「涼風麺」、さっぱりはしてるけど…。
ミスドの「涼風麺」、ようやく2種類食べました。「海老と野菜のゼリー寄せ」は早くに食べてはいたのですが、「地鶏五目」の方はなかなか機会が無くて。ようやく感想が書けます。
まずは麺では無く、「つけダレ」の感想から。
「しょうゆダレ」はしょうゆベースにだしと酢が入っているようですね。軽い甘みがあります。ミスドHPを見たところ、この酢はリンゴ酢を使っているとのこと。さっぱりしてますな。ちょっとだしの味が強めかしら。しょうゆが薄いような気がします。
ごまダレというと、胡麻の香ばしさとこってり深い味わいが魅力的ですが、涼風麺の「ごまダレ」はその印象から大きく外れます。すっぱいのですよ、とにかく。胡麻の風味があまり感じられず、強い酸味はのどをちくちく刺激します。さっぱり感を出そうとして、酢を加えたのかもしれませんが、隠し味程度にして、胡麻が香りが前面に出ていたほうが良かったです。
では、「涼風麺」本体にかかりましょう。
「海老と野菜のゼリー寄せ」はなんといっても、そのビジュアルに目が行きます。盛られた細麺に錦糸卵と海草が乗り、その上に今まで見たこと無いゼリーが鎮座しています。ゼリーの中にはにんじん、コーン、えだまめなどの野菜と、海老が梱包というか圧縮されています。このゼリーのなかの者たちを見ていると「よくがんばっているなー」という気まで起こってまいりますわ。
ゼリーの形はモコモコした花形、かと思いきや、もこもこは全部で8つ。そうです。「ポン・デ・リング」型なんです。遊び心を感じます。
ゼリーの形がかわいいです
少々、もったいない気がしますが、ゼリーを突き崩して麺と絡ませつけダレに。この「海老と野菜の〜」はごまダレで食べたのですが、やはりすっぱさがややきついです。麺が「汁そば」と同じものなので、細くてもちもちして、タレがよく絡む。それだけに味が強く感じられるのでしょうか。
ゼリーは鶏だしかな?薄く味がついています。野菜と海老をまとめているだけの力加減で、お菓子のゼリーのような固さは無く、ほろほろと崩れていきます。なので、いつの間にかゼリーは消え失せ、野菜の粒が全体に散らばるのです、そうなってしまうとちょっと食べにくいです。スプーンがあったらよかったかしら。
「地鶏五目」の具は、海草、錦糸卵が「海老と野菜の〜」と共通しています。えび、にんじんもどちらの「涼風麺」にも入っていますが、ゼリーに入っているかいないかで印象が変わります。にんじんは細切りの方が麺と一緒に食べやすく、えびもそのままの方がぷりぷり歯応えがあったような気がします。「地鶏五目」の方がいいかな。
見た目は普通の冷やし中華みたい
歯応えといえば、もやしがいい効果を出しています。しゃきしゃきした食感は、麺のもちもちと良い対照になっています。
メインの鶏肉はどうでしょうか。地鶏というには身にしまりがないです。これは胸肉かな。脂が少なくて、ややぱさつき気味です。
今度の涼風麺は、若干の難はあるものの「地鶏五目」の方が味の印象は強かったです。ただ、つけダレはどちらも私にはすっぱすぎました。
それならいっそのこと、つけダレを付けなくて食べてみます。麺と具をざっくりと混ぜて。…いただきます!
うむ、当然の事ながら、それぞれの具材の味がはっきりわかりますわ。玉子の甘さ、野菜のうまみ、鶏肉と海老の滋味、海草の淡い塩味。
この食べ方良いですわ。つけ麺にしないほうが美味しいかも。もしくはタレの味を薄めにしてかけダレだったらよかったかな。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント