルシートで口の周りを拭きましたが、それでも、うっすらとオレンジが残ります。なんというナポリタン力なのでしょう。
 ふと、内臓に心を移すと、ワンコインでありながら、なかなかの主張の強さを感じました。
 油っこい。
 すっきりしたい。
 酸を和らげたい。
 爽やかに冷たい物を。

 ここで、期間限定の「ゴールデンパフェ」にご登場願いました。一か八かです。ゴールデンがゴールデンというだけのゴールデンっぷりをみせたゴールデンパフェでしたら、油を漱ぐどころか、油・脂・ゴールデンの大三元に落とし込まれます。期待と不安をもちつつ、フェイシャルシートで口を拭き続けながら、到着を待ちました。

「おまたせしました。ゴールデンパフェです」

 置かれたパフェ、に、目が、眩む……、こと無いです。おや、ゴールデンはどこに?

ゴールデンパフェ・全体
 大人しい姿です

 天辺のチェリーから、落ち着きのあるブラウンの衣装、白いクリームとアイス、グラスの中にうっすらと見える、何か。ゴールデンは?
 あぁ、もしかしたら、見る角度が悪いのか、と、ぐるりと回転させても、金粉が散りばめられたり、海老フライがのっかっているような様子はありません。この落ち着き払ったパフェが「ゴールデンパフェ」でした。

ゴールデンパフェ・上部
 やはり大人しい姿です

 頭を切り換えましょう。これがゴールデンパフェ。輝きは内から現れる。真価は秘められている、はず。
 ゴールデンという単語に舞い上がりすぎていたので、彼を冷静に見ることが出来ていませんでした。上から順番に検証してみましょう。
 まず、天辺はお約束の、缶詰のチェリーが一粒。そのチェリーを支えているのが、グラスの縁から、上の部分の飾り付けの基盤となっているホイップクリーム。さらにその下は、グラスにきっちりと詰められたアイスクリームです。
 そこに、ココアパウダーが振りかけられています。第一段階で、詰めたアイスの上に、ホイップを載せてから、第二段階のココアパウダー。いずれの回でも、下地が見えないようにきっちりと満遍なく振りかけられています。厚みが感じられるほどにたっぷりと振りかけられています。容赦ない、までは行かなくとも、サービス精神旺盛に振りかけられています。ココアパウダーは飾り、味のアクセント、ではありません。「ココアパウダーを食べて下さい」と言わんばかりの量です。
 それほどに振りかけられているので、ホイップクリームにスプーンを差し込み、アイスクリーム部分を少し削り取り、口に運ぶ段階、その間、どこかの瞬間で、必ず、ココアパウダーの一部は落下します。はらはらと落ちます。落ちたココアパウダーは、どうすることもできません。散るのを見守るだけです。なんとか、散るのを防ぎ、口に入れても、むせます。無理に散らさないように、とするのは、喉の健康上良くない可能性が多分無いでしょうが、全く無いとも言い切れません。全ての可能性を考慮して登山すべきです。
 ここにゴールデン要素があるのでは、ないでしょうか。茶色の粒子が、純白の上から粉雪のように20数センチの高さから散り落ちる。なんとも、シックなはかなさ、しかしながら、真に秘められたゴージャス感を覚えます。
 昔、ゴールドラッシュで金鉱を目指して岩土を掘った者たちは、土煙を毎日のように浴びたことでしょう。ゴールデンパフェは、それを再現しているのです。
 ココアパウダーの落下にめげずに、二度、三度とスプーンでパフェを削り取り、そのたびに、ココアが数十粒はらはらと落ち、それも段々と減り、グラスの縁よりも低い部分を掘り当てた時は、もう、ココアパウダーの落下よりも、輝かしい、純白のクリームと、バニラの煌めきに心を奪われているはずです。

ゴールデンパフェ・断面
 眩く輝くお味!

 バニラの煌めきに目が惹きつけられた途端、忘我の境に入り込みました。ただただ、パフェの中にスプーンを入れ、口に運ぶ行為を繰り返しました。バニラアイスだけかと思いきや、伏在したものに気づいたからです。
 スポンジケーキが入っていました。バニラとバニラの間に。ただのふわふわほろほろのスポンジではありません。甘いコーヒーが染みこまされている、しっとりとろりとしたスポンジです。コーヒースポンジだけを引き上げ、舌に乗せました。
 甘い。
 じんわりと、コーヒーの香りと、甘味がとろけだしてきます。
 このスポンジと、バニラアイスを半々で、食べてみました。
 めくるめく、陶酔感。あぁ、冷たい、甘い、薫り高い。それぞれの雰囲気を持った甘味が、口中を舞います。
 コーヒーの染みたスポンジが良いですね。これとバニラアイスの組み合わせは、絶佳です。

 長く書きましたが、「ゴールデンパフェ」は、マウンテン版「ティラミスパフェ」です。
 ティラミスのチーズケーキの部分をバニラアイスに変えているものです。

 私は、ティラミス大好きです。ケーキ屋さんでケーキを一個買って帰りたいとき、ティラミスを見つけると迷います。結果、何かのケーキ+ティラミス、という組み合わせで買って帰ることが少なくありません。それくらい、ティラミスが好きです。流行遅れと言われようと、ティラミスが好きです。
 その好きなティラミスが、好きなパフェになっているのですから、嫌いなわけがありません。完食したときには、心は満たされ、金塊に到達したかのような恍惚感を覚えました。
 この「ゴールデンパフェ」は、姿形にとらわれず、しっかり「ゴールデン」でした。大満足の逸品です。

 完食後、店員さんに、「新しいパフェ食べましたかー?」「はい、いただきました。美味しいですね」「美味しいですよねー。私もマウンテンのパフェの中で完成度一番じゃないかなーと思ってるんですよ」という、会話になりました。やはり、完成度は高かった!

