« 2010年8月 | トップページ | 2011年2月 »

2010.11.26

今日の「山」登りは「ご褒美カード」・それから

 新しくマウンテンで発行されるようになった「ご褒美カード」。
 やはり一度手にすると、なんとなく空欄部分が気になります。風邪はほぼ良くなりました。でも食欲が増します。現在、冬到来、と言ったところですが、私の腹部は流行遅れで、まだまだ食欲の秋を過ごしたい、と申しておりましたので、甘口バナナスパ目指して山に登ってきました。
 実を申しますと、甘口バナナスパはをいただくのは、前回「甘口バナナスパ・ダブル」のレポートを書いて以来ですので、かれこれ二年半ぶり、くらいになります。
 甘口バナナスパには、ちょっと苦手意識があるのです。初回(五年半前)にいただいたときに、
 「とにかく甘い、甘すぎる」
 と思ったのです。私は甘党だと自覚していますが、それでも甘すぎる、と思うくらいに甘かったので、甘口バナナスパを口にするのは甘くない、という考えが脳味噌に刻み込まれていたからです。
 ですが、甘口バナナスパをいただかない限りは、スタンプを押していただけないわけですし、もしかしたら記憶に補正が掛かっていて、実はそれほど甘くなかったのではなかろうか、という甘い思いが、ちらり、と、頭をかすめました。
 おなかも空いているし、今日はチョコモナカジャンボを食していないので、甘味を摂るにはよいであろう、と判断して、今宵の夕餉は、甘口バナナスパということにしました。

甘口バナナスパ

 あれ、記憶していたほど甘くないです。不思議です。
 するする、あっさり(マウンテンでの「あっさり」です)。食が進みます。バナナ独特の南の甘さと、麺の優しい風味。
 以前は、固形のチョコレートでしたが、今はチョコレートソースになっていて、重くのしかかるような濃い甘さ・香りもありません。もともとバナナとチョコレートの相性が良いことは証明されています。それが遺憾なく発揮されています。まさに「温かいチョコレートパフェ」です。美味しいです。

ご褒美カード・スタンプ三つめ

 三つめのスタンプを押していただいて、グラスのお水をこくりと一口飲みますと、なんだか足りない…。
「甘口バナナスパを食べるんだっ!」
 と、気負いすぎていたのでしょう。あまりにすっきりと食べ終わってしまったので、物足りないのです。
 そこで、「また今度」と思っていましたが、
「すみません、抹茶小倉スパを追加で一つお願いします」

甘口抹茶小倉スパ

 やはり、重鎮、という貫禄があります。色合いのためでしょうが、甘口抹茶小倉スパの尊顔を拝するたびに、
「それでは、お手合いのほど、よろしくお願い申し上げます」
 と、深々と頭を下げて、一口めを食べ始めたくなります。
 甘口抹茶小倉スパは、季節が変わるごとくらいにいただいているので、それほど意表を突く感じはありません。
「はい、いつも通りのお味です。参りました」
 と思うくらいの完成度の高さを見せつけられました。
 甘み、苦み、油、クリーム、あんこ。これでたらふくにならずして、なにでたらふくになるや、です。
 よくぞまあ、こんな組み合わせを思いついたものだ、ノーベル名古屋賞だ、と思います。
 最後のスタンプをお願いした時、店員さんがカードをレジスター脇まで持って行かれて、しばらく時間がありました。
「あぁ! なにか問題を起こしてしまったのか……。 とうとう捕まってしまうのか……」
 と、思っておりましたら、店員さんがにこやかに、でもちょっと困り顔でカードを持ってきてくださいました。どうやら、スタンプを押す時にずれてしまったらしく、新しいカードに押し直してくださったとのことです。お気遣いありがとうございます。なので、甘口バナナスパまでの写真のカードとは違っています。

ご褒美カード・スタンプ四つめ

 揃うと、嬉しいですね。前回の記事にも書きましたが、小学生のラジオ体操の感覚です。
 お支払いを済ませて、山を出ようとしたところで、呼び止められました。
「スタンプが揃ったので、飲み物に換えられますが、どうします?」
 と、訊ねられました。
「飲み物に換えた場合、カードはお返ししないといけないんですよね…?」
「それが、まだ、決めていないんですよー」
「それでしたら、今回は、記念にお守りとしてカードは持っておきます。飲み物はまた今度揃った時にいただきます」
 と、お返事をいたしました。
 持っていると、本当に、健康のお守りになりそうな気がします。

