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2009.08.16

さらにパンチの効いたコーラ(コーラショック:キリンビール)

 飲めなかったり、好きじゃない方もいらっしゃいますが、私は好きです、炭酸。
 ゴクゴクッ、と、のどに流し込むと、そののどが、きゅっ、締まるようで、炭酸の流れに沿って、ピチピチとした軽い刺激が心地良くて、夏場は特にその感じが好ましいですね。
 炭酸入りの飲料は、いろいろあります。でも、新参者よりも、素朴というか、昔からあるものの方が、いい雰囲気を持っていて、夏を満喫しているな、と、いう気持ちにしてくれます。たとえば、サイダー。透明で、ペットボトルやビンに入っていて、一見すると、ただの水なのに、飲んでみると、しゅわしゅわとはじけて、甘みが飛び交って、暑さを和らげてくれる、優しい刺激を与えてくれる飲み物。
 コーラもいいですね。コーラは二大メーカーが占めています。コカコーラさんペプシコーラさん。最近は、ペプシコーラが妙なテイストのお品を出して、話題になっていますが、基本は基本のコーラ。表現が変になっていますが、普通のペプシコーラのことです。そして、艶やかな流線型のボトルに入ったコカコーラ。こちらも今はペットボトルですが、前はビンでした。ペットボトルはビンの形を踏襲しているようですが、やっぱり、ビンの、あのなだらかな形がいいですね。あの流線型は、女性のシルエットを意識している、と、いうのを見聞したことがあります。中身の黒い色が透けて、なまめかしく、みずみずしい息吹が聞こえてきそうな形は、黒い色っぽいドレスをまとった女性のように見えてます。
 それで、そのドレスのような容器をつかんで、ゴクゴクッと飲むと、見かけとは違って、派手な衝撃がやってきます。たっぷりとした甘みを振りかざし、細かい炭酸の粒をあちらこちらにぶつけてきます。これがコーラの本性なのです。内に秘めた荒々しさこそがコーラなのです。
 そのコーラの本性をさらに突き詰めたお品がキリンさんの『コーラショック』です。ただでさえ荒々しいコーラが、ウォッカで割られるという、さらに荒々しい所業が為されているのです。これで、大人しくしていろということが不可能だと思われます。

コーラショック
 燃え盛るような紅い缶が印象的

 氷をの周りをしゅわしゅわと飛び跳ねる小さな気泡と、濃い色合いの飲みものは、まさしくコーラそのもの。でも、350ml缶で、アルコール度数が5%なので、一本飲めば、ほろ酔い気分を味わえるあるアルコール飲料です。香りは、ちょっとトゲというか、鋭さがあるます。荒々しさが香りからもうかがえます。
 見た目はコーラそのものなので、コーラっぽくごくごくといただいてみます。刺激が胃にまで到達しました。ウォッカかと言われると、そんなにきつくはありません。アルコールにしては、するすると飲めます。ですが、よく冷えていても、熱を持った液体が体の中の道を通っていくことを感じることができます。胸を熱くして、ぽーっ、と、なるものの、5%ですので、ごくごくと飲めます。
 ゴクゴク飲めるのは、なにも、アルコール度数を理由にしているだけではありません。酸味がやや強く、甘みが少ないのです。つまりコーラっぽさがやや薄らいでいる、すっきりしたタイプの飲み物になっています。

コーラショック・グラス
 味が薄まるので、良く冷やして、氷なしの方が美味しくいただけると思います

 さらに炭酸が強めで、爽やかなので、するすると飲み干してしまえます。甘みが少なく、炭酸が強めということで、普通のコーラ割りが、甘すぎて苦手、という方に向いているコーラ割りの飲み物と言えるでしょう。
 また、砂糖分が少ないのでしょう。後口がねばつきません。キレのよさが表に出ています。
 さて、これのお供に何をいっしょにいただけば、気分良くたらふくになれるでしょうか。普通のコーラだと、スナック菓子なんかがいいのですが、ウォッカが入っているために、それだと物足りない気がします。おつまみをどうするか。それがこの、コーラショックに課せられていることでしょう。

