トロッとリッチな夏のフラペチーノ(コーヒージェリーフラペチーノ:スターバックスコーヒー)
私はスターバックスさんに行くと、たいていは、「コーヒーフラペチーノ」に甘さを足すために無料のカスタマイズメニュー「チョコレートソース追加」をお願いしています。 特に夏場は、お買い物などの途中、スターバックスさんに立ち寄り、このフラペチーノをいただくと、ひんやりとした冷たさで汗がすーっ、と引き、チョコレートソースのみがコーヒーのほろ苦さと相俟って、疲れがすっきりと晴れていきます。
そのコーヒーフラペチーノに、この夏の新商品「コーヒージェリーフラペチーノ」が仲間入りしました。コーヒーフラペチーノとクラッシュコーヒーゼリーが二層になっていて、その上にホイップです。
これにいつも通り、チョコレートソースを追加していただきました。そして、今回は、コーヒーゼリーに合うかもしれない、と、これまた無料でカスタマイズできるキャラメルソースも追加していただきました。甘さ対策はこれで万全です。
ごちゃごちゃしていますが、好きなのです
さらに、好みのトッピング「シナモン+バニラ」でお気に入りのバージョンの完成です。…原型をとどめていませんね。でも、この盛りだくさん加減と、シナモンのスパイシーさが好きなのです。では、いただいてみましょう。
まずは、ホイップの軽い甘さと、スパイシーなシナモンのフレーバー。対照的な、軽みとしゃっきり感で、強い味わいを見せてくれます。
少しホイップを突き崩しつついただいた後、シナモンと、バニラと、チョコレートソースと、キャラメルソースが掛った残りのホイップを、一気に下のフラペチーノの層とかき混ぜます。少し、コーヒーの香りが立ったかと思うと、そのまま甘みとスパイスの渦に巻き込まれていきました。
こうして出来上がった、何と言っていいのか分からないフラペチーノは、何と言っていいのか分からないお味に変化しています。甘みは確実に増幅されています。香りはコーヒーが4割、あとは、それぞれのトッピングが均等に分割されて配合されているとしか表現しようがありません。いつものくせで、ややシナモンを多めに振ったので、ぴりっ、とした、鼻に鮮烈に抜ける香りが強いでしょうか。これだけトッピングを増やすと、いろいろな味わいが含まれていて、一食のごはんのように思われて、たらふくになってきます。
では、このフラペチーノの眼目、「ジェリー」をいただいてみましょう。底の部分に、おおよそ30mm~40mm角くらいのコーヒーゼリー、いや、コーヒージェリーが沈んでいます。これをプラスチックのスプーンですくっていただいてみます。……おや? ……あれ? ……すくえません。プラスチックカップとプラスチックスプーンの間を、溶けてアイスカフェオレ状になったフラペチーノのプールの中で、あっちへつるり、こっちへつるり、と、コーヒージェリーが逃げるように泳いで、上手くスプーンですくえないのです。何分かすくうのを試みましたが、諦めました。
スターバックスグリーンの太めのストローを底まで差し込んで、吸い込みます。
とろとろとろとろとろとろとろ。
おおおっ!!
この食感!! 良いではありませんか! 普通にゼリー、いや、ジェリーをいただくよりも何倍も楽しくて、美味しく思えます。もともとクラッシュジェリーになっていますが、ストローで吸うことにより、ストローの大きさに細分化されて、溶けて、スパイスの香りたっぷりになったフラペチーノと共に吸い上げられて、舌の上を流れていくのです。
ストローで吸うゼリーと言って思い出すのが、グリコさんの『ドロリッチ』です。ドロリッチの方が、キャラメル味がはっきりしていて甘さが強く(コーヒージェリーフラペチーノも、もっとガムシロップやハチミツを足せば甘みは強まりますが、その分コーヒーっぽさが薄れてしまうでしょう)、ゼリーがもっと細かくなっていて、ストローで吸い上げたときの「とろとろ感」が弱いです。好き好きはあるでしょうが、コーヒージェリーフラペチーノのジェリーの方が大きい分、独特の食感を楽しめるかな、と思いました。
◎商品データ
商品名:コーヒージェリーフラペチーノ(グランデサイズ)
価格:¥530
更新履歴
2018/06/06
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全角英数表記を半角英数表記に変更しました。
一部の約物を修正しました。
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