今日の「山」登りは「大人のお子様ランチ」&「黒ざくろジュース」
新メニューを調べるために「山」に登ったわけですが、メニューだけ写真に撮って「はい、さようなら。また来ます」という訳にもいきません。もとよりそのつもりは6%くらいしかありませんでした。
やはり、今回の登山は「新山」、さらには挑戦心をかき立てる「???」しかありません。この「???」、正体が判明しているのは、1000円の「小倉丼」と800円の「大人のお子様ランチ」だけで、3800円の「????」は未だ不明のままです。
この時「????」山の霧が晴れていたら登っていたでしょうか? …いくらなんでも「山」で一人で3800円を使うわけには…、うん、いかないとは思うのですが…。…食べなかったと…思いますよ。理性はまだ残っているはずです。
それでは「小倉丼」と「大人のお子様ランチ」、どちらを登ることにしましょうか。答えは明快です。見たことないほうです。「小倉丼」の写真は、多くの雑誌、書籍に取り上げられているので見たことがあります。生の「小倉丼」も7月の登山会でリムさんが登っているものを目にしました。したがって、今回は必然的に「大人のお子様ランチ」になります。決して、「小倉丼」を召しあがるリムさんの苦しそうなお姿を見たためではございません。いつかは登りますわ。いつかは。
いよいよ「???メニュー」の注文です。辺りをうかがいながら、少しこそこそしつつ店員さんに声をかけます。
まずはメニューの確認から。
「この『???丼』は『小倉丼』のことですよね」
「はい、そうです」
「それで、こっちの『大人の???』は『大人のお子様ランチ』ですよね」
「はい」
よし、裏は取れました。でも3800円「????」が分からないのは悔しいのよね。なんとか解明したいのですよ。…ちょっとカマをかけてみました。
「で、最後の『????』は『甘口ミックス』なんですよね」
「え?」
「えーと、『甘口ミックス』って聞いたんですが」
「あー、ちょっと違いますね〜」
うーむ、引っかからなかったかー。さすが「山」でバイトをするだけのことはあります。
「そうですかー。じゃ、『大人のお子様ランチ』お願いします」
『大人のお子様ランチ』って、よく考えたら、いや、よく考えなくてもいかがわしい雰囲気を持っているではありませんか。恥ずかしい。そんなのよく声に出して注文したわね、自分自身よ。でも、注文してしまった事実は取り消せません。こうなったら「大人のお子様ランチ」が似合うような大人っぷりを周囲にアピールすることにしましょう。
いつもは注文の品が到着するまでは、登山口近くの本棚に置いてある『ドラえもん』を読みながら待つことが多いのですが、今日は大人っぽく『ドラえもん』に走るようなことはしません。

少しぼかしています
『週刊大衆』! 『ドラえもん』は脇によけておきます。
表紙からしてどうしようもないくらいの大人っぷりです。どこがどう大人っぽいのかを書くことは控えておきます。では、大人っぽくページをめくってみましょう。
ぱらぱらぱらぱら。
…大人すぎた。袋とじも切られています。頭がくらくらします。
『大衆』は閉じて、『ドラえもん』に戻りましたわ。あー、ほっとする。
『ドラえもん』は何度読んでも面白いなー、…って、遅い! なかなか来ませんわ。そんなに面倒な品なのかしら。大人エッセンスでも振り掛けているのでしょうか。
大人の世界をあれこれと想像していると、ようやく登場しましたよ、「大人のお子様ランチ」。

???メニューの一。「大人のお子様ランチ」
案の定、普通のお子様ランチスタイルは取っていません。大皿の上にごはんがどっさりと敷き詰められ、その上がやたらと肉肉しいです。彩りを放棄しています。お子様ランチとしての殻が突き破られた瞬間を目にしているのです。
これは基本はピラフメニューですね。玉ねぎとグリーンピース入りのバター風味のピラフがベースになっています。もともとマウンテンのピラフはスパに比べると油が弱めになっています。「大人のお子様ランチ」もまた、油は気になるほどではありません。もちろんマウンテン内での相対的な判断となります。当然、食べ続けているとくちびるがてかてかになるくらいの油っぽさはありますよ。
「お子様ランチ」としての付け合せは全てピラフの上に埋め込まれています。これくらいの力技では驚かなくなりましたわ。写真にのせた「大人のお子様ランチ」は、
ミートボール 3
ミニハンバーグ 3
ソーセージ 1
トマト 2
旗
というラインナップとなっております。
ミートボールとハンバーグ、ソーセージにはケチャップが「とちゃっ」と掛けられており、すべてを同じ味と化すような仕掛けが施されています。でも、肉ものの食感は段階的に変化をつけるという面白い技をみることができるのです。
ミートボールが一番やわらかくて、すーっと歯が通ります。ハンバーグはミートボールよりもやや固め。筋っぽい少しこりこりとした食感も含まれていますね。この食感はマックの「チキンナゲット」に近いかしら。そして一番目を引くソーセージ。長い。メジャーで計ると約17cmでした。かぶりつくと皮がぱきっと音を立てて、肉汁がたっぷりと…出ませんね。皮の内部でたんぱく質がしっかりと手を取り合って、肉汁の入り込む余地はなかったようです。
以上の肉三点セットは、どう見ても手作りの雰囲気はありません。やたらとつなぎが多い感触があります。なので、同じものを作ろうと思えばスーパーにお買い物に行けばどうにかなるでしょう。
トマトは生のくし切りです。でも、ピラフの熱で多少、しなーっとなっております。こんなところだけお子様ランチっぽく彩りを加えなくてもいいのに。
チキンライスがあっても、スパゲティがあっても、ミートボールがあっても、ポテトサラダがあっても「お子様ランチ」にはならないことは、世間に広く認知されている事実です。お子様ランチに生命を吹き込むものが必要です。
それが「小旗」。
「小旗」はお子様ランチにとって画竜の点睛なのです! 「大人のお子様ランチ」の小旗は、アメリカ合衆国でした。他のところで見た写真でもアメリカ合衆国でした。山神様の「大人のお子様ランチ」のイメージはアメリカなのでしょう。妙に納得させられますわ。
「大人のお子様ランチ」は量は多いですが、味に奇抜さはなく、普通メニューになるでしょう。どなたでも安心してご注文できるとおもいます。あっ、単独登頂できました。極めて楽です。

登頂できました
ところで、なぜこれが「大人の」なんでしょうか。…深く考えないことが正しい大人の判断でしょう。理由を深く考えるとどつぼにはまり込みそうな気がしますし、判ってもこのブログに書けないような気もします。
食後は「タマリンドウジュース」を飲むことにしました。店員さん、追加お願いします。
「すみません。今日はタマリンドウ切れていまして」
「あっ、そうですか。他に切れているドリンクはあるのですか?」
「タマリンドウ以外でしたら、あります」
…なんかうそ臭い。でもそれを確かめるのは野暮というもの。では「黒ざくろジュース」をお願いしますわ。

「ざくろジュース」でもいいのではないか?
てっきり、どす黒ーい汁が出てくるのかと思っていましたが、ジュースらしいジュースです。あっ、果汁がふんだんに含まれているジュースでは無くて、粉を混ぜて作るジュースの意味ですよ。
この色の通り、シロップっぽい甘さと、病院でもらう薬のような味がします。「こどもかぜシロップ」の味と香りです。これはこれで懐かしい味ですわ。
黒ざくろの商品は、店内におすすめの張り紙があります。

「ザク」を書いてざくろって。
実に道化た張り紙ですね。イランの方々がこれを飲んでいるとは到底思えません。
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