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2007.09.28

今日の「山」登りは「あつげしょう」

前回のつづきです。

 「和風パフェ」と「熊五郎ジュース」を登り終えた私の前に連なっている大山脈。

あつげしょう大山脈
 長々と横たわるこの山をどう扱えばよいのか…

 「あつげしょう」。
 いきなり取り掛かってはいけないオーラを放っています。私もいきなり喰らいつくつもりは毛頭ありません。解体新書のように「あつげしょう」を調査したいと思います。

 まずは、「あつげしょう」を受け止めている、地盤から。「あつげしょう」を作ったものの、それを乗せるお皿が無いために用意されたというまな板。幅55cm、奥行き22cm、厚さ3.5cmといった、巨大なもの。旧マウンテンのテーブルだと受け止められなかったのではないかと思われます。ちょっとしたテーブルくらいあります。
 今、近くにあったアイロン台を計ってみました。60cm×35cmでした。奥行きはちょっと大きいですが、幅はおおよそそれくらいの大きさです。アイロン台に乗ってやってくる飾り立てられたフランスパンを想像してください。

 その特製巨大まな板に乗っている本体も、また大きい。

あつげしょう・計測
 同じだけのあんこと生クリームも乗っています

 全長51.5cm。まな板ギリギリの大きさまでのフランスパンが用いられています。ただでさえ長いフランスパンにあんこと生クリームがたっぷりと乗っているのです。…持ち上げてみたくなりますよね。

しなるあつげしょう
 しなる大山脈!

 おぉ、しなっている! 「あつげしょう」が自重で崩壊しそうになりました。中央部分を支えていないと、惨事が起きそうではありませんか。食べる前からポテンシャルの高さを見せつけてくれています、「あつげしょう」。

 再び、巨大まな板の上に戻して、じっくりと見てみましょう。
 …
 これほど、ストレートな構造を持ったお料理も珍しいです。フランスパンの上にどっしりとつぶあん、その上に生クリーム。両端に缶詰のチェリーを配して、完成。
 名古屋名物「小倉サンド」は「あんこをパンで挟む」という手が加わっていますが、これはただ乗せていっただけ。なんの衒いもありません。大物ほど、虚飾を排するのです。「山」において同様のことは「なべスパ」にも言えるでしょう。どちらも一人で制するには困難が付きまとうという共通項を持っています。

あつげしょう・アップ
 ボリュームありすぎです

 フランスパンの、長さは51.5cmでしたが、他の部分のサイズはと申しますと、幅が9cm、高さが6cm。フランスパンの上に乗っているあんこと生クリームは、フランスパンの長さ、幅と、ほぼ同等。あんこの高さが3.5cm、生クリームの高さは3cmと、フランスパンよりも甘味の部分の方が分量が大きくなっています。甘味好き垂涎の一品です。

 さて、なんだか暑くなってきました。店内の空調はしっかり効いています。先程は、大型パフェを食べて、氷のたくさん入ったジュース(チューハイ)もいただきました。暑くなる要素はほとんどありません。あるとすれば…、私が長袖のシャツを着ているくらいでしょうか。

脱皮前
 NHKさんで放送されていた『サラリーマンNEO』の「セクスィー部長」を意識して購入した、花柄銀糸刺繍シャツ

 「ふぅ~、なんだか、暑いですねぇ」とわざとらしくのたまいつつ、シャツの前ボタンを外していきます。そして、バサッ、とシャツを脱ぎ捨て、

脱皮後
 こんな演出は要らない

 脱皮です。戦闘態勢は整いました。甘党モード全開です。参加された皆様から、

 「ピンク色が透けていたのは、それだったんですね」

と、お褒めのお言葉をいただく始末。はい、それだったんです。

あつげしょう・正面
 上の重さで傾いでいます

 他の方は、まだ誰も「あつげしょう」に手を出されていらっしゃいません。先陣を切らせていただきます!


 一口目、いきますっ!