※今回ご紹介した「コーラショック」はお酒です。20歳未満の方は本品をお召し上がりになれません。飲酒運転は法律で禁止されています。


◎商品データ
 商品名:COLA SHOCK(コーラショック) 350ml缶
 価格:¥108(近所のスーパー価格)


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2009.08.09

今日の「山」登りは「きのこスパ」&「マスカット氷」

 ようやくの梅雨明けで、暑さはまだまだ続くでしょうが、暦の上では秋になりました。
 秋と言えば、味覚の秋ですから、食欲を刺激するものが数多く顔を出してきます。きのこもその中に含まれますね。マツタケといった高級品から、シイタケ、マイタケ、シメジにナメタケ等々、いろいろなキノコがあります。民俗学者・柳田國男もきのこに魅せられた一人で「キノコデーとも名づけて、思う存分茸の話を聞く機会をこしらえたい(「『不幸なる芸術』)とまで言わしめています。「キノコパーティー」できのこを思う存分「食べたい」のではなくて「話を聴きたい」というところが柳田らしいですね。
 民俗学の巨人がこれだけきのこに惹かれるのですから、登山者(両義で)がきのこに惹かれるのはあたりまえのことです。秋になって、山に入ってきのこを狩りたいと思う人がたくさん出てくれば、秋になってきのこを思う存分食べたいと思う人たちが出てくるのも当たり前のことでしょう。
 幸いにして、現在では季節に捉われず、スーパーマーケットにきのこが並んでいます。わざわざ深い山に分け入ってきのこを探す手間はありません。そして、「山」でも年を通してきのこ料理を味わえます。今回は、一足早く、山で秋の味覚を堪能してきました。

きのこスパ
 きのこと玉ねぎのシンプルな和風麺

 きのこスパは名前の通りふんだんにきのこが使われています。しかしよく見ると…、いや、それは後にのこしておきましょう。配膳されてきて、まず、きのこの滋味に満ちた香りが立ち上がります。太麺のスパゲティにたっぷりと混ぜ込まれたきのこがここぞとばかりに、押し寄せてきます。
 具材のメインは、たっぷりのきのこ。香りと歯ごたえの良さでファンが多いマイタケと、「香り松茸、味しめじ」と言われるほど、濃い味わいのしめじと…、終わりです。きのこスパというくらいですから、たっぷりといろいろな種類のきのこが使われていると思いきや、この二種類のきのこだけです。しかし、それがたくさん使用されているので、きのこの良さがひしひしと伝わってきます。

きのこスパ・アップ
 マイタケとシメジ

 あとは、玉ねぎのみじん切りと、たかの爪一本というシンプルさ。味付けは、和風ダシと軽く塩味です。心持ちダシの味も塩味も薄いので、きのこから出たお味と香り、そして、いつもは難儀をする玉ねぎの甘みがしっかりと分かります。
 下味が薄いので、具や麺の食感が良く伝わります。きのこのコリコリした食感と、麺のもちもちした食感のコンビネーションが合っています。味は薄くとも、この食感ときのこの深い味で食が進みます。
 また、肉っ気が無いので、くどくなくて、するすると食べ進めることができます。しかし、しっかり油っぽくはあるので、たくさんの量をいただくと、徐々に重みがきて、たらふくになるのかもしれませんので、調子に乗って、ダブル量をいただくことは止めておきましょう。

