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2009.07.26

今日の「山」登りは「うどん風カレースパ」

 着ているものと天敵のお食事があります。そのひとつが「カレーうどん×白いシャツ」です。カレーうどんをいただき終わったら、白シャツに茶色の飛沫がてんてんてん…。長年の経験で、こうなることが分かっていながら、カレーうどんを食し、茶色の点にがっかりされる方は多いことだろうと思います。
 しかし、カレーうどんは美味しいです。和風だしでとかれたカレー粉のスパイシーさが柔らかめに茹でられたおうどんの表面に絡まり、アチアチと思いながら、麺をすすりあげると、舌が軽くちくちくと刺激されて、おだしの旨みとスパイスの香りでおなかが喜び、ついつい加速をつけて次なる麺をすすりこむことになります。飛沫を作ることになることが分かりながら…。
 この美味しさがおうどんだけでしか味わえないかと思いきやそうでもありません。喫茶マウンテンには、「うどん風カレースパ」があります。書き間違いではありません「うどん風」「カレースパ」です。「カレーうどん風スパ」ではありません。あくまで「カレースパ」が基本です。では、「カレーうどん風」に何故ならなかったのか、どこが「カレーうどん」と同じなのか見ていきましょう。

うどん風カレースパ
 まったくもって「カレーうどん」です

 風体は全くの「カレーうどん」です。直径165mm、深さ60mmの丼に入った、面と具材とつゆからは、カレーうどん独特のおだしの香りがしてきます。麺はいつものマウンテンのスパと同じなので、スパゲッティとしては太麺、うどんとしては細麺です。したがって、このまま、「カレーうどんです」と出されると、「うん、カレーうどんですね」と言ってしまうことでしょう。

うどん風カレースパ・アップ
 生玉子でまろやかにできます

 具も和風で、玉ねぎ、しめじ、15mm角の豚肉が二切れ、そして、生玉子です。シンプルなうどん風の構成となっています。
 ではいただいてみましょう。うどん風なので、フォークではなく、割り箸が出されます。うどん風なので間違いではありません。

うどん風カレースパ・お箸
 お行儀が悪い写真で申し訳ございません。お箸でいただきます。

 麺を数本すくいあげると、スパとしての片鱗が見えてきます。うどんよりも固めで、表面がつるつるしているので、お箸だとややつかみにくいです。そのつかみにくい麺をつかみ損なったらどうなるでしょうか。つるっ、ぴちっ、となり、シャツにしみが付きます。油断大敵です。ゆっくりといただいていきましょう。
 お味はカレーうどんそのものです。おだしとカレーの香り。かなり辛いですが、甘党の私でも食べられるくらいのレベルの辛さです。バーモントカレーでいくと、中辛よりも少し辛めくらいでしょうか。辛さがおだしで緩和されているので、食べ易くなっています。

うどん風カレースパ・アップ2
 このように固まりかけの玉子って美味しいですね

 つゆは、さらさらのスープスパです。ほんのすこしとろみがありますが、ねっとりとした抵抗感があるほどではなく、するすると飲めるくらいです。
 このつゆの問題は、かなり多めに入っている油分です。この油とカレースパイスが混ざり合い、軽いとろみと手を組むことによって、辛みと熱さの持続時間が長くなっています。いくらふーふーしても、冷えません。諦めて、熱いまますすることにしました。

うどん風カレースパ・アップ3
 油のつぶつぶがいっぱい

 辛さが食欲を増進させて、ゆっくりとではありますが、するすると食べ進めることができます。全体が同じカレーうどんのお味ですが、単調さを感じることはありません。さらに生玉子が乗っているので、辛みに飽きたら、それを突き崩して、スパに絡ませることでまろやかなお味に変えることもできます。
 麺と具を平らげて、残るつゆを飲み干して完食ですが、辛みと熱さと油がたっぷりのつゆは飲み干すのに苦労します。汗をたらたらとかきながら、飲み干しました。おなかがたぷたぷになって、たらふくです。
 うどん風カレースパを完食しましたが、さて、どこが「うどん風カレースパ」で「カレーうどん風スパ」ではなかったでしょうか。難題です。どちらでもいいような気がしてきました。
 あえて、「うどん風」としたのならば、カレーとスパの要素以外は、全てが、うどんの要素であるからでしょう。あくまでここは「喫茶店」であり、「カレーうどん風」のものを提供するのではなく、「カレースパ」というスタイルのスパゲッティを出したい、そのような思いが込められているように思います。そういったネーミングセンスが加納マスターのご心中なのではないでしょうか。


 更新履歴
 2018/05/30
 画像のリンク切れを修正しました。

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コメント

>MIZUHOさん
こんにちは。はじめまして。ようこそいらっしゃいませ。
「カレースパ」「カレーラーメン」「カレーうどん」。一番メジャーなのは「カレーうどん」でしょうか。
そこで、このマウンテンの「うどん風カレースパ」。いいとこどりの一品です。うどんのあたたかみと、スパのスタイリッシュさ。ラーメンの気軽さを全て併せ持った、奇跡のお品です。
私は、辛い食べ物はあまり得意ではないのですが、これはかなりいけました。美味しかったです。夏場だったので、汗をかきかきでしたが、お箸を持つ手が止まりませんでした。この寒い時期だったら、さらに美味しくいただけると思いますよ。
見た目は、ちょっと衝撃ですが、お味は案外とちゃんとしていました。
マウンテンの冬場のメニューとしてはおすすめできます。

投稿: 桜濱 | 2011.01.10 15:02

はじめまして。
このカレースパ凄いですね!
新鮮な衝撃がありますね。

投稿: MIZUHO | 2011.01.08 14:15

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