ゴールデンパフェ・張り紙
 二ヶ月間の限定だったはずが…

 張り紙によると、ゴールデンパフェは、5月~6月までになっていました。それを見て、また、6月頃、蒸し暑くなってきてから、食べてみよう、と考えておりました。しかし、5月も終わらないうちに、品切れ完売になったとの知らせが舞い込みました。
 自分が美味しいと思ったものが、人気を博したのは、嬉しいことですが、反面、もう少し楽しめるかもと思っておりましたので、ちょっと、いや、とてもがっかりです。
 やっぱり、多くのゴールデンハンターにとっては、金は、幻の如く消えるものなのでしょうか。
 でも、嘆き悲しむことはいたしません。来年の5月に復活できるように、祈り、機会が有れば、マウンテン運営側の方々に「来年もゴールデンパフェ、お願いしますっ!」とリクエストを致す所存です。同じくゴールデンパフェがお気に入った方は、リクエストをお願い申しあげます。
 また、来年のゴールデンウィーク頃、出会えますように。

 ……ゴールデンウィークだからゴールデンパフェなのでしょうか。

――――――――――

 ◎商品データ
 ・商品名:ゴールデンパフェ
  価格:¥700
  備考:期間限定(2011年5月3日から提供開始。2011年5月29日終了)

 ・商品名:とりのナポリタン
  価格:¥500


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2011.03.01

喫茶マウンテンのメニュー・2011年2月版・PDFファイル&ePubファイル化

 前記事のメニューを原本に近い形でPDFファイル化しました。
 以下のファイルをダウンロード(IEの場合「対象をファイルに保存」)してお使いください。

 pdficon_large喫茶マウンテン2011年2月版メニュー・PDFファイル

 なお、マウンテンのメニューのPDFファイル作成にあたり、「PrimoPDF Ver.4.1」(http://www.xlsoft.com/jp/products/primopdf/index.html,フリーウェア)を使用いたしました。
 また、PDFファイルの閲覧には、「Adobe Reader」(http://www.adobe.com/jp/products/reader.html,無償)が必要です。

 get_adobe_readerAdobe Readerのダウンロード

―――――

 今回、実験的に「ePub」版のメニューも作成してみました。

 epublogo喫茶マウンテン2011年2月版メニュー・ePub版

 特段に複雑な作業はせず、PDFで作成したものを「123 PDF to Image フリー版」(http://www.freepdftoimage.com/,無償)で、PDFの各ページを画像ファイルに変換し、「メディアブックパブリッシャー」(http://www.seasidesoft.net/s3publisher/s3publisher.html,フリーウェア)で、画像をePub化したものです。一部、表示がおかしくなっているところは確認しています。
 現在、スマートフォンの利用者が格段に増えているようです。その需要にお応えできるような形でデータを提供致したく存じます。しかしながら、私の手元には、スマートフォンや高機能携帯情報端末は一つもありません。ePubの検証もブラウザ(Firefox・アドオン)で行っています。
 「このようにすればより良くマウンテンのメニューを見られるのではないか」と言ったご意見があれば、お寄せ頂ければ幸いです。
 わざわざデータ量の大きいePubにしなくてもPDFで充分、ということでしたら、また、次回の更新時に考えることにいたします。

 それでは、これらのファイルが登山の予備知識の一助となり、皆様が、遭難することなく、楽しくたらふくになられることを願っております。


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喫茶マウンテンのメニュー・2011年2月版

 内容、価格ともに昨年7月版とほとんど変わりはないようです。欄外メニューには、今年の新作(及び夏以外限定)が加わっています。
 次の記事で、できるだけ本家のものに忠実に作ろうと試みたPDFファイルを用意しています。プリントアウトする場合はそちらをご利用頂くと良いと思います。

――――――――――

○1ページ

デザート


イチゴ … 700
夕張メロン … 700
小倉 … 750
抹茶 … 750
宇治金時 … 800
ミルク … 750
ココナッツミルク … 700
青リンゴ … 750
グレープフルーツ … 750
パイナップル … 700
バナナミルクフラッペ … 800
マンゴスペシャル(辛口) … 800
ピーチ … 700
マスカット … 700
クランベリーミルク … 750
バラカルピス … 700
ミルクチェリー … 750
スイカ … 700
巨峰 … 800
イカスミ … 800
グロセージャ … 700
マメイー … 700
セニョリータ(アルコール入り) … 750
タマリンドウ … 750
ウメ … 750
黒ザクロ … 750
洋梨 … 800
カルピスラベンダー … 750
ブルーベリー … 700
フルーツフラッペ … 800
いちじく … 800
ゴーヤ … 700
レモン … 700
ライム … 700
エメラルドカクテル … 750
熊五郎(アルコール入り) … 750
もも子(アルコール入り) … 750
ハマイカ … 700
ミルクのトッピング … 50UP

