うなぎは粉にされると思わなかったであろうし、アイスに挟まれるとも思わなかっただろう(うなぎパイのミルフィーユ:うなぎパイ本舗)
浜松の友人に会いに行きましたら、「夜のお菓子」で知られる「春華堂」さんの工場見学に案内してくれました。
夜のお菓子の殿堂
魔法のように次々と出来上がるうなぎパイに驚嘆の声を上げ、改めてうなぎパイの凄さを見せ付けられました。
工場は、1階がラインになっており、成形から包装までを手際よく機械と人力で行っていて、2階はその様子を上から眺めたり、顔出し写真などが置いてあり、工場と観光が上手にミックスされていました。そして、一通り見終わった場所にカフェサロンがあるのです。至れり尽くせりです。
スタンダードなお菓子もありましたが、せっかくうなぎパイ工場に来たので、とことんうなぎパイを味わいたいと思い注文したのが、
夜のお菓子の殿堂
「うなぎパイのミルフィーユ」です。
…あれ。想像していたといいますか、いつものミルフィーユではありません。ミルフィーユというと、薄いクレープ生地の間にクリームを挟んで、何枚も何枚もそれこそ「ミルフィーユ」(千枚の葉)のようになっているのですが、もろにうなぎパイです。
うなぎパイ―バニラアイス―うなぎパイ―クリームです。milleまであと998足りません。でも、これでいいのでしょう。うなぎパイで千枚重ねると工場の建物の高さを遥かに上回るでしょう。そんなものできるわけありません。大人なのですから、そこは納得しましょう。
付け合せは、栗に小豆、抹茶ソースが綺麗に敷かれています。ミルフィーユという名前を気にしなければ、ちゃんとしたデザートなのです。お味はといいますと…、うなぎパイを召し上がったことがある方でしたらお分かりでしょう。あのさっくりとした食感と夜に元気が出そうな甘さ、それにバニラアイスを足したものです。見た目の意外性に比べて、味は見た目どおりでした。
うなぎパイを最大級にもてなした感じのフォルムにしてみました、というお品でしょう。うなぎパイと市販のアイスクリームを合わせていただいても美味しくなると思います。さくさくっ、とあっという間にごちそうさまになりました。1000は行き過ぎにしても、10くらい、フランス語風に言うと、「ディスフィーユ」くらいになっていれば、たらふくになれたことでしょう。
工場見学が出来て、お土産(うなぎパイ1枚+うなぎパイストラップ)をいただいて、ここだけの甘味で一休みできるのですから、よくできています。また行きたいです。
手すりの支えがうなぎ。細かい
◎店舗・商品データ
・商品データ
商品名:うなぎパイのミルフィーユ
価格:¥650
・店舗データ
店舗名:うなぎパイ本舗 大久保工場・カフェサロン
住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51
営業時間:10:00-18:00(カフェサロンのオーダーストップ17:30)
定休日:不定期(年間360日営業)
公式サイト:http://www.shunkado.co.jp/
アクセス:浜松西インターチェンジを降りてすぐの「浜松西I.C」交差点を右折(南西方向)してから直進。約8kmのところにある看板にしたがって左折してすぐ。
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