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2008.11.30

13Fのシナモン・パラダイス

 名古屋市営地下鉄・東山線の改札を出て、名古屋駅構内を突っ切って、太閤通口(名古屋に住むようになって5年近く経ちますが、いまだに桜通口(大名古屋ビルヂングのある方)と太閤通口の呼び分けが分からなくなって、ごっちゃになります。そのため、普段は、桜通口を「東口」、太閤通口を「西口」と呼んでいます。まだまだ「名古屋スキル」が足りません)から出て、ビックカメラさんで、オーディオやパソコンの新製品を「いいなあ」と眺めて、おもちゃを見て「楽しそうだな」と思い、大きな冷蔵庫やドラム式洗濯機を見て「頼もしいな」と感心し、一通り見学を済ませたら、延長コードなどの軽いものを購入し、店を後にして、また、駅に戻ります。今度は逆方向に駅を突っ切って、東口のところで右に折れ、地下に潜ります。名鉄百貨店・本館、近鉄パッセ、名鉄メンズ館、名鉄ヤング館まで、食べ物屋さんが居並ぶのを見て眼福を得て、「美味しそうだったな」と心の中でつぶやき逆戻り。駅に直結する地下街・ユニモールを通り、ジュンク堂書店さんで力の入った本の品揃えに圧倒され、今、売れ筋の本を確認し、ユニモールを逆戻り。タカシマヤさん東急ハンズさんで、格好良い洋服や文房具に酔いしれたり、ネジばかり置いている売り場でネジばかりを見つめたりして、10分、20分過ごし、工作のための木材などを購入して、両手にいくつかの袋が提がる頃になると、小腹が空いてきます。足も疲れます。休みたいです。

 嬉しいことに、タカシマヤさん、東急ハンズさんが入っている、名古屋駅ビル「JRセントラルタワーズ」の12階と13階はレストランフロアになっていて、洋の東西を網羅した色々なお店があります。ただ一つ問題となるのは、「小腹を満たし」、「少しの間、足の疲れを取る」という目的の私の意図と、お店側が提示するコストが一致しないことです。ちょっとお高いお店が多いんですね。そんなことを気にせずに「ここでいいじゃないか」と、さっ、と、目に付いたお店に入れたら格好良いのですが、諸般の事情で、現状では困難となっています。
 しかし、ここにも救世主はいらっしゃいました。高級店のある13階の南の端に、お馴染みの「スターバックス」さんと、「ヴィ・ド・フランス」さんがお店を構えていてくださっているのです。席も自由なフードコートタイプ。これくらいの気軽さが「ちょっと疲れた時」にはぴったりです。この日は陽気に誘われて、いい気になって、あちらこちらを廻ったために、頭がぼぅーっ、と、するほどになっていました。「とにかく甘くて美味しいものを食べたい」という欲求のみで動いていました。
 まず立ち寄ったのは、ヴィ・ド・フランスさんの方です。何のためらいもなくトングで「シナモンアップルベーグル」をトレイに載せました。次は、ふらりと振り返った先にあった、お店の最前面に出ている、新商品の「シナモンアップル」という名前のシナモンロールを取り上げました。ここまで、ほぼ、無意識です。疲労にさいなまれている極限状態でも、大好物のシナモン味を選択していました。これほどなのですから、「好物:シナモン味」を堂々と看板に掲げてもいいのかもしれないと、ぼんやりと思いました。
 ヴィ・ド・フランスさんで2種類のパンを購入した後、対面しているスターバックスさんのカウンターに向かいました。いつもは「コーヒーフラペチーノ」を、カスタマイズするのですが、とてつもないけだるさがありましたので、甘みがしっかり取れそうな「ジャバチップフラペチーノ」を久々に注文です。
 ランプの下で、ジャバチップフラペチーノ・グランデを受け取ると、すぐにキャップを開け、カスタマイズ用カウンター(正式名称は存じ上げません。ミルクやお砂糖、お手ふきなどが置かれているところです)で、コーヒー用ミルクをどばどばどばと、3どばくらい、ガムシロップをとろとろとろとろと、4とろくらい、シナモンパウダーをふりふりふりふり…と40ふりくらいして、フラペチーノの上のホイップクリームが隠れるくらいにします。これくらいでないと、シナモンの冴えた味わいが感じられないと思っております。