アイスクリーム
バニラ … 400
チョコレートアイス … 450
抹茶アイス … 450
チョコレート&バニラ … 450
抹茶&バニラ … 450

パフェ
チョコレートパフェ … 700
フルーツパフェ … 700
クリームパフェ … 700
キウイパフェ … 700
イタリアントマトパフェ … 700
和風パフェ … 700
マンゴパフェ … 700

喫茶マウンテン

名古屋市昭和区滝川町47-86
営業時間 AM.8:00~PM.10:00
オーダーストップPM.9:40
定休日 毎週月曜日
(祭日の月曜日は営業いたします
翌日は休業させて頂きます)
電話(052)832-0897

氷のオーダーPM.9:30まで

ご注文はお一人様一品以上お願いします。
(中学生以下、高齢者を除く)
代金は、まとめてお願いします


○2ページ

スパゲッティー

ホワイトソース
きのこツナクリーム … 800
サーモンスパ … 750
カルボエグ … 800
ベーコンほうれん草スパ … 750
サーモンほうれん草スパ … 750

和風
和風スパ … 750
山菜スパ … 700
納豆スパ … 750
納豆山菜スパ … 800
焼きスパ … 700
きのこスパ … 700
高菜スパ … 750
アサリスパ … 700
なべスパ … 700

甘口
甘口抹茶小倉スパ … 800
甘口バナナスパ … 800
甘口メロンスパ … 800
甘口キウイスパ … 800
しるこスパ … 800
甘口イチゴスパ(冬、春限定) … 1000

スープスパ
とりスープスパ … 800
うどん風カレースパ … 700
みそ煮込みスパ … 800

コーンスープベース
コーンスープスパ … 700
ベーコンほうれん草スープスパ … 750
ツナきのこスープスパ … 750
シーフードスープスパ … 750

ワンコイン
ミートボールナポリタン … 500
ミートボールクリーム … 500
ハンバーグスパ … 500
ウインナーナポリタン … 500
とりのナポリタン … 500
まいたけととりのスープスパ … 500
山菜スープスパ … 500
きのこのペペロンチーノ … 500

トマトソース
なすベーコンスパ … 800
なすトマトスパ … 800
イカトマトスパ … 800
きのこサーモンスパ … 800
トマト味ツナスパ … 750
ペスカドール … 800
イタリアン … 650
イタリアーノ … 750
アマトリチアーナ … 750
サボテンスパ … 900

その他
ミート … 650
ミートスペシャル … 750
みそミート … 700
ナスみそミートスパ … 750
メンタイコスパ … 700
イカメンタイコスパ … 750
クリームメンタイコ … 750
うめスパ … 750
ボンゴレ … 750
アボカドスパ … 800
グラタン風アボカド … 800
アラビアン … 700
ヤングスパ … 700
シャンピニオンスパ … 700
ヤサイ&ベーコンスパ … 700
オリエンタル … 700
納豆サボテン玉子とじ … 900
ウインナースパ … 700
ツナサラダスパ … 750
玉子とじスパ … 700
フレサラ(冷) … 750
バジルスパ … 750
カントリー … 700
コスモスパ … 750
コスモセット(卵、ライス付) … 900
アボカド&えびクリーム … 800
インディアン … 750
豚ベジタブルカレー … 750
ナスカレースパ … 800
イカスミスパ … 1000

ご注文はお一人様一品以上お願いします。
(中学生以下、高齢者を除く)
代金は、まとめてお願いします。


○3ページ

ピラフ

ホワイトソース
えびピラフスペシャル … 700
ベーコンほうれん草ピラフ … 750
きのこチキンクリームライス … 800
ウインナーライス … 700
サーモンピラフ … 750
ツナクリームピラフ … 750

和風
和風ピラフ … 700
山菜ピラフ … 700
納豆ピラフ … 750
和風サーモンピラフ … 750
焼きピラフ … 700
きのこピラフ … 700
高菜ピラフ … 700
うめピラフ … 750
みそピラフ … 750
みそ納豆ピラフ … 800
豚きのこみそピラフ … 800
高菜ベーコンピラフ … 750
お茶ピラフ … 750
チキテリピラフ … 700
マカライスペスカド … 800

辛口
タコスピラフ … 750
テリポジョピラフ … 750
メンタイコピラフ … 700
ヤングハラペーニョピラフ … 750
ニワトリピラフ … 700
シーフードメキシカンピラフ … 750
ドライカレー … 750
シーフードドライカレー … 750
カレーライス … 750
カレーピラフスペシャル … 750
ハンバーグカレーライス … 800