 「あつげしょう」にはナイフが備え付けられていましたが、それを無視して、豪快に、チェリーの乗っかっている端っこをむしりとります。私が最初に攻めたのはおおよそ8cm。これだけでも普通の小倉サンドの数個分はあると思われます。
 むしりとったまでは良かったのですが、どこからいただいていいのか分からない。ぐるぐると、フランスパン、あんこ、生クリームの固まりを回してみても、隙が無い。どこからいただいても、何らかの支障が生じるとしか思えないのです。
 仕方が無いので、思い切って大口を開けて、生クリームからフランスパンまでを、一気に、ばくり。
 思いっ切り支障が生じました。倒壊を阻止しようとしたために、手にあんこと生クリームが付いて、べたべた。
 物理的に考えて分かることですが、パンのところに口が来れば、生クリームのところに鼻が来ます。…鼻の先っちょには生クリーム。
 大人の食べ方とは思えません。
 いや、いいのです。「大人が子供に戻れる甘味」、と、どこかで聞いたことのあるフレーズを用い出したくなるもの、それが「あつげしょう」。顔中を生クリームでべとべとにして、あんこと生クリームの糖分と油分で両手をべとべとにする。これが「あつげしょう」の楽しみ方だと思いました。

 お味は、見たまま、食べたまま。生クリームのねっとりした甘さと、つぶあんのずっしりした甘さが組み合わさった巨大な炭水化物です。
 小倉サンドと違い、フランスパンを用いているため、その分、固さがあります。自然、噛む回数が増えるため、満腹中枢が刺激されて、少量のパンであってもたらふく感が出てきます。
 そして、このフランスパンは、やや水分が少なめに作られているようで、ぱっさりした食感となっています。一口噛み千切っては、もさもさといつまでも噛み続けなければなりません。その間、フランスパンが唾液を吸収し続けるのです。かなり手強いフランスパンなのです。

 私がいただいてる間に、他の参加者の皆様も、手に手に「あつげしょう」を切り取ったり、千切ったりして、見る見るうちにその分量は減っていきました。そして3分の1ほどになったところで、マウンテンの店員さんであり、喫茶マウンテン公式Blogの管理人・Btreeさんが一枚のお皿を持ってこられました。

 「すみません。他に『あつげしょう』をご注文をされたお客様がいらっしゃいますので、残りの分をこちらのお皿に移していただけませんでしょうか?」

 なんと!
 「あつげしょう」用のこの巨大まな板は店内に1枚しか存在していなかったのです。同時に注文されることを想定されていないメニュー、「あつげしょう」。
 今回のオフ会では、「あつげしょう用巨大まな板」が1枚しか無いことに、私は一番驚きました。
 あら? このまな板が回収されたとなると、どなたかが、大山脈「あつげしょう」をオーダーされたということですね。あたりを見回しても、私たちほどの陣容のパーティーは無いように見えますが…。どうなるのでしょう。

あつげしょう・後半
 お皿に移されたあつげしょう(少)

 そのことは、一旦置いておいて、残りの「あつげしょう」を片付けることにしましょう。ここでくれば「あつげしょう」も「うすげしょう」。皆さん、心持ち余裕をもって、少しずつパンを切り分けていっています。

 その時、またあの「巨大まな板」が登場しました。そしてこちらに来るではありませんか。そして、置かれたのは私の真正面。対面の席のお客様の前。そのお客様は3人パーティー。すでにお二人の前にはお品が置かれています。残るお一人の若い男性のお客様がお一人で召し上がられるようです。なんと「あつげしょう」の単独登頂に挑んでいらっしゃるのです! 頑張ってください、若いお人。
 若いお人の最初のペースは素晴らしい。あの食べにくいフランスパンをパクパクと召し上がられています。頑張ってください、若いお人。あんこも生クリームも、もろともされていらっしゃらないようです。頑張ってください、若いお人。
 世の中にはこのようなフードファイターの方もいらっしゃるのですね。と、思いつつ、しばらく自分の取り分の「あつげしょう」を片付けておりました。そして、再び顔を上げると、若いお人は、残り3分の2の時点で、明らかにペースダウンしていらっしゃいました。そして、ようやく半分まで行ったところで、ほぼストップ状態です。頑張ってください、若いお人。いやいや、無理を申してはいけませんね。「名誉の撤退」という言葉があります、若いお人。

 その間、お皿の上に移された私たちの「あつげしょう」は、すっかり平らげられました。完全登頂達成です。

あつげしょう登頂成功
 さすがにこの人数では登頂はできます

 50cmオーバーでも、12人の手にかかれば、いくらなんでも下すことはできますね。見たところ、1人では、かなりのツワモノのフードファイターでないと無理。2人だと甘味OK普通のフードファイターがおなかが空いていれば行けそう。3人になると、ようやくファイターじゃない人でも、完食が目指せるもののように思われました。