シナモンだらけの軽食
 夢のシナモンだらけ

 パン2個とカップの載ったトレイを持って、窓際のカウンター席に座り、薄もやの掛かった名古屋の街を見るともなしに見ながら、ゆっくりと、上から下、下から上に、フラペチーノをかき混ぜます。ジャバチップフラペチーノだったものが、段々と甘くてスパイシーな何かのフラペチーノらしきドリンクに変わっていきます。
 気が済むまで混ぜると、まずは、上の方に最後まで居残ったホイップクリームとシナモンをいただきます。コクのある油脂と、鋭い一撃を加える芳しさが豊かなスパイス。この組み合わせは、シナモン好き且つ甘いもの好きにとっては最強と言うほかありません。
 ホイップクリームの下には、冷たくて、甘くて、シナモン味のフラペチーノが待っていてくれているのです。もう一度軽くかき混ぜて、ストローで吸い上げると、想像していた以上のシナモンの刺激がやってきます。嫌ではありません。「もっと、もっと、シナモンを!」という、禁断症状のような気持ちになってきます。
 「元・ジャバチップフラペチーノ」が半分くらいになった時、ややシナモンが薄れた感がありました。そこで、カップをカスタマイズカウンターに持って行き、さらにシナモンを20ふりくらいします。目鼻にチリチリとした刺激が戻ってきました。スプーンで一口。チョコの面影がすっかり遠ざかりました。もう「シナモンフラペチーノ」になっています。これぞ究極。探し求めていたものが、ついに眼前に降り立ってくれたのです。

 フラペチーノが頭を冷やし、気が落ち着いたところで、ほっと一息ついてから、ふっくらのベーグルに取り掛かることにしました。ヴィ・ド・フランスさんのベーグルは、やや柔らかいタイプです。軽い弾力を感じながら、かぷり、と、噛むと、強めの甘みが舌になめらかに広がります。生地にはドライフルーツのリンゴが練り込まれていて、小麦粉の朴訥とした甘さと、リンゴのすっきりした甘さとが、バランス良く配されており、甘味好きには好感の持てるお味になっています。
 しかしながら、シナモン好きとしては「シナモンアップルベーグル」と呼ぶには、やや物足りない想いがありました。そこで、また、スタバさんのランプの横のカスタマイズカウンターにトレイを持って行き、シナモンをベーグルに5ふりくらいしてみました。ピリリとした爽やかな刺激が帰ってきました。気持ち良いです。甘みを残しつつ、シナモンが主張を始めました。シナモンがやや効きすぎかな、というくらいが私には丁度良いようです。
 次は「シナモンアップル」。名前には付いていませんが、全くのシナモンロールです。ふわふわの軽いパン生地に、シャリシャリの甘いグレーズが掛かっています。ぱくり、と食い付くと、中からは、甘く煮た2cm角のリンゴが4,5個ほど出てきました。ショリショリの食感がパン生地とのコントラストで際立ちます。肝心のシナモン味ですが、ベーグルより効いているものの、やはり少し足りない気がします。そして、三度、スタバさんのシナモンをお借りして、シナモンアップルに20ふりくらいして、カスタマイズです。グレーズの甘さが強かったので、これくらいで上手い具合にシナモンとの平行感が取れました。

 高層の窓から、晴れわたる名古屋の街並みを堪能しつつ、気軽に落ち着けるポイントは、そうは無いと思います。さらに、スターバックスさんと、ヴィ・ド・フランスさんが、ほんの数メートルの距離で対面していて、食べ物と飲み物の選択の幅が格段に広がっていて、さらにさらに、大好きなシナモンを好きなように味付けできて、シナモンでたらふくになれるところも、そうは無いでしょう。
 タワーズ13階南面は、こっそりと趣味に走れる、大切な、お気に入りのスペースです。このままずっと改装しないでいてほしいと、切に願っております。


◎店舗・商品データ
・商品データ
 商品名:シナモンアップルベーグル
 価格:¥147

 商品名:シナモンアップル
 価格:¥179

・店舗データ
 店舗名:VIE DE FRANCE(ヴィ・ド・フランス セントラルタワーズ店)
 住所:名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ13階
 営業時間:8:00-23:00
 定休日:不定休
 公式サイト:http://www.viedefrance.co.jp/
 アクセス:JR名古屋駅直結・セントラルタワーズ13階

―――――

・商品データ
 商品名:ジャバチップフラペチーノ・グランデサイズ
 価格:¥510

・店舗データ
 店舗名:Starbucks Coffee(スターバックスコーヒー 名古屋JRセントラルタワーズ店)
 住所:名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ13階
 営業時間:8:00-23:00
 定休日:不定休
 公式サイト:http://www.starbucks.co.jp/
 アクセス:JR名古屋駅直結・セントラルタワーズ13階


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2008.11.23

南国の海辺と華麗なビターは偶然の賜物(グアナラ、イパネマ:ル・シャポン・ファン)

 お気に入りのケーキ店で、美味しいタルトを堪能(私の場合、「堪能」は、食べたり、香りを吸ったり、写真を撮ったり、お味やデザインのメモを取ったり、ちょっと削って断面の写真を撮ったりということが含まれます)、あれやこれやと、ちょこまかとケーキを堪能というか、もてあそんでおりましたら、横から、