―――――――――――――――

 2010/11/27追記

 現在、「ご褒美カード」について分かっていることと、各甘口スパの印象を簡単に記していきます。

 ○ご褒美カードについて
 1.形状
 やや厚手の紙素材で、二つ折りになっています。つるつるした手触りで光沢のある加工がされています。
 二つ折りの状態で、縦55mm、横91mm。一般的なカード類(縦54mm、横85mm)よりもやや横長です。そのため、お財布などのサイズがぴったりとしたカード入れには入りません。普通のカードよりも大判、という豪快さがマウンテンらしいと思います。

ご褒美カードの大きさ比較

 2.カードのデザイン・外側
 表紙には、おなじみのマウンテンの看板のイラストの上に「マウンテンに登頂してみよう」の一文が記されています。

ご褒美カード・表紙

 裏表紙には、営業時間、定休日、アクセス方法、地図、住所、電話番号といった、マウンテンの基本情報が記載されています。そのためこのカード一枚あれば、マウンテンの説明をする時便利なのですが、手にするには、何か甘口スパを一皿単独登頂しなければなりません。そのためのご褒美カードです。

ご褒美カード・裏表紙

 3.カードのデザイン・内側
 上半分には、山のイラストとマウンテンの外観イラストを背景にして、カードの趣旨が書かれています。

ご褒美カード・内側全体

 以下、カードに記載された説明文です。
―――――
 あなたは登頂(完食)or遭難(ギブアップ)どっちかな
 (登頂の部分は紅色でにっこりマーク、遭難の部分は黄緑で汗+うへー顔のマーク)

 下記の4品目を登頂(完食)した者には
 お好きなドリンクを1杯プレゼントいたします。
 一品登頂(完食)ごとにスタンプを捺印します。
 ただしお一人でのチャレンジとなりますのであしからず...
 期限はありません。
―――――
 以上の記載で分かることは、
 「登頂」「遭難」が「マウンテン公式用語」であったこと判明しました。
 「登頂(完食)」の語が繰り返し使われており、「甘口スパを食べきるようにね」という山神様の御心が伝わります。
 丁寧語の中に交じっている「した『者』には」の部分に、意気込んで甘口スパに挑戦する人々を迎え入れる気概が感じられます。
 甘口スパが一般的な食事ではなく「チャレンジ」だ、ということです。
 一人で完食(単独登頂)でなければなりません。
 ご褒美カードに有効期限は設定されていません。あるとすれば、有効期限は、そこに山がある限りです。

ご褒美カード・内側上

 下半分には、1合目《甘口抹茶小倉スパ》、5合目《甘口バナナスパ》、7合目《甘口メロンスパ》or《甘口キウイスパ》、登頂《甘口イチゴスパ》《冬春限定》の表記と、それぞれのイラストが描かれています。
 スタンプ押印箇所には、薄い字で「マウンテン」と書かれています。
 ※甘口スパのイラストはイメージです。

ご褒美カード・内側下

 4.スタンプ押印条件と方法
 1合目(甘口抹茶小倉スパ)から食べ始めなくてもよいです。好きな順番で大丈夫です。
 7合目のスタンプは、甘口メロンスパ・甘口キウイスパ、どちらか一品を完食でスタンプを押してもらえます。
 甘口イチゴスパに入っている「炒めイチゴ」のへた、及び、トッピングの缶詰チェリーの種と茎は、残しても完食認定してもらえます。無理に飲み込む必要はありません。(それらが好物という方はその限りではありません)
 しるこスパは入っていません。
 単独登頂後、店員さんをお呼びして、登頂の確認をしていただいた後、「スタンプをお願いします(初回はカードをお願いします)」などと、告げると、カードにスタンプを押印してもらえます。
 会計前で良いです。(会計後だと単独登頂かどうか分からなくなるから?)

 5.その他、気付いたこと
 ご褒美カードの開始は先週末(20日か21日)
 複数人で入山した場合の「単独登頂」確認をどうするのかは、不明です。
 スタンプの直径は24mm。「マウンテン」の文字の図案化したもの(新装開店した際に配布されたマグカップに描かれているあのマークです)。青色のインクです。
 カードに記されている「合目」は食べやすさの順番ではないと思われます。(甘口スパの中で、オーダーの多い順番?)
 甘口イチゴスパは期間限定(だいたい11月後半~5月上旬くらいまで)なので、注意が必要です。
 スタンプが4つ集まると希望のドリンクが1杯無料サービスになります。(一部情報では、飲みたいジュースの希望は受け入れられず、選択の余地が無いこともあるらしいです(未確認)。でも、それもマウンテンらしくて良いと思います)
 スタンプカードをドリンクに換える際、カードを返却するかどうかは現在検討中、だそうです。

 これらは、2010/11/26時点での情報です。今後変更されるかもしれません。

 ○各甘口スパの印象
 今回、甘口スパを続けていただきました。甘口スパの感想は、以前に書いたものがありますが、以下は、それを補足・要約したもの+新たに感じた印象を簡単に書いたものです。(今回は甘口メロンスパはいただきませんでしたので、それについては省きます。申し訳ございません)