きのこスパ・完食
 完食です。たかの爪以外は

 油っぽくなった口中をさっぱりさせたいので、氷を追加注文です。今回は「マスカット氷」を選んでみました。

マスカット氷
 さわやかな黄緑色です

 運ばれてくるなり、紫の葡萄とは違う、マスカット特有の甘いかおりが流れてきました。黄緑のあざやかな色合いと、綺麗に合う涼やかな甘い香りです。

マスカット氷・アップ
 頂上は甘いのですが…

 お味は酸味が極めて少なく、甘さがいっぱいの蜜となっています。クセが無く、いただきやすいお味といえるでしょう。この甘さも、くどい甘さではなく、すっきりした心地よい甘さです。
 これは、いける、と思っていられるのも4合目までで、それから先は、味も薄くなり、ただ、「氷を掘る」という作業に移ってしまうのも、マウンテンの氷らしさです。もういい加減、味にも掘るのにも飽きた頃に出てくるのが、

マスカット氷・バニラアイスを上から
 このアイスにいつも助けられています

 バニラアイスクリームです。毎回、氷をいただく度に助けられているようですが、本当に助けられています。このクリーミーさと、氷とは違う冷たさ、ミルキーな甘い味わい、残りの1/4ほどを、彼女の力で乗り越えられることができます。

マスカット氷・完食
 溶けたシャーベットを飲み干すのが楽しみです

 氷で、冷えた体は、お会計を済ませて、山の戸を開けて、外気に触れると、一気に暖まります。この暖かさが氷をいただく上での、楽しみの一つでしょう。


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 2018/05/26
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2009.08.02

今日の「山」登りは「オムハンライス(赤)」&「オムハンライス(白)」

 喫茶マウンテンといいますと、「なんでも量の多いお店なんでしょ。あと、おかしな料理が出てきたり」などと聞かれます。実際に行ってみれば分かりますが、程よい量で、至って普通のお味のお料理が出てくること、いや、そちらの方が多いことが分かります。
 量の面からいくと、「ワンコイン」メニューが用意されていて、500円で普通のお味と量のお品をいただくことができます。
 マウンテンでは、「一人一品必ず注文」の明文化されたルールがあるために、多人数パーティでは、甘口や普通盛り(=得盛り)をメインに据えて、他はドリンクや、このワンコインメニューが一つはオーダーされることが多いようです。
 今回は、そのワンコインメニューの人気商品「オムハンライス」をいただいてきました。「オムハンライス」には「赤」と「白」の二種類があります。紅白でなんとも縁起の良いお品です。その紅白がオムハンライスなる代物でどのように表現されているのか、メニューを見た方々は興味を持たれ、たくさんオーダーされるということになっているようです。
 「オムハンライス」。名前を見ただけで、二つほどだいたいの想像が付きます。一つめは、「オムライスの半ライス」。量の少ないオムライスです。もう一つが「オムレツ+ハンバーグ+ライス」です。さてどちらでしょうか。

オムハンライス(赤)
 普通のオムライスでした

 まずは、オムハンライス(赤)が到着しました。一見すると、普通のオムライスです。楕円形のお皿に乗せられたオムハンライスは、横幅190mm、縦幅140mmと、それなりの大きさなので、「オムレツ+半ライス」とは言いがたいでしょう。結構な大きさです。
 構造は、ピラフの上に薄焼き玉子が覆い被され、天辺にケチャップが掛けられています。外見からは普通のオムライスでしかありません。これで終わったら、「ハン」が無いままです。うん? なんだこの天辺のでっぱりは! 薄焼き玉子をちょいとめくってみましょう。

オムハンライス・中身
 やっぱり出てきたハンバーグ

 出てきました、「ハン」が。やはりハンバーグのハンでした。これで、オムハンライスは「オムライス」+「ハンバーグ」ということが分かりました。
 そうこうしている間に、オムハンライス(白)の到着です。