トマトベース
トマトピラフ … 650
マカライスハンバーグ … 750
シーフードトマトピラフ … 750
ピカンテピラフ(激辛) … 800

その他
バジルピラフ … 750
ハムバターライス … 700
森のバターライス … 800
大人のお子様ランチ … 800
チャーハン風ショートパスタ … 600
アボカドピラフ … 800
アボカドとツナのピラフ … 800
サボテンピラフ … 900
コーンピラフ … 700
イカスミピラフ … 1000

ぞうすい
えびぞうすい … 800
みそ肉入りぞうすい … 800
シーフードぞうすい … 800
とりぞうすい … 800
バジルぞうすい … 800
きのこぞうすい … 800
山菜ぞうすい … 800
カレーぞうすい … 800
ほうれん草ぞうすい … 800
和風ぞうすい … 800
しるこぞうすい … 900
イカスミぞうすい … 1000


和風ハンバーグ丼 … 700
カルネ「牛丼」(卵入り) … 550
焼肉丼 … 700
トマト丼 … 700

ワンコイン
ミニハンバーグカレー … 500
オムハンライス(赤) … 500
オムハンライス(白) … 500
トマトハンバーグ丼 … 500
        … 500

デザート
赤ちゃん … 600
オムマンゴ … 600

パン … 150
ライス … 150


○4ページ

ドリンク

コーヒー
ストロングコーヒー … 350
ソフトコーヒー … 350
アメリカンコーヒー … 400
ミルクコーヒー … 400
ウインナーコーヒー … 400
カプチーノ … 400
アイスコーヒー … 350
アイスコーヒー無糖 … 350
アイスミルクコーヒー … 400
アイスウインナーコーヒー … 400
コーヒーセーキ … 400
ジョッキコーヒー(アルコール入り) … 400

紅茶&ミルク
紅茶 … 350
レモンティー … 350
ミルクティー … 350
シナモンティー … 400
アイスティ(ストレート¥100up) … 350
アイスレモンティー … 350
アイスミルクティー … 350
ミルク … 300
アイスミルク … 300
ココア … 400
アイスココア … 400

トースト、サンドイッチ
バタートースト … 300
ガーリックトースト … 350
ジャムトースト … 350
玉子トースト … 400
ハムトースト … 400
野菜トースト … 400
小倉トースト … 450
ツナトースト … 450
玉子サンド … 550
野菜サンド … 550
ハムサンド … 550
ミックスサンド … 600

フロート
オレンジフロート … 400
クリームソーダ … 400
コーヒーフロート … 450
紅茶フロート … 450
コーラフロート … 450
抹茶フロート … 450
ココアフロート … 500
チョコレートフロート … 500

ジュース
★印はプラス50円でスカッシュにできます
ウーロン茶 … 350
コーラ … 350
ソーダ水 … 300
オレンジジュース★ … 300
うめジュース★ … 300
タマリンドジュース★ … 350
グレープフルーツジュース★ … 350
キウイジュース★ … 300
ピーチジュース★ … 300
巨峰ジュース★ … 350
チェリージュース★ … 300
パインジュース★ … 300
グロセージャジュース★ … 300
イカスミジュース … 400
スイカジュース★ … 350
ゴーヤとウコンのジュース … 350
マメイージュース★ … 350
黒ざくろジュース★ … 350
ココナッツミルクジュース … 350
洋梨ジュース★ … 350
クランベリージュース★ … 300
ブルーベリージュース★ … 300
ライムジュース … 300
エメラルドジュース … 350
黒酢ジュース … 350
セニョリータ(アルコール入り) … 400
熊五郎(アルコール入り) … 400
もも子(アルコール入り) … 400
サムライマウンテン(アルコール入り) … 400
レモンジュース★ … 400
バナナジュース … 400
ミックスジュース … 450
ブランデーレモン … 450
赤のコーラ … 400
青のコーラ … 400


○欄外メニュー・1(レジカウンター横)

ストラップ … 1000

大人のラムネ …400
ラムネ妹 … 400

イチゴパフェ … 700
マンゴパフェ … 700
マンゴシャーベット … 400
バニラマンゴ … 400
梅一番しぼりジュース*(アルコール入り) … 400
庭ジュース … 400

(中)あつげしょう … 1350
(大)あつげしょう … 2500

なすライス … 600
ロバライス … 800
スパイス合衆国 … 800
黒いチャーハン … 1000
赤いワンピース(激辛) … 700
ハリケーントースト … 500
バナナライス … 800

ドリンク
フリオ … 400

甘口マーボー丼 … 800

マエストロ … 750

デザート2010
赤ちゃん … 600
オムマンゴ … 600

ドリンク
マンゴジュース … 400

インカコーラ … 400

ヨガスパ … 1000

アステカパインソーダ … 400

新メニューデザート
ギャラリー … 700


○欄外メニュー・2(入り口横のボード)

あつげしょう
(大) … 2500
(中) … 1350

マエストロ … 750

デザート
オムマンゴ … 600
マンゴパフェ … 700
マンゴシャーベット … 400
バニラマンゴ … 400

新メニューデザート
ギャラリー … 700

ヨガスパ … 1000
赤いワンピース(激辛)スパ … 700
黒いチャーハン … 1000
なすライス … 600
スパイス合衆国 … 800
ロバライス … 800
バナナライス … 800
ハリケーントースト(激辛) … 500