 そして、食後に配られたのが、

パンシロン
 パンパンのおなかを真っ白にする意味が有るのか無いのか

 パンシロン。なんて用意のいい方たちなんでしょう。遠慮なくいただきます。サラサラ。

伝票
 「あつげしょう」を漢字で書いている! ¥2500

 マウンテンの公式ルールに、お勘定は一人がまとめて支払うというものがありますので、主催者のむーんさんが会計係もお引き受けに。オフ会の幹事さんはつくづく大変だなぁと思いました。ここで驚いたのが、お会計総額。皆さんそれぞれにしっかりと楽しんで(?)いた割には、抑えられた金額、¥11700。各自がいただいた分+あつげしょうの頭割り金額をいたしますと、1000円も出さずに、おなかいっぱい、胸いっぱい楽しめるのです。やはりここは「(名古屋の)大人が子供に戻れる場所」なのだと感じました。

 お店を出て、ここで一旦解散です。私とはなさんはマウンテンのみの参加で、他の方々はテラ盛りで有名な「カフェ・マジョリ」で2次会に移ることになっていました。「マジョリ」のオフ会は夕方かららしいので、それまでにどうしようかと相談されていらっしゃる時、「あつげしょう大山脈単独登頂」に挑んでいた若いお人が、下山されていらっしゃいました。よく頑張ったと思います。それ以上、何も申しますまい。

 最後に新装看板の前で記念撮影。

記念撮影
 「あつげしょうオフ会」の終了です

 今回のオフ会も楽しく参加させていただきました。マジョリに参加できなかったのが残念ですが(しかもテレビ取材が入っていたのに)、次回、またオフ会がありましたら、可能な限り参加いたしたく思いますので、よろしくお願いいたします。

 あー、楽しかった。


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2007.09.27

今日の「山」登りは「和風パフェ」&「熊五郎ジュース」

 昨日の台風は、何を、予測していたのか。

 暑い。台風一過の9月8日、白の長袖シャツにダークグレーのカーゴパンツをはいた私は、自転車で八事の山を越えていた。
 あと少しで10時半。集合予定時刻だ。もう少し、時間に余裕をもって「山」に着くはずだったのだが、雑用で出発が遅れてしまった。
 それにしてもこの暑さは酷い。もう9月なのに、まだ10時半なのに。長袖シャツと腕が汗で張り付く。

 私は、『アナログ人間の食い走り日記』の管理人・むーんさん主催の、新生・喫茶マウンテンでのオフ会に参加いたしました。
 今回のオフ会の最大の目的は「あつげしょう」。とても一人では頼めないボリュームとお値段を持つ、新生マウンテンの大目玉商品。しかも、甘党の私向けのお品のよう。参加しない訳にはいきませんでした。万難を排して「山オフ」に参加することにしたのでした(万難はもともとありませんでしたが)。

 山に到着したのは、ちょうど10時半。集合時間。…あれ? どなたもいらっしゃいませんね。おそらく早め入山されたのでしょう。私も後追いで山に入ります。
 店員さんに「10人くらいのオフ会のグループが来ていると思うのですが」と伝えると、一番奥の席に座を占めていることを教えてくださいました。そちらに向かうと、ちょうど皆さん思い思いの席に着いたところのようでした。

'07夏山オフ参加者
 この12人で「あつげしょう」に登ります

 総勢12人。皆さんにご挨拶を済ませたところで、オーダーです。それぞれ、登る山は決めていたようで、各々スムーズにお品の名前が上がります。詳しくはむーんさんのブログでご紹介されていますが、なかなか冒険的なオーダーです。以前、『奇食の館』のリムさん主催の「山オフ」の時もそうでしたが、皆さん、趣旨をよく分かっていらっしゃいます。

 私もそれなりの挑戦を。

 「『和風パフェ』をお願いします。あと、ドリンクで『ジョッキコーヒー』を」

 私が登頂していないパフェは、残すところあと2つ。「和風パフェ」と「イタリアントマトパフェ」です。この2つを登りきれば、パフェカテゴリーのコンプリート。今日は、後のことを考えて、おとなしめの方のパフェにしまいした。