 「あの…」

と、女性からお声を掛けられました。私は、瞬間、

 「怒られる!!」

と、思い、びくりと身をすくめました。私の行動が不審であることは自覚しています。しかし、次に思いもよらないお言葉が出たのです。

 「製菓学校の学生さんですか?」

 どうやら、ケーキをいただくよりも、その他のことに熱中しているさまで、そのように思われたようです。

 「いえいえ、ただの趣味です」
 「あんまり熱心にされているので、研究されているのかと思いましたわ」

 私は、少し熱中度を下げなければいけないなと思いながら、かのご婦人と甘味談義をいたしました。ご婦人も甘いものがお好きで、いろいろなお店の品を召し上がっていらっしゃるとのことでした。そして、

 「このお店のケーキが美味しいんですよ」

と、教えてくださったところが、今回ご紹介する「ル・シャポン・ファン」さんです。

ル・シャポン・ファン外観
 シャポンは鶏、ファンは上質の、という意味らしいです

 口コミ情報は貴重です。損得勘定やしがらみが無しで成り立っているので、ほぼ「はずれ」がありません。安心していただくことができます。だからこそなのですが、ショーケースの中のお品の数々を眺めていると、どれもがたいそう美味しそうに見えてきます。実際に美味しいのでしょうが、全部を購入することはできません。それでも、生来の優柔不断さが出てしまって、なかなか決められません。店員さんに待っていただいているのを申し訳ないなあ、と、思いつつ、悩むこと数分。チョコレートの風合いが美しい「グアナラ」と、すいっ、と、きらめかしいオレンジのラインが入った「イパネマ」にしました。

 グアナラは、シックでシンプルな姿の、落ち着きを持ったケーキです。名前は、フランスのヴァローナ社のビターチョコレートから来ているようです。香りもきりりと引き締まっていて、澄みやかな印象を与えてくれます。

グアナラ
 キラキラのチョコレート!

 なまめかしい香りに、ついつい誘われそうになる心を落ち着かせるために、外側のメレンゲをまずは一口。一瞬、さくり、とした感触が伝わったかと思うと同時に、しゅうっ、と、かき消えます。後にはかすかな甘みと苦み。このほんのりとした感覚は、本編に入る前には丁度良いような気がします。
 一旦心を鎮めてから、艶めくチョコレートクリームに、すうっ、と、フォークを下ろします。チョコレートクリームの内側は、二層のムースになっていて、チョコレート味のものがカフェオレ味のものを包み込む構造です。

グアナラ断面
 なめらかなムースの口あたり

 チョコレートムースはビターでほろ苦いお味。外側のチョコレートクリームに合わせているようです。中心部のカフェオレムースは、ふんわりと柔らかく、甘くて軽い食感です。表面の濃密なチョコレートクリームから、中のカフェオレムースまでのグラデーションが巧みにバランスを取っています。このグラデーションを口に入れると、最初は軽さが、すらり、と、現れて、時間とともに徐々にお味が濃くなっていき、後半はねっとりとした高い密度となり、後味は、カカオの芳ばしさと苦みが余韻で残ります。これは、口にすることでようやく分かる、華麗で雅やかなケーキです。ちょっと大人っぽいです。内に秘められた豪奢さが、体の芯まで行きわたり、酔いにも似たたらふく感を覚えます。

 一方の、イパネマも、チョコレートベースでグアナラと相通じる趣きがありますが、下の方の明るいラインがポイントです。

イパネマ
 褐色の肌とふりそそぐ陽射しが浮かびます

 この層が一つ加わることにより、印象が、ぐっ、と、陽気になっています。それを意識しているのでしょう、「イパネマ」は、リオ・デ・ジャネイロの海岸の名前です。
 お味も軽い仕上がりになっています。サクサクとしたパイ生地の歯ざわりを感じると、初めに、例の明るい色の層、パッションフルーツが強く出てきます。その後で、爽やかなな甘さと、すっきりビターに仕上がったチョコレートムースの甘さが組み合わさり、それらが薄れていくと、再び、パッションフルーツのすっきりさが出て、全てをまとめ上げてくれます。

イパネマ断面
 パッションフルーツの層が効果的

 今回は、思いも寄らない形で上級の口コミ情報を得ることができました。単なる趣味でも、続けていれば、このような恵みが降りてくるのですね。甘いもの好きのご婦人に出会わせてくれた運命に感謝です。


◎店舗・商品データ
・商品データ
 商品名:グアナラ
 価格:¥441

 商品名:イパネマ
 価格:¥462

・店舗データ
 店舗名:Le Chapon Fin(ル・シャポン・ファン)
 住所:名古屋市千種区今池1-6-7 サンパワービル1階
 営業時間:10:00-20:00
 定休日:火曜、第3月曜
 アクセス:名古屋市営地下鉄・今池駅10番出入口から、広小路通を西に約100m。「今池西」交差点の次のブロックの左手。


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2008.11.16

あのころのショートケーキは無かったけれど(ストロベリータルト:ハーブス)

