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2006.10.23

「もっち」と「ザクッ」の拮抗「ポン・デ・クランチショコラ」

 これから一雨ごとに涼しさ寒さが増していくようです。寒いのが苦手な方には申し訳ございませんが、私は暑いのより寒い方が好きです。汗がだくだく流れて、肌がじとじとするなつよりも、鳥肌が立って、肌がかさかさする寒気の方が心地よく感じるのです。
 それに加えて、甘党にとっては、寒い季節の方が、いいことが多いようです。食欲の秋とも言いますし、コンビニではあんまんがほかほかと湯気を上げます。いろんな種類のケーキが登場するクリスマスもやってきます。チョコレートがたくさん出てくるバレンタインデーなんかもあります。もらえなくても自分で買えばいいのです。何の問題もありません。寒い季節は甘いものをたらふく食べられる季節なのです。
 ドーナツ屋さんでも、暑い時期にはドーナツの新製品をあまり出していただけません。CMでも、アイスドリンクやカレーパン、冷たい麺類などを前面に押し出しているみたいです。
 しかし、寒気が増すにつれ、体が温まる飲み物が欲せられてきます。温かい飲み物には、辛いお菓子よりも、ほっこりと甘いお菓子の方が合うようです。秋の気配が感じられるようになると、ドーナツ屋さんも「そろそろドーナツで攻めるかっ!」という気分になられるようで、甘味の新製品がぞくぞくぞくと登場してきました。

 ミスタードーナツでは、9月には、パイとマフィンの品揃えを一新して、秋に備えているぞという気配を出し始めていらっしゃいました。いつもはミスタードーナツの甘いものの新製品が出ると、このブログに感想を書くのですが、時間がとれずに、パイ・マフィンの感想は後回しになってしまいました。遅くなりましたが、近いうちに書く予定です。
 今回は、10月の新製品「ポン・デ・クランチショコラ」の感想を書くことにいたします。
 昨年9月、ミスタードーナツの一番人気「ポン・デ・リング」に画期的な新製品が登場しました。「ポン・デ・リング」のチョコレートバージョン「ポン・デ・ショコラシリーズ」です。この「ポン・デ・ショコラシリーズ」も、発売から1年が経過して、定着、そして人気を博しているようです。
 その「ポン・デ・ショコラシリーズ」に新たに加わったのが「ポン・デ・クランチショコラ」です。「ポン・デ・ショコラシリーズ」初の、フィリング入り・サンドタイプのドーナツとなります。

ポン・デ・クランチショコラ
 約一年ぶりの「ポン・デ・ショコラ」新製品

 この「ポン・デ・クランチショコラ」は、かなりの冒険作と見ました。
 まずは、表面を見てみましょう。

ポン・デ・クランチショコラ・アップ
 初めて白をまといました

 現在の「ポン・デ・リングシリーズ」では唯一、プレーンのシュガーパウダーが降りかかっています。ブラウンのポン・デ・ショコラ生地には真っ白のお砂糖が、甘味の加算だけではなく、見た目に良いと思われます。地味すぎず、派手すぎず。秋にぴったりの雰囲気をもっています。
 生地は「ポン・デ・ショコラ」と同様のものが使われていて、「ポン・デ」特有の、米粉のお団子のようなもっちりとした食感と、苦味を抑えたカカオの香りです。その生地が今回初めて、横からすっぱりと両断されました。その両断された中に、モノが詰め込まれました。そして、何事も無かったかのように、再びくっつけられました。これは「ポン・デ・ショコラショック」として長く語り継がれることになるでしょう。
 中に詰め込まれたモノは、お米パフが混ぜ込まれたチョコレートペーストです。分解をして、中に詰め込まれたモノを見ると「チョコレートソース…? いやチョコレートクリームか」と思いましたが、小指でひと掬いすると、案外粘りのある手ごたえ。「クリーム」と言うよりも「ペースト」。夏季、数分間車の中に置かれた板チョコレートくらいの粘りがあります。

ポン・デ・クランチショコラ分解
 わずかに散らばっているように見えるパフが意外な力を

 このチョコレートペーストは、甘味がかなり強めに感じられました。チョコレートの風味よりも甘味の方が先にやってきます。咀嚼を続けて、嚥下する時になり、ようやくカカオの風味が前面にさっと出てきます。「チョコレートペーストはたっぷりと入っているのに、チョコレートだと分かるのに、どこかチョコレートが弱いなぁ…」と思ってしまいました。
 しかし、これは、チョコレートペーストだけをすくい取って食べたがためだと、すぐに分かりました。分解した「ポン・デ・クランチショコラ」を元に戻して、通常の状態で、一口、もっちりとかじり取ると、その本領の発揮です。甘味の強いチョコレートペーストは、生地のチョコレート味と組み合わさることで、チョコレートの風味がぐっと増します。
 そして、ペーストの中のパフの存在。「ポン・デ・リング」と初めて手を組んだパフの存在。これがかなり効いています。いつもの「もっち、もっち」の食感の中に、「ザクッ、ザクッ!」の食感が、その存在を強く主張するのです。ペーストだけを見ると、わずかに点在しているようにしか見えなかったパフが、口に入ると、いきなり躍り出てくるのです。この強烈な主張は、生地のもちもち感とペーストのねっとり感という、柔らかめの食感の中に含まれているからでしょうか。

 クランチが楽しいです。

 「もっち、ザクッ!」という歯ごたえはクセになりそうな楽しさです。「もっち」の間から飛び出す「ザクッ!」の楽しさを求めて、一口、また一口と食が進むのです。
 一玉噛み取って、「もっち、ザクッ!」を噛んで、噛んで、また噛んでいくと、だんだんと、口中でポン・デがこなれてきます。20回ほど噛んで、「もう充分噛んだかな」と思ったところで、またもや奥歯のどこかで「ザクッ!」が出てきます。お米パフは根気強いのです。この長く「ザクザクッ!」を味わえるところが「ポン・デ・クランチショコラ」の醍醐味だと思いました。

 ここまで、書いたところで、何度か「ポン・デ・クランチショコラ」を「ポン・デ・ショコラクランチ」と打ち間違えました。メモ用紙にも「ポン・デ・ショコラクランチ」と間違って書いてしまっています。
 お店で注文する際に、間違われるお客さんも多いのではないでしょうか。


◎商品データ
 商品名:ポン・デ・クランチショコラ
 価格:¥126
 発売開始日:2006年10月11日(期間限定)


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