 「『ジョッキコーヒー』をお願いします」

 あら、同じものを頼まれる方がいらっしゃるのですね。それなら、ドリンクをチェンジ。

 「すみません。『ジョッキコーヒー』を『サムライマウンテン』に変更お願いします」

 「私も『サムライマウンテン』を」

 あらら、またかぶりが出てしまいますね。すみません。再度変更で。

 「申し訳ありません。『サムライマウンテン』から『熊五郎ジュース』に」

 「ジョッキコーヒー」「サムライマウンテン」「熊五郎ジュース」はどれも、アルコール入りです。他の方とかぶらないようにして、ちょっと大人の冒険の意味でアルコール入りを狙っていたので、このような遷移になりました。それにしても、店員さんにとっては、つくづく面倒な客です。重ね重ね申し訳ございません。

 さすがに12人のオーダーとなると人騒動。大騒ぎ。10分ほど、あれやこれやと、山メニューが飛び交って、ようやく落ち着きました。さすがに12人分ともなると、お品が運ばれてくるまでに結構な時間が掛かるかと思われましたので、一人一人自己紹介です。

 …と、自己紹介が3分の1くらいまできたところで、最初の「山」が運ばれてきました。早い! 思ったより早いですよ! しかも…

甘口メロンパン風スパ
 一番目の山が来ました。甘口!

 いきなり、「甘口メロンパン風スパ」! 普通、ドリンクとかの、軽めのお品の方が早く来るんじゃないの!?
 「甘口メロンパン風スパ」をオーダーされた、はなさんは、今回が初登山。それで、「甘口スパ」を行くなんて、なかなかのお人。そして、恐る恐る一口。

 「甘~い!!」

 何て新鮮な感想。私も最初はそうでしたよ。そして、もう一口。

 「あったか~い!!」

 何て新鮮な感想。私も最初はそうでしたよ。はなさんの「甘口メロンパン風スパ」の総合的な感想は「絡まっているメロンパンの粉がもさもさしていて食べにくい。甘い。温かい。おなかには余裕があるのに、脳がそれを口にしてはいけないとアラートを出している」というものでした。

 自己紹介を進めながら、さて、次はどのスパが来るのかな、と思っておりますと、「巨大まな板」が来ました。

あつげしょう
 「あつげしょう」について、詳しくは次の記事で

 「あつげしょう」!! もっとあとにくるべきものなんじゃないのかこれは!!と漢字に変換するのを忘れるくらいの衝撃。
 ざわつく店内。周りの席のお客さんが「写真撮ってもいいですか?」と集まってきました。もちろん構いませんよ。こんなチャンスはそうはないでしょうから。どんどん撮ってください。
 撮影会が終わりました。でも、「あつげしょう」に手を出す参加者は誰もいません。暗黙の了解で、「自分の山を片付けてから、この大峰にとりかかろう」となったようです。
 そしてようやく、私の、

和風パフェ・前
 パフェにたい焼きが、異様

 「和風パフェ」の到着です。これは「あつげしょう」に比べたら実に大人しいですね。それでも標高は20cmもあります(グラスの足は除く)。同じように、あんこと生クリームの組み合わせなのですが、大きさが違えばこんなにも印象が違うものなのです。

 「和風パフェ」の一番の特徴は、上面に貼り付けられたミニたい焼き。全長は約7cm。熱々ではなくて、ちゃんと冷まされています。温かくないたい焼きが重宝されるのはそうはないでしょう。
 たい焼き以外の陣容で目立つのが、上にも書いたあんこ玉。「しるこスパ」で痛い目にあった記憶が蘇りますが、パフェだと許せる組み合わせです。このあんこ玉は直径5cm。あんこ玉としてはなかなかの大物です。
 その他は、他の普通のパフェとそう変わりはありません。黄桃、チェリーが上に乗っかって、その下には生クリームがもりもりと。

和風パフェ・後
 後ろから見ると普通のパフェなのですが

 その生クリームをすくっていき、グラスのふちにまでくると、アイスクリーム層に当ります。このアイスクリームはバニラ味。次に突き当たるのが抹茶アイスクリーム層です。さすが「和風」を標榜するだけあって、「和」のテイストは崩しません。その下には…、さらにあんこの層が。もうあんこは充分です。

和風パフェ・構造
 和風の層です

 ただひたすらにアイスクリームの固まりが詰まっているかと思いきや、思わぬ「ふわり」とした感触が来ました。

和風パフェ・カステラ
 口休めにちょうどよいカステラ層

 カステラ風のスポンジケーキが入っていました。最初に攻めた、たい焼きの生地の炭水化物で終わりかと思いきや、思わぬところで、さらなる炭水化物の登場です。でも、アイスクリームで冷えた舌には、心地よい弾力と、温度。
 最初の印象とは違って、なかなか優しい、いい仕事をしています。
 すいすいと食べられる「和風パフェ」。思っていたよりも安全な山でした。難なく完食です。