 ・甘口抹茶小倉スパ(1合目)
  深緑色の麺が重量感と強いインパクトを与えます。
  麺のお味は苦みと甘みの混交。食べ進めていて、苦みが出たり、甘みを感じたり、飽きさせません。
  生クリームと油で麺がぬめります。
  あんこ玉は粒あんです。麺と生クリームによるぬめりの中で、軽い異質感を与えてくれます。

 ・甘口バナナスパ(5合目)
  やや褐色がかった黄色の麺。自然な色合いなので安心できます。
  麺そのものの甘みはその他の甘口スパよりもやや弱いです。でも、香りはしっかりバナナです。
  トッピングの生のバナナはいつものバナナなので、食べやすいですが、炒めバナナは強いぬめりと重い香りで、いつものバナナがこんなに変わるのか、と思ってしまいます。
  比較的食べ進めやすいと思います。

 ・甘口キウイスパ(7合目)
  黄緑色のすがすがしい色の麺。
  軽い酸味と強い甘みが混じっています。不思議な「粉」がまぶされていて、もさもさとした食感になっています。
  生のキウイがすっきりしているので、甘さに飽きた時、口休めになります。

 ・甘口イチゴスパ(登頂)
  季節限定です。暑い時期には提供されません。
  薔薇色の鮮やかな色の麺。見た目のインパクトは抹茶小倉スパに匹敵します。
  酸味がやや強く、甘さもしっかりしています。酸味と甘味のバランスが取れていて、見た目の印象よりも食べやすいと思います。
  イチゴの他にキウイもトッピングされていて、味の変化を付けやすいです。
  これにも麺に不思議な「粉」がまぶされていて、もさもさとした食感になっています。

 以上の印象は私見です。実際に召し上がった際、皆々様でそれぞれ違う感想を抱かれることも多いことと思います。一つの目安として、ご覧くださいませ。


 更新履歴
 2018/05/26
 画像のリンク切れを修正しました。
 本文中の一部の約物を修正しまし。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.11.24

今日の「山」登りは「ご褒美カード」

 拝啓
 ご無沙汰しています。おかわりありませんか。あれだけ暑かった今年の夏も、ようやく秋めき涼しく過ごしやすくなったと思っていましたが、それも間もなく、街はすっかりと冬の装いに変わり、ひゅるりと吹く風が肌に沁みるようになりました。
 急に冷え込んできたので、体の調子を整えるのが大変ですね。具合はいかがでしょうか。僕は、日ごろの不摂生がたたったのでしょう、風邪を引いてしまいました。今年の風邪はのどにくるようです。ですが、早めに薬を飲んだり、体をゆっくりと休めたりしたので、幸いにして、ひどくこじらせることなく、治ってきました。
 少しの風邪でも、かかってしまうと、なにかと不自由な思いをしますね。病気になってから、健康一番、ということを実感します。日々、きちんとした生活を送らないといけませんね。
 風邪を引いて、厚着をして休んでいましたら、窓の外から北風の音が聞こえてきました。「ああ、もう、そんなに寒くなってきたんだな」と思っていたら、山から「イチゴスパ、始めました」の便りが届きました。それを目にして、「ああ、そうか、これだけ寒くなったのだから、イチゴスパの季節だな」と思い出しました。
 イチゴスパ。華やかな薔薇色の麺に、澄み渡る純白の生クリーム。ぽんぽんぽんと置かれた蝋燭のの炎のような苺。あの可愛らしい味が、今年も戻ってきたのです。
 実家の母は
「風邪を引いたら、くだものをたくさん食べんといかんよ。くだものを食べると早く治るからね」
 と、よく言っていました。それを、ぼんやりと思い出しました。
 イチゴスパを食べに行こう、そう思いました。
 でも、まだ少し体が重くて、山に登るほどの元気が出ませんでした。それから一日二日して、また山からの便りが届きました。
 「ご褒美カードを作りました」
 なんでも、山の甘いスパゲティを食べると、カードをもらえる、ということです。
 イチゴスパを久しぶりに食べたい。それに、新しくできたカードももらいたい。くだものをたくさん食べないといけない。だいぶ体も動かせるようになったので、山に登って、イチゴスパを食べることにしました。
 久しぶりのイチゴスパです。風邪もかなり治ってきていたので、気持ちが軽く浮き立つようでした。山に入るなり、メニューも見ずに、
「イチゴスパ、ひとつ、お願いします」
 と、注文しました。若い女性の店員さんは、すがすがしい笑顔で僕の注文を聞いてくれました。
「はい、イチゴスパです」
 ものの数分で、イチゴスパがテーブルに置かれました。