オムハンライス(赤)&(白)
 オムハンライスのツーショット

 めくった(赤)の薄焼き玉子を元に戻して、紅白のツーショットです。中身を早く見たくて、あせって、赤を先にめくってしまったために、ケチャップがべたべたになってしまいました。失敗です。しかし、かろうじて(赤)の体裁を保っています。
 それでは、いただいていきましょう。まずは、先に到着した(赤)からです。
 私はもともとオムライスのケチャップは玉子全体に広げてから食べるタイプなので、スプーンの背で、玉子いっぱいに満遍なくケチャップを広げます。これで味の均一化が図れるはずです。
 ごはんは、コンソメ味のピラフでケチャップは入っていないようです。ごはんそのものにケチャップの味がするようでしないので、入っていたとしても、色をつける程度で、ごく少量だと思われます。このピラフには、具として、マッシュルームと玉ねぎのみじん切りがはいっています。シンプルな構成です。
 玉子に隠れていたハンバーグは、デミグラスソースで味付けがされていて、同じ赤でもケチャップの味とは違っており、味の変化を楽しむことができます。ハンバーグの大きさは、90mm×70mm×20mm。なかなかの厚みがありますが、「キチッ」としたつなぎの多いハンバーグにありがちな食感は、レトルト由来のものであろうということが予想されます。しかし、お値段を考えると、このボリュームでハンバーグのこの大きさは、なかなかの企業努力と見ることもできるでしょう。
 玉子とピラフ、ハンバーグをいただくと、やや半熟の部分を残した玉子のまろやかさ、ピラフのコンソメと塩コショウの基本を守った基本の味わい、デミグラスソースの甘みとハンバーグの力強さ。いい組み合わせです。
 さくさくと、オムハンライス(赤)を完食しました。ワンコインということで、たらふくになるには、やや足りないかなというおなかの具合だったので、(白)もオーダーしていて良かったです。時をおかずに、(白)をいただくことにしましょう。

オムハンライス(白)
 おだやかな山です

 構成は(赤)と変わりはありません。ピラフ、薄焼き玉子、ソースです。それが全面的に白っぽくなっているのです。天辺には、おなじみのホワイトソースが掛かっていますが、いつものようにたっぷりとではなくて、トッピング、色合いとしてかかっているので、掛かり方が優しいです。

オムハンライス(白)・天辺
 少しの盛り上がりがあるということは…

 オムハンライス(白)だけに、ごはんはもしかしたら、普通の白いごはんかと思いましたが、ちゃんと色が付いています。玉子に合わせたのでしょうか、黄色のごはんになっています。

オムハンライス・アップ
 ドライカレー味のごはんです

 そしてこちらもちゃんと「ハン」こと「ハンバーグ」が入っていました。こちらは、デミグラスもケチャップの味も付いておらず、天辺に掛かっていたホワイトソースと同じものが覆い被さっていました。

オムハンライス・中身
 盛り上がりの正体はやっぱりハンバーグ。もちろんホワイトソース付き

 ごはんの具材は、玉ねぎとマッシュルームで、(赤)と同じものです。ただ、ごはんの味付けが変わっていて、少し、「ぴりっ」とするくらいのドライカレー味です。色はこのドライカレーの粉から来ているようです。
 味付けはドライカレーですが、やや薄味です。もともと、マウンテンのホワイトソースは薄味ですが、このオムハンライス(白)でも、薄味になっていて、ぼんやりとした印象を持たされています。
 ただ、一点、奮闘しているのがハンバーグです。ホワイトソースを掛けられても、力強く、ボリュームを主張しています。このハンバーグが(赤)に比べて単調になりがちな味わいにふくらみを持たせています。いい仕事です。
 オムハンライスの(赤)と(白)を両方いただきましたが、私の好みは(赤)に軍配を上げます。(白)も美味しくないわけではないのですが、薄味のドライカレーとホワイトソースの味の薄さがインパクトを小さいものにしていて、味の際立ちを弱いものにしています。

オムハンライス・完食
 これだけいただいても、ツーコイン(=ワンビル)

 ワンコインメニューを二つ注文して、「ワンビルライス」にしてしまいました。これでようやくたらふくです。


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 2018/05/26
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