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2006.05.26

今日の「山」登りは「きのこチキンクリーム」&「小倉トースト」

 もうこの時期になると、「春山」初登山と思われるお客様は、かなり少なくなってきたようですが、それでもまだまだまだまだ、いつもの「山」と比べると、かなり賑やか、歓声と喚声のハイブリッドがあちこちから上がっておりました。今回目にした中で最も遠方のナンバープレートは「山口」でした。頭が下がります。

 そんな中、空腹を満たすために山を登るのは、なんだか少し気が引けますので、こそこそと普通メニュー(と思われるもの)をオーダーしました。

 まずは「きのこチキンクリーム」。これはピラフなのですが、この名だけでは本体が何であるのか、よく分かりません。が、このような場合は、ほとんどが「スパ」か「ピラフ」の二者択一となります。あまり気にするほどのことではありません。2,3回登れば慣れます。

きのこチキンクリーム
 ホワイトソースで本体の9割が隠れています

 本体が何であるかは二者択一となりますが、「何が使われているか」は非常によく分かる名前です。きのことチキンが使われていて、クリームがかけられていることは容易に想像がつきました。これは慣れるまでもないでしょう。

 ベースはやや固めに炊かれた米のコンソメ味のピラフ。米の一粒一粒がテカテカと全身に油の衣をまとっております。その輝きが目にまぶしいです。
 上にかけられたホワイトソースはいつも通りのお姿。塩気は軽く、あんまりくどくないなと思うようになったのは、私の体が昔より大人になったからでしょうか。

きのことチキン
 まいたけ、しめじ、タマネギ、鶏肉を確認

 商品名に使われている「きのこ」は、まいたけとしめじ、「チキン」は鶏のむね肉が担当しておりました。それらがタマネギのみじん切りを伴って、お米と手を取り合っていました。
 油やや大目のお米、脂の少ないむね肉、舞うほど美味しいまいたけに、「香りまつたけ」に対して、「味しめじ」という賛美の言葉で称えられるキノコ界の実力者。それらの組み合わせは絶妙な味のバランスを以って、味蕾を刺激し、コリコリというきのこ特有のはごたえをもたらし、強い香りが鼻腔を通りぬけます。他の具材の味がやや抑え目になっているぶん、きのこが生きています。

むね肉拡大
 脂分の少ないむね肉を使用。巧妙な味の計算が見受けられます

 クリーム、肉、きのこ、米。それぞれが独特の食感と味を持っているため、飽きることなく食べ進めることができました。これはオススメです。

 小腹が満たされた後、体が欲するものは、睡眠か甘味です。山中で眠ることは死を意味します。絶対に眠れません。甘味しか選択の余地が無いのです。
 東海林さだおさんがエッセイで「パンとあんこの組み合わせは、あんぱんしかない」と書いたところ、多くのお叱りのお手紙が届いたそうです。主に名古屋方面から。「『小倉トースト』を知らんのか!」と。
 私はそのお話で初めて「小倉トースト」というものの存在を知りました。そして非常に興味を持ちました。「名古屋にいったら『小倉トースト』を食べねばなるまい」。そのように思ってはおりましたが、「名古屋に行く機会なんて一生無いんだろうなぁ…」と永らく嘆息するだけの日々を過ごしておりました。それが偶然に偶然を重ね、名古屋に「行く機会」どころか、「住む機会」を得ることができました。人生とは斯くも奇なものなのです。
 名古屋に移り住んですぐに、目に付いた喫茶店で「小倉トースト」をいただきました。甘い。美味しい。長年の念願が叶った瞬間でした。
 そこで満足してしまったのでしょうか、それ以来、「小倉トースト」を口にしないまま2年以上の月日が経ちました。
 もちろん「山」のメニューに「小倉トースト」があるのは分かっておりました。しかし、「いくらなんでも、『小倉トースト』にあんこと食パンとマーガリンの組み合わせ以外はないだろうな」と後回し後回しになり、「もし、それ以外の組み合わせのものだったら、よほどすごいものに違いない」と、軽い怖れも抱き、後回し後回しになっておりました。
 そして今回、別腹に入れるための適度な甘味として、ようやく「山」の「小倉トースト」に手を出す気になりました。ちょっとばかりすごいものがやってきても、許容できるくらいの状態の腹でした。どんとこいです。

小倉トースト
 ちょっと厚いかな?