和風パフェ・完食
 すいすいと食べられました。思ったよりも安全な山です

 遅れて届いたのが「熊五郎ジュース」。あれ…? ふつうのソーダ水に見えますよ。

熊五郎ジュース
 サイダーにしか見えない。もっと凶暴な色を想像していたのに

 上から見ても普通のソーダ水です。うむむ…、謎です。「熊五郎」といういかつい名前にしては、至ってノーマルな飲み物に見えますね。それでは一口。
 あぁ、分かります、分かります、アルコールの味が。でも、あまりきつくはありませんね。ちょっとだけ「ツン」とくる程度です。その他は、ライムなどの柑橘系のチューハイと同じようなお味でした。


 上にも何も乗っていません

 店員さんもきちんとされていらっしゃって、オーダー時には「このドリンクはアルコール入りですが良いですか?」とお訊ね下さいました。いくらアルコール度が低くても、飲酒運転厳禁です!(私はもちろん運転者ではありませんでした)

 さて、ここまでいただいても、全くたらふくにはなっていません。そりゃそうです、大物にこれから取り掛かるのですから。

 さて、「あつげしょう」に登ります!

 つづく。


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2007.09.20

パンが無ければ豪奢なドーナツを食べればいいじゃない

 ミスタードーナツさんが、長らく、地域限定販売(東京限定)の形態をとっていた「リッチドーナツ」が9月19日に全国発売となりました。地域限定のまま消え去っていくのかと思いきや、全国発売となったので、一ミスドファンとして、狂喜乱舞となりました。ばんざーい。

 「リッチドーナツ」の名称から連想されるのが、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」(KKD)さん。どうも、「リッチドーナツ」のコンセプトを見ていると、「KKD」さんと似ているように思われるのです。そのうち来るであろう「KKD」さんの全国展開を前に、ミスドさんのリッチなドーナツっぷりをまずは体験してみたいと思います。

 今回新発売されたリッチドーナツは、従来のリングタイプのイーストドーナツの改良版。ですので、これまでのイーストリングドーナツは、みんなリッチドーナツに様変わりしています。おなじみの味が「リッチ」を冠することでどのように変化するのか…。私は数日前から興味津々でおりました。

 ミスドさんに行くと、ドーナツのネームプレートには軒並み100円キャンペーンの札が付いているのですが…、リッチドーナツは100円から除外。定価販売です。「リッチ」なんですから、そう簡単には値引きはしてはいけません。購入者側からはお安ければいいような気がしますが、そうではないのです。「リッチ」は「リッチ」でなければならないのです。いいのです、これで。

 新発売になったリッチドーナツは5種類。新発売とはいっても、上に書きましたように、従来品の改良版ですので、見覚えがあるものばかりとなっています。
 一番の改良点は生地そのもの。イーストドーナツなのですが、口当たりが変わっているいるというのです。それでは、生地のお試しをしてみましょう。

リッチドーナツ・その1
 チョコレートリングとシュガーレイズド

 かなり、柔らかくなっています。ふんわりとしていて、口ざわりの抵抗感が低くなっていますね。「すーっ」と噛めるようです。シフォンケーキとまではいかないまでも、それに近い感触です。
 でも、KKDさんのドーナツの感想によく聞かれる「とろけるよう」にまでは行っていないように思われました。私はまだ実際にKKDさんのドーナツをいただいたことがないので、比較のしようがないのですが、別物と考えた方がいいのかもしれません。
 香りは、濃厚なバターが鼻を衝きます。ねっとりと甘い香りと、しっとりと濃密なバターの組み合わせが薫ってくると、感想などメモらずに、一気に食べたくなる衝動が働きますが、ここは、ぐっとこらえて、一口一口、しっかりと味わうことにしました。

 まずは、ドーナツらしいドーナツ「シュガーレイズド」。シンプルなお砂糖味が生地の旨みを前面に分かりやすく出しています。生地を楽しむならば、シュガーレイズドが一番のように思います。生地のバターの微かな塩味が甘味を誘っているのもポイントが高いです。
 バターの風味と甘さはあるのですが、しつこさはなくて、数をたくさん食べられるのではないでしょうか。