 私のような、食べること好き、さらには、甘いもの好きの者にとっては、百貨店の地下はまさに桃源郷のようなところです。お客様で賑わうフロアを縫うようにして見目麗しいショーケースの中を、次から次へと、覗き込んでおりますと、時は瞬く間に過ぎて行き、腕時計に目をやると、「えっ、もうこんな時間!?」と驚くことが、多々あります。
 その日も、地階のお品を、洋菓子、和菓子、お惣菜、そしてまた洋菓子と、くるくると廻っていました。私はどちからというと、派手め、というか、飾り立ての巧みなお品に惹かれる傾向にあります。もちろんお味が良いということは前提です。ところが不意に、シンプルなお菓子を食べたいな、という気分が起こりました。風が通り抜けるように、その思いが心を刺激したのです。

 頻繁に甘いものを求めるようになったのは、名古屋に移り住んでからの、ここ3,4年ですが、「甘いもの好き」になった下地は、九州にいる頃、それも、かなり幼い頃に出来上がっていたように思われます。
 そうしたのは、和菓子では、近所のお店の蒸したての酒饅頭です。ほこほこで、表面がしっとりとしていて、ほのかに「ツン」とする、お酒の醗酵した香りと、さらりとした甘みのこしあんだったと記憶しています。それは、普通のお饅頭よりも小ぶりで、先に書いたように、抑えた甘みだったので、家族が放っておけば、いくらでも、際限なく、食べ続けていたんじゃないかと思われます。
 一方、洋菓子の原点は、「菊屋」さんの「イチゴのショートケーキ」でした。これは、たまに、父が仕事帰りのお土産で買ってきてくれるものでした。父自身は、それほど甘いものを好んで食べるタイプでは無いので、私と妹を喜ばせるために買ってきていたのだと思います。父の選択は、毎回ほぼ一緒でした。イチゴのショートケーキ、チョコレート味のクリームとスポンジのケーキ、スフレチーズケーキです。食後、白い箱を開けて、「どれでん、好きなもんを食べよ(どれでも、好きなものを食べなさい)」と言われるものの、どれも好きなので困りました。チョコレートケーキを選ぶこともあれば、チーズケーキを取ることもありました。でも、一番多かったのは、イチゴのショートケーキだったんじゃないかな、と、思います。
 そのイチゴのショートケーキは、表面は真っ白の生クリームがすうっ、と塗られ、スポンジと、イチゴが混ぜ込まれている思われるピンクのクリームがそうになっていました。その層の天辺には、くるっとした生クリームを台にして、一粒のイチゴが座っていました。ケーキをお皿に載せると、まずは、三角形の頂点にあたる部分をフォークで、そうっ、と、切り取り、一口。甘くて、酸っぱくて。次は、ケーキが倒れないように、続きを切り取り、また同じように味わいます。三口目くらいになると、イチゴをそろそろどうにかしないと、という気分になり、天辺から、紅い珠をフォークで刺して、口の中へ。ここまで来ると、もう残り少なくなったな、という物悲しさがふっ、と、浮かび、名残惜しくなりますが、もちろん食べ残すなんてことにはならずに、少し少し、クリームとスポンジを削り取って、ゆっくりと食べ終わっていました。この瞬間は、それこそ、甘美な世界に身を委ねているようでした。この優しい記憶は、おそらく、最期まで、私の心に在り続けることになると思っています。

 話しを元に戻しましょう。百貨店の地下を回っていると、シンプルなイチゴのショートケーキの記憶が、さーっ、と、表に出てきて、無性にそれが食べたくなりました。「よし、今日はイチゴのショートケーキ!」と思ったものの、案外と、そのシンプルなショートケーキが見当たらないのです。数種類のきらめく果物が盛り付けられたタルトや、お洒落でシックなチョコレートケーキ、洋酒の香りがショーケース越しに伝わってくるような雅やかなケーキは存外にあっさりと見付かるのですが、イチゴと生クリームとスポンジのシンプルなショートケーキが消えているのです。あれほど隆盛を誇っていたケーキが、こんなに見られなくなるとは…。この情勢を見逃していたとは、甘党を自負していただけに、迂闊さを覚えないわけにはまいりません。
 「ケーキ…、ショートケーキ…、イチゴのショートケーキ…」と沙漠でオアシスを探す人の如く、百貨店地階を彷徨っていましたが、とうとう音を上げました。見付かりません。「ここなら、確か、あったはず。だって、前に、カタログで見たから」と思って、立ち寄ったハーブスさんのコーナーにもなかったからです。ここまで無いというのは、多分、季節の問題なのでしょう。はぁーっ…、仕方ありません。時間が無かったこともあり、妥協しました。スポンジを諦めました。たくさんの生クリームと、たくさんのイチゴを使った大きな「ストロベリータルト」をテイクアウトです。

ストロベリータルト・アップ
 全体がフレームに収まりきれないほど大きい!