 これが「山」の小倉トーストです。パン、あんこ、マーガリンの鉄壁のトライアングルは崩れておりませんでした。正統派です。

小倉トースト拡大
 いや、かなり厚いです

 ただ、でかいだけです。
 普通は、端っこに行くほど内容量が減るものですが、この「小倉トースト」は、辺に行くほど、あんこ量が減衰してはおりますが、それでも、他のお店の通常量よりも厚いあんこの壁を有しております。さすがです。
 両面がしっかりと狐色焼かれた、四つ切食パンを三角形に4分割、それぞれ厚さは55mm、そのうちあんこの幅は30mm(最大部)、これまた、東海林さだおさんが書いていらっしゃることですが、内側に塗られたマーガリンが、あんこの水分がパン内に侵入することを防いでいるとともに、塩気によって、あんこの甘さを引き立てる役割を果たしています。先人の知恵は素晴らしいですね。

小倉トースト・内側
 右のあんこを引き立てる、左のマーガリンの素晴らしい働き

 あんこは他のお品にも使われているものと同じ、ねっとりとしたつぶあんで、しっかりとした甘さ。パンは耳付きでした。
 意外性はあまりありませんが、これもオススメです。昼下がり、軽く甘いものをつまみたいときにぴったりでしょう。


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2006.05.22

もう一杯飲みたくなる?「アイスカフェオレ」

 イートインスペースを見ると、黄色いカップが白いカップをすっかりと駆逐してしまったように思えます。No.1の座は確実に入れ替わったでしょう。

 ミスタードーナツは昨年、「おかわりできるカフェオレ」を新商品として投入しました。「おかわりできる」という要素はあまりに鮮烈過ぎました。長年、ミスドのドリンクNo.1の守ってきた「おかわりできるコーヒー」は、その地位を譲らねばなりませんでした。
 それでも、「コーヒー」の人気は高いみたいです。コーヒーファンの皆様はご安心ください。ふとしたきっかけでNo.1の地位を、再び獲得できる位置にいると思います。

 大人気の「カフェオレ」に、先月「アイス」が追加されました。

アイスカフェオレのリーフレット
 「アイスカフェオレ」のリーフレット

 特別にリーフレットも作られています。このようなものは他の商品では見た覚えがございません。よほど力を入れているように見受けられます。

 「カフェオレ」と「アイスカフェオレ」の大きな違いは二点あります。

 ・「カフェオレ」は温かい。「アイスカフェオレ」は冷たい。

 これは名前から容易に判断できることです。問題は二点目です。

 ・「カフェオレ」はおかわりができる。「アイスカフェオレ」はおかわりができない。

 これは大きい、実に大きい違いです。「カフェオレ」が大好評であることの最大の理由は「おかわりできること」というのは間違いないと言えるでしょう。それができない「アイスカフェオレ」はウィークポイントを一つ持ってしまったということです。

 しかし、「おかわりできること」と同じくらい重要な点があります。それは「味」。おいしいか否か。そのものが本来的な実力さえ持っていれば、「おかわり」は第二の要素となるのです。

アイスカフェオレとハニーチュロ
 今回は「ハニーチュロ」をお供に

 「カフェオレ」の時のように、まずはガムシロップを入れないで一口。
 まずはミルクのまろやかさが感じられます。しかしながら、ミルクの持つ脂肪分のこってり感はあまりありません。そして、コーヒーの芳しい香りと、ちょっとした苦味がやってきます。刺激を抑えた味で、こくこくとすんなり飲むことができます。

 次に、ガムシロップを入れてみましょう。
 やはりこれも「カフェオレ」とほぼ同じ印象です。ミルクの味が甘さによって引き出され、それが前面に強く現れます。コーヒーの味はこの後を追いかけるようにやってきますが、強く主張するほどではありません。

 これから、日を追うごとに暑くなっていくでしょう。甘いドーナツのお供に「アイスカフェオレ」をいただく時は、ガムシロップをちょっとだけ入れて、ドーナツの味を引き立てつつ、カフェオレのさっぱりとした甘さ、まろやかさで、涼を取る楽しみを味わえるでしょう。

 「アイスカフェオレ」。おかわり無しですが、なかなかの実力者です。


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