 お隣の「チョコレートリング」はどうでしょうか。手持ちのカッターでリッチな断面がさっくりと現れました。

リッチドーナツ・断面1
 すぱっ!と切れました。柔らか~い。

 おぉ! さすがリッチ! 抵抗感無く切れました。こんな柔らかさを実現するにはさぞかし開発者さん方はご苦労なさったことでしょう。
 チョコレートのお味は、甘さ控えめ。チョコレートそのものの香りを強めに出しています。チョコレートの甘味が抑えられているために、味の印象はやや弱めのような。やや単調な感じがしますが、コーヒーとの相性は良さそうです。
 おや? のどごしでチョコレートが香りを残します。それがこのドーナツの良さですね。後姿で印象を残す。渋いリッチさです。

リッチドーナツ・その2
 ハニーディップ、キャラメルアーモンドリング、ストロベリーミルクリング

 一転して、今度は一目で甘々だとわかる「ハニーディップ」です。コーティングされたお砂糖のグレーズはかなり甘い。甘すぎるくらい甘いです。この甘さがバターと卵の油脂分と合わさることによって、旨みが放射状に口に広がります。
 グレーズは、従来よりもたっぷり付いているように見えました。ミスドさんの公式サイトを見ると、生地が柔らかいためにグレーズの付け方を変えているそうです。一つで、たっぷり、しっかり、たらふくになれるという威力を見せ付けてくれるのが、このドーナツの印象でした。

リッチドーナツ・断面2
 そっと手に持って、形が崩れないように、割ってみました

 …一度に5種類も新発売するなんて…。おなかがいっぱいに…。…さて、次は、「キャラメルアーモンドリング」と行きましょう!
 手に取ると、それだけで香るアーモンドの匂い。食べれば、シャリシャリとした特徴的な食感と、ふんわりとした生地の対照を味わえます。香ばしい甘さはキャラメルとアーモンドの両方のもの。このシャリシャリコーティングは、ダブルの甘味でかなり甘いです。甘さレベルから言えば、先のハニーディップと同等のように思われました。

 ようやく5つめの「ストロベリーミルクリング」です。庶民がこんなにリッチを味わってもいいのでしょうか。そのような疑問を持ちながら、ドーナツを手に取ります。
 このドーナツも「キャラメルアーモンド」と同じく、手に取っただけで、イチゴの香りが強く立ち上ります。甘さとわずかな酸味。
 口にすれば、ミルクの甘さとイチゴの甘さが、生地と相俟ってソフトな味わいをもたらしてくれます。もぐもぐと味わうと、後味で微かなすっぱさが残ります。味の多様性からいったら、このリッチドーナツが一番でしょう。歯ごたえでも、イチゴのプチプチ感とコーティングのシャリシャリ感が合わさって「ショリプチ感」になっています。酸味があるせいか、甘さは強いとは感じませんでした。丁度よい甘さです。
 以上、5個の甘さを私判定のレベル分けをいたしますと次のようになります。
 ハニーディップ>キャラメルアーモンドリング>ストロベリーミルクリング>シュガーレイズド>チョコレートリング

 一気に5個のドーナツをいただいたのは久しぶりです。ミスドさんのレビューを書くのも久しぶりです。今、全てが満たされたような気になっています。これが「リッチ」の威力なのでしょう。あとはKKDさん待ちです。


◎ミスタードーナツ・商品データ
 商品名:ハニーディップ
 価格:¥126

 商品名:シュガーレイズド
 価格:¥126

 商品名:チョコレートリング
 価格:¥136

 商品名:キャラメルアーモンドリング
 価格:¥136

 商品名:ストロベリーミルクリング
 価格:¥136


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2007.09.06

今日の「山」登りは「みそ納豆ピラフ」

 人の出会いは奇なるものとは良く言ったもので、ふとしたきっかけで、喫茶マウンテンの店員さん且つ、「喫茶マウンテン公式Blog」を実質的に管理をされていらっしゃる「Btree」さんとお知り合いになることができました。加納マスター、Btreeさんをはじめとした「山」の皆様、これからも定期的に奇妙な行動を取りながら、スパやピラフを食す者が訪れると思いますが、何卒、よろしくお願い申し上げます。