 相も変わらず、ハーブスさんのケーキは大きいです。大きさに圧倒されて、目にしただけでたらふくっぽい感じになります。が、やはり、それだけではおなかはふくれません。たっぷりの生クリームからいただきましょう。ふわふわと丸みを帯びた階段状に象られた1ピースは、一辺が15cm、標高9cm、弧8cmと、数値を見ても、素晴らしいたっぷり感。
 生クリーム、カスタードクリーム、イチゴ、タルト生地の順で層になっています。生クリームはさっくりとした食感。でもその後、ややもったりとした舌ざわりになります。そのもったり感から縫い出るように、玉子の香りの効いたカスタードクリームが現れます。このカスタードクリームは、生クリーム以上にねっとりとしていますが、甘みは抑えめになっていて、もたれるようなことにはなりません。
 そして、きりりと引き締まった味のイチゴ。やや酸っぱさが目立っているように思いましたが、ボリューミーなクリームと渡り合うには、このくらいの固めの味の方が良いのでしょう。後口がイチゴですっきりと流されて心地好いです。
 ふわふわの生クリームと、ねっとりのカスタードクリーム、ころころとたくさん入ったイチゴ、そしてさくさくのタルト生地、と、必要充分、シンプルな造りです。求めていたイチゴのショートケーキとは違いましたが、大満足の1ピースでした。でも、次こそは、懐かしのイチゴのショートケーキを見つけたいと思います。

 ところで、上の写真では、メインのイチゴが半分しか写っていません。「このケーキ、大きいですよ」というアピールをしましたが、実は…、

ストロベリータルト・先端崩壊
 イチゴ、重さに耐え切れず

 肝心の、先端のイチゴ部位が、大崩壊してしまいました。ハーブスさんは、テイクアウトの場合、銀紙で側面と底面を包んで下さるのですが、持って帰って、この銀紙をはがして、お皿に載せようとすると、独特の大きさによるその自重で、細くなっている先端の部分が、持ち堪えられなくて、倒れてしまうのです。よって、綺麗な写真を撮ることができませんでした。

 [教訓]
 ハーブスさんのケーキの写真を綺麗に撮りたければ、店内で。(その場合は、お店の方に許可をお取りになってくださいませ)


◎店舗・商品データ
・商品データ
 商品名:ストロベリータルト
 価格:¥730


・店舗データ
 店舗名:HARBS(ハーブス・三越名古屋栄テイクアウトショップ)
 住所:名古屋市中区栄3-5-1 三越名古屋栄店地下1階
 営業時間:10:00-20:00
 定休日:三越名古屋栄店に準じる
 公式サイト:http://www.harbs.co.jp/harbs/
 アクセス:名古屋市営地下鉄「栄駅」から、「サカエチカ」5,6番出入口直結。


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2008.11.12

口を開けたら羽ばたく天使

 日に日に冷気が増して、それに連れて、徐々に着るものが、厚く、多くなっていきます。夏の軽装に比べたら、としっ、と、その分、肩に重みが掛かって、足取りもまた、重くなったような気になります。
 こうなると、装いが重くなった分、何かしらの軽みが欲せられます。暗色に染まりつつある街並みとは反対の、陽気で、明度の高いものと触れ合いたくなります。
 ミスタードーナツの11月の新商品、最後にご紹介するのは、このような思いに適う「エンゼルエッグ」です。エンゼルエッグは、過去にも期間限定商品として、販売されていました。再登場となったのは、人気が高かったからでしょう。

エンゼルエッグ3種
 前作は、二個一組で紙ケースに入っていましたが、今回は、少し大きくなって一個

 その名前の通り、ふわりとした雰囲気のかわいらしい玉子型になっています。これは前作を踏襲していますが、少し違っている箇所もあります。まずは、個数。前回は小ぶりなものが味違いで二個一組となっていましたが、今回は、長径70mm、短径45mmと、それぞれ約20mm、10mm大きくなり、一商品一個での扱いとなっています。二個が一個になりましたが、単純に倍の大きさにはなっていないところが、少し残念です。これも、原材料費上昇のあおりなのでしょう。
 お味は3種類出ており、前作と名前は違うものの、中身はほとんど変わっていません。ホイップクリーム+αの形態をとっています。

 では、基本的な「ホイップクリーム」からいただいてみましょう。外見は、ころんとした楕円形。1/3がチョコレートでコーティングされ、残りの部分にはパウダーシュガーがまぶされています。
 シュー生地からはほんのりと玉子の香りがしてきます。薄いシュー生地をパリッ、と、食べると、中からはたっぷりのホイップクリームが出てきます。このクリームが多い分、甘みが前面に出て、外側をコーティングしているチョコレートとのバランスが巧妙に保たれています。

 「ストロベリーホイップ」は、基本のホイップクリームにイチゴ味が加えられたものです。ホイップクリームの甘みに、イチゴの酸味が加わることで、程よく甘みが抑えられ、すっきり、爽やかな味になっています。外側をコーティングしているストロベリーチョコレートのぷちぷち感が、食感にアクセントをもたらしてくれます。食べ終わって、後味に甘みが残ります。食べはじめの酸味の印象が強いようなので、、このエンゼルエッグでは、甘みはサポート役になっているようです。

