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2007.02.01

もらって嬉しい5番街(シャンパン生チョコ:フィフスアヴェニューチョコラティア)

 「ダークブラウン」「ブラック」。こんな色はどちらかといいますと、重~く、暗~いイメージを持っております。

 「私の今の気持ちは、ダークブラウンなの」

 「今、ブルーな気持ちなの」と聞かされると、声を掛けてあげなくてはならないな、という思いに駆られますが、上のように、「ダークブラウンなの」とか「ブラックなの」と言われてしまうと、暗すぎて、何とも声を掛けようがありません。

 しかし、この季節、そんな暗いはずの「ダークブラウン」「ブラック」が、街に満ちてくるのです。そうです。バレンタインさんがやってくるのです。「ダークブラウン」や「ブラック」にバレンタインさんが介入することで、その気持ちは、重さ、暗さとは正反対の、明るく華やかで、そわそわふわふわと浮き立ったものとなりますね。
 クリスマスケーキの場合、食べたいケーキを見つければ、ホールであっても、性別を問わず、一人だろうと団体だろうと、購入に躊躇うことはありません。ところが、バレンタインチョコレートだと、男性が、一人で購入するとなると、やや腰が引けてしまうのが現状でしょう。しかし、甘党の一人として声を大にして申し上げたいです。

 「旨そうなチョコレートを、男性が、一人で、ショーウインドウの前で一時間悩んで、買って、自分で食べて、良くないだろうか? いや良い!」

 これからは、バレンタインにおける贈答儀礼として、性別格差を無くそうではありませんか。もちろん、甘いものを食べたい方が、自ら、思う存分食べるために、チョコレートを購入することに、何の問題がありましょうや。

 そうは申しましても、チョコレートを頂ければ、嬉しいものです。それが心尽くしの美味しいものでしたら、思わずほほえみが浮かび上がります。
 ここまでは、主として、チョコレートをいただくほう、食べるほうとしての意見です。それでは、贈るほうとしては、何が重要視されるでしょうか。

 「素敵で、美味しいチョコレートを贈って、喜んでもらいたい」

というのが核たる想いでしょう。「義理」は除いて。

 今回は、私が今までいただいたり、自分で買ったりして食べたチョコレートのうち、「これは感動的な美味しさだ!」と天を仰いだほどのお品をご紹介いたします。

フィフスアベニューチョコラティエ・生チョコ・包装
 名前から分かるように、ニューヨーク発です

 生チョコレートは数あれど、「フィフスアベニューチョコラティア」さんの「シャンパン生チョコ」は、格別の美味しさです。毎日、たらふく食べても飽きないのではないかと思わせてくれるほど美味しいです。でも、残念ながら、日本では、東京の百貨店「松屋銀座店」にしか常設店がありません。私は「シャンパン生チョコ」の格別の味が忘れられず、横浜に行った際に、「シャンパン生チョコ」のためだけに銀座まで足を運んだくらいです。

フィフスアベニューチョコラティエ・シャンパン生チョコ
 シンプルな四角に豪華さが封じ込められています

 「フィフスアベニューチョコラティア」さんが販売している生チョコは、「オリジナル」「シャンパン」「ストロベリー」の3種類がありますが、私は断然「シャンパン」を推します。
 「シャンパン生チョコ」は、しっかりと深いコクがあり、舌に乗せるとともに濃密で魅惑的な甘さが広がります。なめらかな口当たりで、春風のような軽さでとろけていき、さっぱりとした余韻を残すのです。その間、ゴージャスなシャンパンのふくよかな香りが全身に沁み渡っていき、陶然たる夢見心地へと誘ってくれます。
 たった一粒のチョコレートが、これ以上無い感動を刻み付けてくれるのです。シンプルな姿と、味の複雑さとのコントラストは、特等の印象を心に残してくれるはずです。贈り物には最適ではないでしょうか。

 ちなみに、今年(2007年)の名古屋地域のバレンタイン催事では、「JR名古屋タカシマヤ」さんと「名鉄百貨店」さんで、出品されています。

フィフスアベニューチョコラティエ・生チョコ・外箱
 木箱にお店のロゴの焼印がオシャレ


◎店舗・商品データ
・商品データ
 商品名:シャンパン生チョコ(6個入り)
 価格:¥1995

・店舗データ
 店舗名:5th AVENUE Chocolatiere(フィフス アベニュー チョコラティア)
 住所:東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座店地下1階
 営業時間:松屋銀座店に準じる
 定休日:松屋銀座店に準じる
 公式サイト:http://www.5thavenuechocolatiere.com/
 アクセス:東京メトロ「銀座駅」A12番出口直結

 ※日本での常設店舗は松屋銀座店のみ。バレンタインシーズンは全国百貨店などの催事で特別出店されます。詳しくは公式サイトをご覧下さい。

 2013/02/06追記
 2013年2月現在、日本には常設店舗・直営店舗は無いようです。松屋銀座さんのブログ記事(2013年1月25日付)によると、「昨年退店した」とあります。
 http://www.matsuya.com/m_ginza/blog/food/2013/01/20130125_1501002013_vol3.html
 よって、5th Avenue Chocolatiereさんの商品を日本で購入できる機会は、各地百貨店のバレンタイン催事に限られると思われます。

