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2006.08.09

気がすむまで甘くて美味しいものを食べ歩く―灼熱の大阪駅周辺編

 たこ焼き、お好み、つゆ色薄いおうどんさん。大阪の街は「食いだおれ」という名がふさわしいほど、美味しいものに恵まれています。以上に挙げたものの他にも、まだまだたくさん美味しいものがわんさかあります。

 たこ焼き、お好み焼き、うどん。

 あっ! どれも主原料が小麦粉ではありませんか。大阪の街は粉モノの街でもあったのです。
 甘いもの好きにとっての粉モノは何かという問いが来たならば、ケーキを筆頭に挙げずにはいられません。

 先週末、所用(くわしくはこちら)で、大阪の街に赴きました。名古屋ではなかなかありつけない、大阪の街にしかお店の無いケーキ店、洋菓子の街・神戸のケーキ屋さんの支店がたくさんあります。
 本来の目的も充分に魅惑的なのですが、ケーキ店もかなり魅惑を持っています。私は泣く泣くそこを早めに切り上げて、名古屋行きの最終電車の発車までに、それらのケーキ店をできる限りたくさん巡り、口福を得ることといたしました。

 その日は、この夏一番の暑さでした。JR大阪駅を中心に、わずか半径約300メートル圏内にある、関西で有名なケーキ店を回ったのですが、その厳しい暑さと、立ち寄る先で補給される糖分のために、20:30の電車に乗ったときは、汗だくにつぐ汗だくのひどい有様となりました。

 私は満足しました。多種多様の甘みにありつけたのですから。電車の中で汗が冷えて、胃がキリキリと痛みましたが、満足でした。むしろ、これこそ「食いだおれ」! 甘いたらふくを抱えて日の昇るほうへと帰っていきました。

 以下が、今回私がいただいた甘味と、立ち寄ったお店です。

 1件目 ズコット:パティスリー アンブラッセ
 2件目 ジュレ・ド・カフェ:ア キャトル
 3件目 タルト・バナーヌ:ポアール・ド・ジュネス
 4件目 リュバン:ココリコ
 5件目 ショートケーキ、クレメ・ダンジュ:グレゴリー コレ

 それぞれ、系統の異なる甘味を選んでいただいてみたのですが、各店の特徴を垣間見ることができたと思っております。
 では、効率的か非効率化か分からない順路で回った、暑々の報告書をご覧下さいませ。


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