エンゼルエッグ・ストロベリーホイップ・断面
 クリームがもう少し多くてもよかった

 「カスターホイップ」の中身は、ねっとりしたカスタードです。他の二種と比べると、ホイップ感が薄いように思われます。また、表面のナッツチョコレートの味が、結構強くて、中のクリームの印象を弱めているようです。そのため、エンゼルエッグらしいふわりと軽いホイップ感が足りないと思いました。しっかりとボリュームのある甘さを楽しみたい方には、このエンゼルエッグでしっかりとたらふく感を覚えていただけるでしょう。

 三種類のふわふわ玉子ドーナツをいただくと、着ていた服の重さも少し和らいだように感じられます。思わず鼻歌もでるような心の軽さ。お店の外に出て、少し冷たい空気に手がさらされて、ハーッ、と、息を吹きかけると、そこでは、天使の羽が舞うような、楽しさ、軽やかさが満ちてくるようです。
 エンゼルエッグは、寒くて思い雰囲気を、さっ、と、吹き飛ばしてくれるようなドーナツでした。


◎商品データ
 商品名:エンゼルエッグ ホイップクリーム
 価格:¥105

 商品名:エンゼルエッグ ストロベリーホイップ
 価格:¥105

 商品名:エンゼルエッグ カスターホイップ
 価格:¥105


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2008.11.09

想い出起こす「揚げパンドーナツ」

 小中学校の頃、給食の献立表を見るだけで、気分が無性に高揚するメニューが、いくつかありました。「ムース」という名の牛乳プリンだったり、ひな祭りの時のちらし寿司だったり、カリカリでねっとりの甘いかぼちゃコロッケだったり(ちなみに、私はかぼちゃ嫌いだったのですが、このコロッケのお陰でかぼちゃが好きになりました)。
 中でも目を輝かせたのは、「揚げパン」でした。普段は素っ気無いコッペパンが、油をくぐり、全身にたっぷりとお砂糖をまとったら、極上の菓子パンになるのです。手指が油やお砂糖で、「ザラッ、ベトッ」となるのも全く構わずに、大口を開けてかぶりつくと、じゅっ、と、油が染み出て、じゃらりとしたお砂糖が舌をたっぷりと甘くしてくれます。他のパンには、あの悦楽はありませんでした。頭一つ抜け出た実力の給食パンだといまだに思っています。
 その懐かしい味が、この秋、ミスタードーナツに登場しました。その名もそのまま「揚げパンドーナツ」。この名前を最初に見たとき、「ん?」と思いました。小麦粉を練ったものを油にくぐらせるのが、ドーナツだと思っていました。しかし、この名前からは、「揚げパン」と「ドーナツ」に線引きが為されているのです。揚げパンはドーナツの一種だと思っていただけに、軽いショックを受けました。でも、ミスドさんの立場もよく分かります。単に「揚げパン」として出してしまっては、ドーナツ店としての面目が立たなくなります。「揚げパン」ではあるものの、あくまで「ドーナツ」という姿勢を崩すわけにはいかなかったのでしょう。その結果、「揚げパンドーナツ」という、提供者としての姿勢と、商品の実質を伴わせた名称になったのだと考えることにしました。
 「揚げパンドーナツ」は、「カスタード&ホイップ」と「あずき&ホイップ」の二種類です。どちらも揚げパン本体が中途までカットされ、その間にそれぞれのフィリングが装填されています。このフィリングが給食の揚げパンとの違いを明らかにし、「ドーナツ」としての立場をはっきりさせているようです。

揚げパンドーナツ カスタード&ホイップ・あずき&ホイップ
 象が踏んでも壊れない筆箱っぽい四角さです

 どちらもきっちりとした棒状になっていて、長さ140mm、幅40mm、高さ28mm、と、記憶にある揚げパンよりもやや小ぶりな印象です。外側は粒子の粗めのパウダーシュガー、さっくりと揚がった表面と、ふわりとした内側は、紛れもなく、揚げパンの要素です。
 では、それぞれのフィリングを見ていきましょう。まず、「カスタード&ホイップ」は、とろりとしたカスタードクリームと、ホイップクリームが平行して詰められています。両方のクリーム量を比較すると、ややカスタードが少なめになっているようです。なので、さぞ、洋風の菓子パンになっているのかと思いきや、表面のお砂糖の甘みが強く、さらに生地のパワーに押されて、クリームの食感が分かりにくいように感じました。クリーム量が少なめのように見えます。価格との兼ね合いもあるでしょうが、フィリングのインパクトを強めにすれば、個性がはっきりしたのではないでしょうか。

揚げパンドーナツ カスタード&ホイップ 断面
 ちょっとホイップが少ない?

 「あずき&ホイップ」は、名古屋圏の方々には、見覚えのある姿です。「小倉ドッグ」の揚げパンバージョンです。名古屋圏外の方でも、ミスド版「あんドーナツ」と言えば、味の予想が付きやすいと思います。味わってみても、「ある、ある」という懐かしさを醸し出しています。

揚げパンドーナツ あずき&ホイップ 断面
 こっちはホイップが多い?

