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2009.06.14

今日の「山」登りは「ココナッツミルク氷」

 「モンブラン」をいただきました。モンブランをフランス語で書くと"Mont Blanc"です。"Mont"が「山」、"Blanc"が「白い」です。フランス語では、基本的には、形容詞は名詞の後ろから掛りますので、モンブランは「白い山」。日本の三霊山に数えられる「白山」(石川県、福井県、岐阜県にまたがっています)も「モンブラン」です。したがって、おなじみの茶色いマロン味のお菓子は、本当は「モンブラン」ではないことになります。 私は、喫茶マウンテンで、本当の「モンブラン」をいただきました。霊峰の霊峰です。その名は「ココナッツミルク氷」。運ばれてきたそれは、標高300mm、幅150mmと、巨大な氷山です。

ココナッツミルク氷・全体
 ただの白い氷の山にしか見えません

 近づいてきて分かる、ただの氷の山ではない証拠。鼻をかすめる、ほの甘い、南国の熱を持った甘い香り。氷山なのに暑いのです。
 そして、その香りには憧憬が。覚えのある甘い香りです。ココナッツと言って思い出すお菓子ナンバー1、日清シスコさんの「ココナッツサブレ」、あの香りにそっくりなのです。また、私にとってはおなじみの、ミスタードーナツさんの「ココナツ」の香りそっくりです。ただの白い山なのに、熱気と想い出が伝わってくる山に取り組みたいと思います。

ココナッツミルク氷・頂点アップ
 ココナッツシロップとミルクが掛っているのですが……

 「ココナッツミルク」という名前ですから、「ココナッツ」と「ミルク」の蜜が両方掛けられています。しかし、ココナッツもミルクもどっちも白。氷の白と完全に同化しています。肉眼では、かろうじて、その境界線がわかるのですが、写真ではお伝えすることが極めて困難です。ここまで接写をしても、違いのところが分かりません。

ココナッツミルク氷・頂上掬い
 すくってみましたが、やっぱり写真では分かりません

 蜜が一番掛っている頂上にスプーンを入れます。繰り返しになりますが、このスプーンには、冬の象徴である氷と、南国の象徴であるココナッツと、広い草原の象徴であるミルクがかかっているワールドワイドさがあるのですが、お伝えできません。悔しいです。
 では、このワールドワイドの蜜がたっぷりの頂上を一口。おっ、かなり甘いです。さすがに二種類の甘い蜜が掛っているから当然と言えば当然なのですが、氷のさっぱりさに負けずに、しっかりと主張のある、重みのある暑い甘さになっています。
 それでも、2合目、3合目くらいまで食べ進むと、さすがにシロップは薄まってしまい、そっけない氷のお味になってしまいます。そこで上手い具合に登場してくれるのが、マウンテンの氷ではレギュラーのバニラアイスさんです。彼が登場してくれたおかげで、甘みを取り戻すことができました。
 最後は、蜜とアイスクリーム、氷のジュースと化した、パールホワイトの液体を飲み干して完食です。最後が、かなり味が薄くなるので、さっぱりといただくことができました。これが頂上の部分と同じくらいのたっぷりの蜜加減だと、甘さでしっかりとたらふくになったでしょう。でも、霊峰モンブランとしてあるには、これくらいの清廉さを求めてもおかしくないような気がします。


 更新履歴
 画像のリンク切れを修正しました。
 全角英数表記を半角英数表記に変更しました。
 一部の約物を修正しました。

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