ドリンク
大人のラムネ … 400
妹のラムネ … 400
インカコーラ … 400

新メニュー2011
庭(柚) … 400

甘口イチゴスパ … 1000
いちごパフェ … 700


――――――――――

 昨夏は、「マンゴ」のお品が多く出ました。今年の冬は特に無いのかな、と思っておりましたら。大物がやってきました。
 「マエストロ」です。マスター曰く「日本一辛いハンバーガー」だそうです。
 もう一つ、今年の最新作は、「庭」。名前の通り、山の「庭」に生っている柚子を使った炭酸入りのジュースです。「マエストロ」で燃える口と臓腑を「庭」の柚子でさっぱりさせ、気持ちよくたらふくになってください。
 その他の変更点は、「甘口イチゴスパ・いちごパフェ(冬用)、セニョリータ氷復活、オムマンゴ100円値下げ」が目に付きます。
 欄外メニューは、レジ横の張り紙と、入り口を入ってすぐのボードに貼られています。重複するものありますが、できるだけありのままの状態を記す、ことを考慮しまして、重複分も分けて記述いたしました。「入り口ボードの方の『スパイス合衆国』をお願いします」とオーダーをしても、レジ横の張り紙とは違うものは出てこない…、はずです。
 尚、当初「1月版」として載せる予定でしたが、「マエストロ」の登場を待って、2月版にいたしました。ただ、打ち込みが遅れてしまい3月に入ってしまいました。申し訳ございません。2011年2月末日時点での最新メニューということになります。


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2010.11.26

今日の「山」登りは「ご褒美カード」・それから

 新しくマウンテンで発行されるようになった「ご褒美カード」。
 やはり一度手にすると、なんとなく空欄部分が気になります。風邪はほぼ良くなりました。でも食欲が増します。現在、冬到来、と言ったところですが、私の腹部は流行遅れで、まだまだ食欲の秋を過ごしたい、と申しておりましたので、甘口バナナスパ目指して山に登ってきました。
 実を申しますと、甘口バナナスパはをいただくのは、前回「甘口バナナスパ・ダブル」のレポートを書いて以来ですので、かれこれ二年半ぶり、くらいになります。
 甘口バナナスパには、ちょっと苦手意識があるのです。初回(五年半前)にいただいたときに、
 「とにかく甘い、甘すぎる」
 と思ったのです。私は甘党だと自覚していますが、それでも甘すぎる、と思うくらいに甘かったので、甘口バナナスパを口にするのは甘くない、という考えが脳味噌に刻み込まれていたからです。
 ですが、甘口バナナスパをいただかない限りは、スタンプを押していただけないわけですし、もしかしたら記憶に補正が掛かっていて、実はそれほど甘くなかったのではなかろうか、という甘い思いが、ちらり、と、頭をかすめました。
 おなかも空いているし、今日はチョコモナカジャンボを食していないので、甘味を摂るにはよいであろう、と判断して、今宵の夕餉は、甘口バナナスパということにしました。

甘口バナナスパ

 あれ、記憶していたほど甘くないです。不思議です。
 するする、あっさり(マウンテンでの「あっさり」です)。食が進みます。バナナ独特の南の甘さと、麺の優しい風味。
 以前は、固形のチョコレートでしたが、今はチョコレートソースになっていて、重くのしかかるような濃い甘さ・香りもありません。もともとバナナとチョコレートの相性が良いことは証明されています。それが遺憾なく発揮されています。まさに「温かいチョコレートパフェ」です。美味しいです。

ご褒美カード・スタンプ三つめ

 三つめのスタンプを押していただいて、グラスのお水をこくりと一口飲みますと、なんだか足りない…。
「甘口バナナスパを食べるんだっ!」
 と、気負いすぎていたのでしょう。あまりにすっきりと食べ終わってしまったので、物足りないのです。
 そこで、「また今度」と思っていましたが、
「すみません、抹茶小倉スパを追加で一つお願いします」

甘口抹茶小倉スパ

 やはり、重鎮、という貫禄があります。色合いのためでしょうが、甘口抹茶小倉スパの尊顔を拝するたびに、
「それでは、お手合いのほど、よろしくお願い申し上げます」
 と、深々と頭を下げて、一口めを食べ始めたくなります。
 甘口抹茶小倉スパは、季節が変わるごとくらいにいただいているので、それほど意表を突く感じはありません。
「はい、いつも通りのお味です。参りました」
 と思うくらいの完成度の高さを見せつけられました。
 甘み、苦み、油、クリーム、あんこ。これでたらふくにならずして、なにでたらふくになるや、です。
 よくぞまあ、こんな組み合わせを思いついたものだ、ノーベル名古屋賞だ、と思います。
 最後のスタンプをお願いした時、店員さんがカードをレジスター脇まで持って行かれて、しばらく時間がありました。
「あぁ! なにか問題を起こしてしまったのか…。 とうとう捕まってしまうのか…」
 と、思っておりましたら、店員さんがにこやかに、でもちょっと困り顔でカードを持ってきてくださいました。どうやら、スタンプを押す時にずれてしまったらしく、新しいカードに押し直してくださったとのことです。お気遣いありがとうございます。なので、甘口バナナスパまでの写真のカードとは違っています。