 2012/01/14追記
 ※2012年1月現在、フィフスアヴェニューチョコラティアさんの日本公式サイトは作られていないようです(以前はアメリカ公式とは別に作られていました)。インターネットアーカイブに2009年のバレンタイン催事出店情報が残っています。今後も同じ店舗で出店されるとは限りませんが、バレンタイン用にお求めの際は、こちらのページをご一読いただければと思います。
 http://web.archive.org/web/20090130033026/http://5thavechoco.com/index.php?page=2


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コメント

>かなめさん
 コメントをくださいまして、どうもありがとうございます。
 同じ銀座でも、松屋銀座さんに日本で唯一の直営店がありま……、えっ、と、今、松屋銀座さんのフロアガイドを見て驚いております。ありません。2009年か10年頃までは確か入っていたはずですが……、ショックを隠しきれません。確か、地下鉄直結の出入り口を通って、すぐ左側だった、ように記憶しております。
 松屋銀座さんの、検索フォームで調べたところ、この記事がヒットしました。
 http://www.matsuya.com/m_ginza/blog/food/2013/01/20130125_1501002013_vol3.html 昨年(2012年)に退店した、とあります。残念ながら、日本には直営店・常設店は今はないようです。この生チョコレートを味わうには、この機会は逃せない、ということなのでしょう。ますます、希少価値が付いてしまいました。

 本当に、この生チョコレート、特にシャンパンは美味しいです。味が良い、というのはもちろんですが、口にした瞬間の香りの感じさせ方に、一種独特のセンスが見られますね。後口が、長く続きすぎない点にも好感を持っております。(それでいて、一粒の満足感が大きいのも素晴らしいです)
 常設店は無くても、百貨店のバレンタイン催事では、日本でもほぼ確実に出店されるようです。ただ、どの百貨店で出店されるか、は、その年にならないと分かりません。頼りない情報で申し訳ございません。(髙島屋さんは過去の実績から考えると、来年度以降も出店する可能性が高いと思われます)

 今年の、5thアヴェニューさんの期間限定生チョコレートが驚くくらいに美味しかったので、明日以降、感想を書く、……かもしれません。アップできた際は、ご覧頂ければ幸いです。

投稿: 桜濱 | 2013.02.05 23:41

はじめまして
このチョコ探していたんです
私が買っていた頃はプランタン銀座で購入してました
何年か振りに行ったら、全く違う売り場になっていました
今年は、おかげさまで購入できます!!

このチョコ、本当に美味しいですよね
数年ぶりに、頂けそうです
ありがとうございました

投稿: かなめ | 2013.02.01 07:33

>みんたさん
まだまだ、ちょっと落ち着かない状況です。でも、バレンタインシーズンなので、できるだけチョコレート絡みの記事を短いスパンで書いてみたいと思っております。目を付けているチョコレート菓子がいくつかありますので。

百貨店のバレンタイン催事に行ってまいりました。思っていたよりも男性客が多かったように思います。でも、各百貨店で催事が本格的に始まるのは1週間前からのようなので、その時期になると女性のお客さんの比率が大きくなるでしょうね。それでも、私はこっそり買いに行きたいです(笑)

「ROYCE'」も評判はいいですよね。催事ではいろんな種類のものが出品されていました。出来れば試食をしたかったのですが、ロイズのブースは試食が無しだったので、ちょっとがっかりです。
百貨店のバレンタインカタログを見て、あるお店の生チョコに目を付けました。で、試食ができたのですが、思っていたのとは違う感覚のお味だったので、これまたちょっとがっかりいたしました。美味しかったら、ブログに書きたかったのですが…。残念です。

今年のカタログを見て、「サダハル・アオキ・パリ」の、トリュフチョコのアソートを狙っていたのですが、実物を見ると、あまりにラグジュアリーすぎて、手が出ませんでした。「これは、本命中の本命チョコだなぁ…」と肩を落とした次第です。

投稿: 桜濱 | 2007.02.04 21:22

ああ、このごろようやく落ち着かれたのでしょうか、連続の記事に嬉しくなってしまいます。一緒にいただいた気分…(でも満足できなくてケーキ屋さんに走ってしまうのですが)

そうですよねえ、女性でも「こんなに手間のかかった細工のおいしそうなチョコは自分で食べたい!」と思うような品が数多く並ぶ時期ですから、甘党の男性にも決心していただいていいと思います。一説にはプレゼントしあう日だそうなので、交換も楽しいかもしれませんね。
わたしも義理であっても甘党のかたにはそれなりのものを用意したいと思うたちです。ここ数年は家族以外はなくて、いっしょにチョコレートケーキ食べておしまい、なんてことになっていますが…。

軽やかさのある濃厚な…なんてすてきな響きなんでしょう。それで思い出したのがこちら。
http://www.e-royce.com/servlet/layer3?pageid=2
こちらのシャンパン生もたいへん評判が高いのですね。ベースのチョコの濃厚さがとても好きで(この会社とベルギーのコートドールのそれぞれビターが今のところ世界一好きなチョコです)生もいいと思っていましたが、ある日シャンパン生を一口だけいただいたところまったく違うお味にびっくりしたことがありました。今回の記事はそのときのことも鮮やかに思い出させてくれましたよ。ニューヨークのゴージャスとはまた違うと思いますが、通販で手に入れやすいところはオススメです。

さて~、今年はどなたにどうしようかなあ~…こういう記事を読ませていただくと、ちょっと焦ります(苦笑)

投稿: みんた | 2007.02.01 23:46

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