 あんはつぶあんで、強めの甘みになっています。それでありながら、ふわりとしたホイップクリームの存在も消されておらず、上手い具合にバランスが取れています。パンとの比率も見事です。常々「ミスドにもあんドーナツがあればなぁ…」と思っていた私は、大満足です。

 小学校を風邪などで休んだ日、級友が給食のパンを持ってきてくれる慣習がありました。今となっては、お休みした子の分の余った一つのパンは、育ち盛りの子どもたちの一人に食べてもらい、たらふくの午後を過ごしてくれれば良かったのかな、とも思いますが、当時の私には、友人が訪ねてくれること、パンをお見舞い代わりに持ってきてくれることは、嬉しいような、気恥ずかしいような、やっぱり嬉しいような、ほろ甘い気持ちにしてくれました。持ってきてくれたそのパンが揚げパンだったら、ほろ甘さから、「ほろ」が取れて、格が上がったようにも感じられました。
 今でも、その慣わしは残っているのでしょうか。このような、学校、先生、友人とのささいなコミュニケーションが、柔らかな心を育ててくれて、後々まで、胸の奥に残る、なににも代えがたい、心地好い想い出になるような気がします。


◎商品データ
 商品名:揚げパンドーナツ カスタード&ホイップ
 価格:¥115

 商品名:揚げパンドーナツ あずき&ホイップ
 価格:¥115


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2008.11.05

和みの新作「ケーキ・ドーナツ」

 ミスタードーナツさんの2008年冬の大改革を続けてみていきましょう。今回は「ケーキ・ドーナツ」です。
 ケーキ・ドーナツは、今年に入って商品数が減る前に、低価格で提供されていました。しかし、その姿が一斉に姿を消してしまって、私と、私のお財布が涙を流しました。「その涙を拭いたまえ」とばかりに、そのケーキ・ドーナツが復活してくれたのです。しかも、ややお値段は上がったものの、低価格路線が踏襲されています。
 以前は、「ホームカット」「シナモン」「ココナツ」「バタークランチ」といったラインナップで、シナモン味が好きな私は、愛食しておりました。今回の復活劇では、再び「シナモンケーキ」として加わってくれています。

ケーキ・ドーナツ3種
 左から、シュガーケーキ、シナモンケーキ、ハニーケーキ。形は前作とほとんど変わりありません

 私は好きなものを後に食べる方なので、「シナモンケーキ」の感想は最後にします。まずは、シンプルな「シュガーケーキ」からいただいてみましょう。
 3種類ともに生地は同じです。直径約80mm、幅が約30mm。生地そのものは甘さは抑えめです。その分、玉子の香りが優しく、それがかえって柔らかに甘さを引き立てています。
 食感は、旧タイプのものよりも、軽くソフトになっています。前のものが「ほくほくもっくり」と表現するならば、新タイプは「ふわふわふっくり」となるでしょうか。このふわりとした食感は、カステラとスポンジケーキの中間のような感じです。

 シュガーケーキは、この生地に、パウダーシュガーを全面にまぶしています。このお砂糖の甘さは、さらりとしていて、生地の香りを消すほどではありません。それにより、生地の柔和な雰囲気が純粋に楽しめるでしょう。
 生地のふわふわさは再三書きましたが、別の食感もありました。リングの内側の生地が薄くなっているところが、「カリカリ」に揚がっているのです。「ふわふわ」に対する「少しの「カリカリ」がいいアクセントになっていて、複雑な味わいになっており、楽しめます。

 グレーズをまとった「ハニーケーキ」は、シュガーケーキよりも、甘みが強く設定されています。リングの外周だけにグレーズがかけられていて、甘さはくどくはありませんが、グレーズの味は元々強いので、存在感のある甘さが前面に出ています。生地のお味が消されるほどではありませんが、生地のインパクトがやや欠ける面が見えてきます。初めは、生地の香りとグレーズの甘みが混交し、飲み込むくらいになって、グレーズの甘みが後味として残ります。

ケーキ・ドーナツ・断面
 スポンジケーキのように柔らかいです

 「シナモンケーキ」はその名前の通り、シナモンのぴりっ、と効いたケーキドーナツです。表面は、シナモンパウダーとパウダーシュガーがたっぷりとまぶされています。たまにシナモンとは名ばかりのシナモンロールなどがありますが、これはシナモンの味も香りもしっかり、スパイシーな味付けになっています。その分、後味として甘さはあまり残らず、すっきりといただけますし、生地の穏やかな甘さもよく感じられます。ほのかな甘みで充分、という時は、キレの良い味わいの、このシナモンケーキをお勧めします。私は、このシナモンケーキだけでたらふくになっても後悔しません。

 前作のケーキドーナツとはかなり印象が異なっていますが、お味のバリエーションと、生地の味付けのバランスがよく取れていて、落ち着いて食べられる、飽きのこないお品といえるでしょう。