ご褒美カード・スタンプ四つめ

 揃うと、嬉しいですね。前回の記事にも書きましたが、小学生のラジオ体操の感覚です。

 お支払いを済ませて、山を出ようとしたところで、呼び止められました。
「スタンプが揃ったので、飲み物に換えられますが、どうします?」
 と、訊ねられました。
「飲み物に換えた場合、カードはお返ししないといけないんですよね…?」
「それが、まだ、決めていないんですよー」
「それでしたら、今回は、記念にお守りとしてカードは持っておきます。飲み物はまた今度揃った時にいただきます」
 と、お返事をいたしました。

 持っていると、本当に、健康のお守りになりそうな気がします。

―――――――――――――――

 2010/11/27追記

 現在、「ご褒美カード」について分かっていることと、各甘口スパの印象を簡単に記していきます。

 ○ご褒美カードについて
 1.形状
 やや厚手の紙素材で、二つ折りになっています。つるつるした手触りで光沢のある加工がされています。
 二つ折りの状態で、縦55mm、横91mm。一般的なカード類(縦54mm、横85mm)よりもやや横長です。そのため、お財布などのサイズがぴったりとしたカード入れには入りません。普通のカードよりも大判、という豪快さがマウンテンらしいと思います。

ご褒美カードの大きさ比較

 2.カードのデザイン・外側
 表紙には、おなじみのマウンテンの看板のイラストの上に「マウンテンに登頂してみよう」の一文が記されています。

ご褒美カード・表紙

 裏表紙には、営業時間、定休日、アクセス方法、地図、住所、電話番号といった、マウンテンの基本情報が記載されています。そのためこのカード一枚あれば、マウンテンの説明をする時便利なのですが、手にするには、何か甘口スパを一皿単独登頂しなければなりません。そのためのご褒美カードです。

ご褒美カード・裏表紙

 3.カードのデザイン・内側
 上半分には、山のイラストとマウンテンの外観イラストを背景にして、カードの趣旨が書かれています。

ご褒美カード・内側全体

 以下、カードに記載された説明文です。
―――――
 あなたは登頂(完食)or遭難(ギブアップ)どっちかな
 (登頂の部分は紅色でにっこりマーク、遭難の部分は黄緑で汗+うへー顔のマーク)

 下記の4品目を登頂(完食)した者には
 お好きなドリンクを1杯プレゼントいたします。
 一品登頂(完食)ごとにスタンプを捺印します。
 ただしお一人でのチャレンジとなりますのであしからず...
 期限はありません。
―――――
 以上の記載で分かることは、
 「登頂」「遭難」が「マウンテン公式用語」であったこと判明しました。
 「登頂(完食)」の語が繰り返し使われており、「甘口スパを食べきるようにね」という山神様の御心が伝わります。
 丁寧語の中に交じっている「した『者』には」の部分に、意気込んで甘口スパに挑戦する人々を迎え入れる気概が感じられます。
 甘口スパが一般的な食事ではなく「チャレンジ」だ、ということです。
 一人で完食(単独登頂)でなければなりません。
 ご褒美カードに有効期限は設定されていません。あるとすれば、有効期限は、そこに山がある限りです。

ご褒美カード・内側上

 下半分には、1合目《甘口抹茶小倉スパ》、5合目《甘口バナナスパ》、7合目《甘口メロンスパ》or《甘口キウイスパ》、登頂《甘口イチゴスパ》《冬春限定》の表記と、それぞれのイラストが描かれています。
 スタンプ押印箇所には、薄い字で「マウンテン」と書かれています。
 ※甘口スパのイラストはイメージです。

ご褒美カード・内側下

 4.スタンプ押印条件と方法
 1合目(甘口抹茶小倉スパ)から食べ始めなくてもよいです。好きな順番で大丈夫です。
 7合目のスタンプは、甘口メロンスパ・甘口キウイスパ、どちらか一品を完食でスタンプを押してもらえます。
 甘口イチゴスパに入っている「炒めイチゴ」のへた、及び、トッピングの缶詰チェリーの種と茎は、残しても完食認定してもらえます。無理に飲み込む必要はありません。(それらが好物という方はその限りではありません)
 しるこスパは入っていません。
 単独登頂後、店員さんをお呼びして、登頂の確認をしていただいた後、「スタンプをお願いします(初回はカードをお願いします)」などと、告げると、カードにスタンプを押印してもらえます。
 会計前で良いです。(会計後だと単独登頂かどうか分からなくなるから?)