甘口イチゴスパ

 甘い甘い香りです。春なのか冬なのか分からない。けど、楽しい香りです。
 苺とキウイで飾られています。くだものがたくさんです。
 薔薇色の太麺をフォークでくるくると巻いて、生クリームを絡ませて口に運びます。とっしりとしたこの甘さを思い出しました。
 僕は、なんだか嬉しくて、ただ、黙々と麺を巻いて口に運びました。苺とキウイはどうしようかな、とも思いましたが、そういうことは考えるより食べた方が早い、と思って、食べました。甘くてすっぱいくだものでした。
 食べ終わって、店員さんに、
「カードがもらえるというのを聞いたのですが」
 と言うと、にっこりと微笑み、カードを持ってきてくれました。
 そのカードに「ぽん」と、スタンプを一つ押してくれました。

ご褒美カード・スタンプ一つめ

 カードにスタンプを押してもらえる、というのは、いくつになっても嬉しいものですね。小学生のころの早朝のラジオ体操を思い出しました。
 僕は、スタンプの押されたカードをしばらく眺めていました。そうしていたら、ちょっと物足りないな、という気持ちになったのです。風邪の治りかけ、は食欲が出てくるものなのでしょうか? それにもう少しくだものを食べないといけないような気になったのです。
 それで、店員さんに、
「すみません。追加でキウイスパを」
 と、お願いしました。
 キウイスパも久しぶりです。どんな味だったかな、と思うくらいに、久しぶりです。確かキウイの味だったような気がする、くらいの記憶しかないくらいに久しぶりでした。
 ものの数分で、キウイスパがテーブルに置かれました。

甘口キウイスパ

 キウイスパも色鮮やかです。エメラルドのような麺とキウイ。生クリームがふわりと乗って、すいっ、と置かれたパイナップルが一枚。天辺の桜ん坊が映えています。
 一口、食べました。
 あれ、こんなに甘かったかな、と思いました。前に食べた時は、もっとすっぱくて、口がきゅっ、と、なるくらいだったような気がしていたからです。人の記憶はあいまいなものですね。こうしていろいろなことを少しずつ忘れていくのでしょうか? 忘れたくないことはたくさんあるのに忘れてしまうのは悲しいですね。ごめんなさい、話しがそれてしまいました。キウイスパのことですね。ずっとマウンテンのキウイスパはこのキウイスパだったはずです。僕の思い違いなんだ、と思いながら、麺を巻き取ったり、キウイをつついたりしました。
 甘いものは疲れが取れますね。最後の麺、一本を口に運んだ時、風邪はどこかに飛んでいったように感じました。
 空白になったお皿から、つい、と、顔を上げると、テーブルの横には、店員さんがスタンプを持って、立っていらっしゃいました。
「すごいですね」
 さっきもらったカードに、二つめのスタンプを押しながら店員さんは仰いました。僕は、くだものを食べないといけない、というのと、おなかがちょっと空きすぎていただけだったので、ちっともすごくないので、申し訳ないな、と思いました。でも、ことば通りに、誉めてもらえた、良かった、と思うことにしました。それのほうが、健康にもいいですよね。

ご褒美カード・スタンプ二つめ

「まだ、いきますか?」
 店員さんはそう仰いました。山にはバナナスパとかメロンスパがあります。くだものをたらふく食べることができます。
 でも、風邪を治すからと言っても、いっぺんに三皿食べるのは、なんとなく恥ずかしくて、
「いや、今日は、もう、止めておきます」
 イチゴスパとキウイスパで、風邪は退散したようだったので、これで良かったんですよね。
 山の外は、暗くて、空気は冷たかったですが、体はぽかぽかとあったかでした。
 これから、ますます冷たい冷たい日々が続きます。なにとぞ、お体をいたわって、ご自愛ください。また、山登りをご一緒できる日を楽しみにしています。くだものをたくさん召し上がってください。
 敬具

――――――――――

 寒くなってきましたし、そろそろ、イチゴスパの季節かな、と考えていましたら、ちょうどイチゴスパ解禁のお知らせが届くとともに、「ご褒美カード」というものが発行され始めた、というニュースを目にしたので、山に登ってみました。
 甘口スパを一皿単独登頂するたびに、スタンプを一つもらえ、四つ揃えると、ジュースが一杯サービスされる、というシステムのようです。

 まさか、ポイント制まで導入されるとは!

 というのが、このお知らせの第一印象でした。
 私が夕ごはんで山に登った時は、カードを持参されている方はいらっしゃらないようでした。周知にはもうしばらくかかるのかもしれません。
 単独登頂を確認して、カードにスタンプを押す、というのは、お客様が多い時は店員さんは大変そうだなあ、とも思いました。


 更新履歴
 2018/05/26
 画像のリンク切れを修正しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2011年2月 »