◎商品データ
 商品名:シュガーケーキ
 価格:¥115

 商品名:ハニーケーキ
 価格:¥115

 商品名:シナモンケーキ
 価格:¥115


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2008.11.02

ごつごつだけど、ふわもちの「フロッキーシュー」

 ミスタードーナツでは、今月1日に大リニューアルを行いました。原材料費の高騰などで、商品数が少なくなったり、価格が上昇するなど、マイナスなニュースが多かったのですが、ここに来て一気に攻勢に出たのです。
 リニューアルは、新商品の投入、価格を下げる、従来品の変更などです。これらの中で最も、注目を浴びたのは、リニューアル前に大量にCMをしていた「ポン・デ・リング×フレンチクルーラー」の文字。ミスドさんの2大看板商品をミックスしたお品がどのようなものになるのか。ミスドファンとしては興味津々でした。
 「人気の2つのおいしさから、できました。」というキャッチフレーズとともに登場したのは、「フロッキーシュー」というもの。オフィシャルの説明では、

 商品名のフロッキーって?
 見た目は岩のように(ロッキー/rocky)ゴツゴツで、なのに食べたらふわふわ柔らか、まるで綿か羊毛のよう(フロック/flock)。こんな個性的な特徴から名付けた、オリジナルネーミングです。

と、いうことです。
 ポン・デ・リングのあのもっちりとした食感と、それとは対極的な、さっくりふんわりしたフレンチクルーラーがどのように組み合わさっているのか、いただかないことには、まるっきり想像が付きません。

フロッキーシュー・3種
 採掘現場で見かけるような雰囲気です

 見た目はフレンチクルーラーに近いですね。でも、もっと無骨。表裏全体にパウダーシュガーがまぶされていて、やや鋭角的、直径も約90mm、幅35mmと、やや大きめになっています。ゴツゴツというよりも、波のような凹凸が12個。
 持った感じは、イメージよりも軽くて、フレンチクルーラーに近い感触です。見た目ほど重みはありません。

 生地をいただいてみましょう。
 エアを多く含んだ生地は、ふんわりと軽いけど、表面にやや、むちっ、とした抵抗感があります。クッションのようで、弾力感のあるフレンチクルーラーのようだな、というのが第一印象です。外側の食感がポイントでしょう。ポン・デ・リングのように「もっちり」でも、フレンチクルーラーのように「さっくり」でも、クッキーシューのように「かりっ」でも無くて…。難しいです。歯を入れる瞬間、「ぽわん」? 「ぴちり」? 「もぷり」? どのようなオノマトペで表現してよいのか分からない、バウンドする感触があって、かみちぎる時に、少しの粘りがある食感、これはポン・デ・リングに近い食感です。別物のようで、確かに「ポン・デ・リング×フレンチクルーラー」になっているのです。納得せざるを得ません。

フロッキーシュー・断面
 でも、中身はエアがたっぷり

 お味は3種類。「ブルーベリー」は、酸味が強めのソースと、甘いホイップクリームの組み合わせです。ホイップクリームは他のお品よりも甘いように感じました。ブルーベリーソースが甘みよりも酸味を強調しているので、ホイップクリームの甘さとのバランスが取れているようです。

フロッキーシュー・中身
 ホイップクリームが多くてしっかり甘いです

 「チョコ」は、ホイップクリームにチョコレートソース。チョコレートソースは、ビター感はあまり無く、甘みの方が強めで、チョコレートの香りもしっかりと立っています。もともと、ホイップクリームとチョコレートの組み合わせは相性が良いので、安心していただくことができます。無難にフロッキーシューを味わってみるならば、チョコが良いのではないかと思いました。

 「アップル」のソースは、簡単に言ってしまえば、リンゴジャムそのもの。酸味よりも甘みの方が強くて、ホイップクリームの甘さが相乗効果で、より強く感じられます。そのため、やや味に重みがあって、生地の軽さとは相反しているのでは、という印象でした。
フロッキーシュー・横
 こうして見ると、フレンチクルーラーに近いです。厚さも同じくらい

 今までのミスドさんのお品で、どこかで味わったことがあるような、でも、新しいような、そんなお品がフロッキーシューだと思いました。お値段もお手頃で、人気は出るのではないでしょうか。
 ただ一つ、残念な点が。フロッキーシューをいただく前に、写真を見て予習をしていたのですが、実物を開けてみると、見本よりも、ややソースが少ないように見えました。贅沢を言ってはいけませんが、ホイップクリームを減らしても良いので、その分、ソースが多くなっていれば、満足のいくたらふく感を味わえるのではないかな、と思いつつ、手にたっぷりとついたお砂糖を、ぱんぱん、と払いました。召し上がる際は、この粉がお召し物に付かないようにお気をつけくださいませ。


◎商品データ
 商品名:フロッキーシュー ブルーベリー
 価格:¥136

 商品名:フロッキーシュー チョコ
 価格:¥136

 商品名:フロッキーシュー アップル
 価格:¥136


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