 5.その他、気付いたこと
 ご褒美カードの開始は先週末(20日か21日)
 複数人で入山した場合の「単独登頂」確認をどうするのかは、不明です。
 スタンプの直径は24mm。「マウンテン」の文字の図案化したもの(新装開店した際に配布されたマグカップに描かれているあのマークです)。青色のインクです。
 カードに記されている「合目」は食べやすさの順番ではないと思われます。(甘口スパの中で、オーダーの多い順番?)
 甘口イチゴスパは期間限定(だいたい11月後半~5月上旬くらいまで)なので、注意が必要です。
 スタンプが4つ集まると希望のドリンクが1杯無料サービスになります。(一部情報では、飲みたいジュースの希望は受け入れられず、選択の余地が無いこともあるらしいです(未確認)。でも、それもマウンテンらしくて良いと思います)
 スタンプカードをドリンクに換える際、カードを返却するかどうかは現在検討中、だそうです。

 これらは、2010/11/26時点での情報です。今後変更されるかもしれません。


 ○各甘口スパの印象
 今回、甘口スパを続けていただきました。甘口スパの感想は、以前に書いたものがありますが、以下は、それを補足・要約したもの+新たに感じた印象を簡単に書いたものです。(今回は甘口メロンスパはいただきませんでしたので、それについては省きます。申し訳ございません)

 ・甘口抹茶小倉スパ(1合目)
  深緑色の麺が重量感と強いインパクトを与えます。
  麺のお味は苦みと甘みの混交。食べ進めていて、苦みが出たり、甘みを感じたり、飽きさせません。
  生クリームと油で麺がぬめります。
  あんこ玉は粒あんです。麺と生クリームによるぬめりの中で、軽い異質感を与えてくれます。

 ・甘口バナナスパ(5合目)
  やや褐色がかった黄色の麺。自然な色合いなので安心できます。
  麺そのものの甘みはその他の甘口スパよりもやや弱いです。でも、香りはしっかりバナナです。
  トッピングの生のバナナはいつものバナナなので、食べやすいですが、炒めバナナは強いぬめりと重い香りで、いつものバナナがこんなに変わるのか、と思ってしまいます。
  比較的食べ進めやすいと思います。

 ・甘口キウイスパ(7合目)
  黄緑色のすがすがしい色の麺。
  軽い酸味と強い甘みが混じっています。不思議な「粉」がまぶされていて、もさもさとした食感になっています。
  生のキウイがすっきりしているので、甘さに飽きた時、口休めになります。

 ・甘口イチゴスパ(登頂)
  季節限定です。暑い時期には提供されません。
  薔薇色の鮮やかな色の麺。見た目のインパクトは抹茶小倉スパに匹敵します。
  酸味がやや強く、甘さもしっかりしています。酸味と甘味のバランスが取れていて、見た目の印象よりも食べやすいと思います。
  イチゴの他にキウイもトッピングされていて、味の変化を付けやすいです。
  これにも麺に不思議な「粉」がまぶされていて、もさもさとした食感になっています。

 以上の印象は私見です。実際に召し上がった際、皆々様でそれぞれ違う感想を抱かれることも多いことと思います。一つの目安として、ご覧くださいませ。


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2010.11.24

今日の「山」登りは「ご褒美カード」

 拝啓
 ご無沙汰しています。おかわりありませんか。あれだけ暑かった今年の夏も、ようやく秋めき涼しく過ごしやすくなったと思っていましたが、それも間もなく、街はすっかりと冬の装いに変わり、ひゅるりと吹く風が肌に沁みるようになりました。
 急に冷え込んできたので、体の調子を整えるのが大変ですね。具合はいかがでしょうか。僕は、日ごろの不摂生がたたったのでしょう、風邪を引いてしまいました。今年の風邪はのどにくるようです。ですが、早めに薬を飲んだり、体をゆっくりと休めたりしたので、幸いにして、ひどくこじらせることなく、治ってきました。
 少しの風邪でも、かかってしまうと、なにかと不自由な思いをしますね。病気になってから、健康一番、ということを実感します。日々、きちんとした生活を送らないといけませんね。
 風邪を引いて、厚着をして休んでいましたら、窓の外から北風の音が聞こえてきました。「ああ、もう、そんなに寒くなってきたんだな」と思っていたら、山から「イチゴスパ、始めました」の便りが届きました。それを目にして、「ああ、そうか、これだけ寒くなったのだから、イチゴスパの季節だな」と思い出しました。
 イチゴスパ。華やかな薔薇色の麺に、澄み渡る純白の生クリーム。ぽんぽんぽんと置かれた蝋燭のの炎のような苺。あの可愛らしい味が、今年も戻ってきたのです。
 実家の母は
「風邪を引いたら、くだものをたくさん食べんといかんよ。くだものを食べると早く治るからね」
 と、よく言っていました。それを、ぼんやりと思い出しました。
 イチゴスパを食べに行こう、そう思いました。
 でも、まだ少し体が重くて、山に登るほどの元気が出ませんでした。それから一日二日して、また山からの便りが届きました。
 「ご褒美カードを作りました」
 なんでも、山の甘いスパゲティを食べると、カードをもらえる、ということです。
 イチゴスパを久しぶりに食べたい。それに、新しくできたカードももらいたい。くだものをたくさん食べないといけない。だいぶ体も動かせるようになったので、山に登って、イチゴスパを食べることにしました。
 久しぶりのイチゴスパです。風邪もかなり治ってきていたので、気持ちが軽く浮き立つようでした。山に入るなり、メニューも見ずに、
「イチゴスパ、ひとつ、お願いします」
 と、注文しました。若い女性の店員さんは、すがすがしい笑顔で僕の注文を聞いてくれました。
「はい、イチゴスパです」
 ものの数分で、イチゴスパがテーブルに置かれました。

甘口イチゴスパ

 甘い甘い香りです。春なのか冬なのか分からない。けど、楽しい香りです。
 苺とキウイで飾られています。くだものがたくさんです。
 薔薇色の太麺をフォークでくるくると巻いて、生クリームを絡ませて口に運びます。とっしりとしたこの甘さを思い出しました。
 僕は、なんだか嬉しくて、ただ、黙々と麺を巻いて口に運びました。苺とキウイはどうしようかな、とも思いましたが、そういうことは考えるより食べた方が早い、と思って、食べました。甘くてすっぱいくだものでした。
 食べ終わって、店員さんに、
「カードがもらえるというのを聞いたのですが」
 と言うと、にっこりと微笑み、カードを持ってきてくれました。
 そのカードに「ぽん」と、スタンプを一つ押してくれました。

ご褒美カード・スタンプ一つめ

 カードにスタンプを押してもらえる、というのは、いくつになっても嬉しいものですね。小学生のころの早朝のラジオ体操を思い出しました。
 僕は、スタンプの押されたカードをしばらく眺めていました。そうしていたら、ちょっと物足りないな、という気持ちになったのです。風邪の治りかけ、は食欲が出てくるものなのでしょうか? それにもう少しくだものを食べないといけないような気になったのです。
 それで、店員さんに、
「すみません。追加でキウイスパを」
 と、お願いしました。
 キウイスパも久しぶりです。どんな味だったかな、と思うくらいに、久しぶりです。確かキウイの味だったような気がする、くらいの記憶しかないくらいに久しぶりでした。
 ものの数分で、キウイスパがテーブルに置かれました。

甘口キウイスパ

 キウイスパも色鮮やかです。エメラルドのような麺とキウイ。生クリームがふわりと乗って、すいっ、と置かれたパイナップルが一枚。天辺の桜ん坊が映えています。
 一口、食べました。
 あれ、こんなに甘かったかな、と思いました。前に食べた時は、もっとすっぱくて、口がきゅっ、と、なるくらいだったような気がしていたからです。人の記憶はあいまいなものですね。こうしていろいろなことを少しずつ忘れていくのでしょうか? 忘れたくないことはたくさんあるのに忘れてしまうのは悲しいですね。ごめんなさい、話しがそれてしまいました。キウイスパのことですね。ずっとマウンテンのキウイスパはこのキウイスパだったはずです。僕の思い違いなんだ、と思いながら、麺を巻き取ったり、キウイをつついたりしました。
 甘いものは疲れが取れますね。最後の麺、一本を口に運んだ時、風邪はどこかに飛んでいったように感じました。
 空白になったお皿から、つい、と、顔を上げると、テーブルの横には、店員さんがスタンプを持って、立っていらっしゃいました。
「すごいですね」
 さっきもらったカードに、二つめのスタンプを押しながら店員さんは仰いました。僕は、くだものを食べないといけない、というのと、おなかがちょっと空きすぎていただけだったので、ちっともすごくないので、申し訳ないな、と思いました。でも、ことば通りに、誉めてもらえた、良かった、と思うことにしました。それのほうが、健康にもいいですよね。

ご褒美カード・スタンプ二つめ

「まだ、いきますか?」
 店員さんはそう仰いました。山にはバナナスパとかメロンスパがあります。くだものをたらふく食べることができます。
 でも、風邪を治すからと言っても、いっぺんに三皿食べるのは、なんとなく恥ずかしくて、
「いや、今日は、もう、止めておきます」
 イチゴスパとキウイスパで、風邪は退散したようだったので、これで良かったんですよね。
 山の外は、暗くて、空気は冷たかったですが、体はぽかぽかとあったかでした。
 これから、ますます冷たい冷たい日々が続きます。なにとぞ、お体をいたわって、ご自愛ください。また、山登りをご一緒できる日を楽しみにしています。くだものをたくさん召し上がってください。
 敬具

――――――――――

 寒くなってきましたし、そろそろ、イチゴスパの季節かな、と考えていましたら、ちょうどイチゴスパ解禁のお知らせが届くとともに、「ご褒美カード」というものが発行され始めた、というニュースを目にしたので、山に登ってみました。
 甘口スパを一皿単独登頂するたびに、スタンプを一つもらえ、四つ揃えると、ジュースが一杯サービスされる、というシステムのようです。

 まさか、ポイント制まで導入されるとは!

 というのが、このお知らせの第一印象でした。
 私が夕ごはんで山に登った時は、カードを持参されている方はいらっしゃらないようでした。周知にはもうしばらくかかるのかもしれません。
 単独登頂を確認して、カードにスタンプを押す、というのは、お客様が多い時は店員さんは大変そうだなあ、とも思いました。


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