 ネット上でいくらかのやりとりはあったものの、実際に言葉を交わすとなると、ちょっと緊張しますね。
 Btreeさんの働くお姿はずいぶん前から気に掛かっておりました。涼やか、軽やか、丁寧。三拍子揃っているかと思えば、紳士的という要素も加わって、四拍子。まさに「山」の執事さん、いや、「マウンテン王子」という風情でいらっしゃいます。
 この日も、Btreeさんは、お忙しく働いていらっしゃったので、軽く「はじめまして」のご挨拶を交わして(実際には「はじめまして」じゃありませんが、お互いに顔と名前が一致しての「はじめまして」の意で)、オーダーです。

 前回は「ヨガスパ・ダブル」で、斃れそうになったので、今回は無難に、

 「みそ納豆ピラフ」

です。どこが「無難」かといいますと、スパよりも油気が少ない。それだけです。あとは好奇心。

 今回は、友人を連れての登山だったのですが、友人は「メンタイコピラフ」をオーダーしました。これまた、無難な選択です。

 友人と新しくなった「山」について、しばらく談じておりますと、まずは私の「みそ納豆ピラフ」が到着です。

みそ納豆ピラフ
 ちょっと炒めが強いチャーハンに見えます

 おや、ゴロゴロとした納豆玉が混じった炒めご飯を想像していたのですが、ちょっと違っていますね。なんだか濃~い味付けをした炒飯のように見えるだけです。一体、納豆はどこに?

みそ納豆ピラフ・アップ1
 

 これは、ネギだし…。あっ!!

みそ納豆ピラフ・アップ2
 納豆発見!

 ありました。納豆です。どうやら、粒納豆を使っているのではなくて、ひきわり納豆が使用されているようです。
 粒は無くても、まず鼻に飛び込んでくるのは、独特の納豆の香り。香りの時点では、味噌は完全に負けています。
 具は、玉ねぎのみじん切りに小口に切った長ネギ。至ってシンプル。これも納豆の持ち味を消さないための工夫と見ましょう。

 それでは、いただきます。

 ふむ。口に入れますと、赤味噌の塩気と甘味がふわっと広がります。しばらくの咀嚼の後、嚥下すると、後味でまたもや納豆が追いかけるようにして姿を現します。この時、納豆の粘り気が口にまとわりつきます。
 これは、かなり美味しいです。「納豆かけごはん」が好きな方ならば、なんら問題なく召し上がられることでしょう。そもそも、「ごはん+納豆+塩気+ネギ」なのですから、普通の納豆かけごはんと変わるものではありません。むしろ、普通の納豆かけごはんで塩気を担当しているお醤油が、赤味噌に変わることで、全体がマイルドになり、口当たりが良くなっているように感じました。

 私が、「みそ納豆ピラフ」のメモをとりながら、食べておりますと、友人はもぐもぐと美味しそうに「メンタイコピラフ」を食べていました。

メンタイコピラフ
 レタスの存在が際立っています

 ください。

 「メンタイコピラフ」はその名の通り、辛子明太子を絡めたピラフです。そこに何故かしゃきしゃきのレタスが加わっています。

メンタイコピラフ・アップ1
 ほんのりピンク

 では、ひとさじ、ぱくりっと。

 …辛い。

 辛い! 辛い!!

 辛口ピラフのカテゴリに入っているのは分かっていましたが、こんなに辛いとは。私には辛すぎました。しかも、辛子明太子が固まっている部分があるようで…。

メンタイコピラフ・アップ2
 いろいろな意味で「塊」の部分があります

 そこに当ると、辛さが倍増です。でも、ここはぐっとこらえて、味をお伝えせねばなりません。
 塩味ベースの炒めごはんに辛子明太子が混ぜ込まれています。この辛子明太子が私には厄介な代物なのですが、その辛みをさわやかなレタスが紛らせてくれます。これが救い。ピリピリとした唐辛子の辛みは後味をかなり引きます。なので、辛みが苦手な方がこれを召し上がる際は、給水ポイントの近くの席を確保しておくと良いと思います。

 ピリピリの辛みから、マイルドな納豆に戻った私はそのまま食べ進めて、二人ともたらふくで、

登頂成功
 これはオススメメニューです(納豆好きの方に限り)

 ごちそうさまでした。

 今回は自分の注文した「みそ納豆ピラフ」よりも、一口だけ食べた「メンタイコピラフ」にやられてしまいました。そのうち辛口も制覇したいなと思ってはいたのですが、挫けそうです…。


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