大道芸ワールドカップin静岡2005―最終日
とうとう、大道芸ワールドカップ2005の最終日。
静岡の街を歩き回り、硬い地面に腰を下ろし(もしくは立ち位置を決めて)、拍手をして、歓声をあげて、投げ銭をして、また歩き回るというのを繰り返し、夜はささのってぃさんのパソコンを借りて、その日印象に残ったパフォーマンスや「あの像」の様子を書く。そんな3日間を過ごしていたためか、今朝はとうとうその疲れが出てしまい、せっかくの最終日なのに寝過ごしてしまいました。今日中に本拠地に戻らねばならず、時間が限られているのに…。
ばたばたと帰り支度をして、ささのってぃさんにお礼を言って、静岡の街へと向かいました。
もう、あちらこちらと移動することはできません。ポイントを一ヶ所に絞ることにしました。今年最後の観覧ポイントは「西武前」。ここはパフォーマーと観客の距離が短く、早めに行けば、花壇の縁に座ることができ、無理のない体勢で見ることができます。そして、最終日の西武前は、昨日の感想にコメントをいただいた、yutajinさんおすすめの「加納真実」さんの演技が行われるのです。
13時からの加納さんのパフォーマンスを見るために、30分ほど前に西武前に着くと、中央からやや外れてはいるものの、花壇席が空いておりました。
そそくさと花壇に腰掛けて、演技開始を待っておりますと、どこからともなく「カルメン」の歌声が…、
うわっ。なんと派手な。
西武前ポイントを含む呉服町通りは、今年はフェスティバルストリートとして、演技ポイントを固定しないロービングパフォーマーの出現場所となっていました。この派手派手なパフォーマー「マドモワゼル・ボトルショット!」さんも、そのロービングパフォーマーの一人。自前のカウンターをぶら下げて、カルメンを歌いながら、道々お客さんに誘いの言葉を投げかけていきます。
あっけにとられて、彼女を見送っておりましたら、すぐそばで驚きの声が。
2日目にも出会った「ウンパ」さんがいつの間にか座っていました。今日はお客さんの持つハンバーガーをねだっています。
よほど、マックが好きなんでしょうか。
次から次へと現れるロービングパフォーマーを見ているうちに、13時が近くなりました。ところが、ここにきてどんよりとした空からぽつりぽつりと雨が落ちてきたのです。「これでは中止もやむを得ないかしら。残念だわ」と思っておりますと、加納さんのパフォーマンスが行われるというアナウンスがありました。加納さんに拍手です。
青ジャージを着て、「恋人よ」や「うらみ・ます」などの曲に合わせて繰り広げられるパントマイムは「負け犬」がテーマでしょうか。面白いのですが、空恐ろしさをも感じられました…。
加納さんのパフォーマンスが終わったところで、雨が本降りに。西武前では次に「揚野バンリ」さんの演技が行われる予定だったのですが、様子見で開始が遅れていたため、ここで、私の今年の大道芸ワールドカップ観覧は終了としました。
パフォーマーの皆様、とても楽しい4日間でした。ありがとうございました。
早めに切り上げることにしたので、まだ少し、帰りの電車の時間には間がありました。最後に「あれ」に挨拶に行くことにしましょう。
うわっ。
また、会ってしまいました。
折りたたみ傘じゃないのに、小さすぎますわ。
雨にうたれながら、曇り空を目指していました。これからも、静岡の街とコネタを見守ってください。
ばいばい
このときは、もうほとんどのポイントで中止が決定していたようです。しかし、まだ街では、雨の降る中、クラウンの皆さんが最後の最後まで大会を盛り上げていらっしゃいました。
また来年。楽しみにしてますね。
またね
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