2018.10.16

七分日和のにくばなれ とは

 ブログの名前を「九州男児のにくばなれ」から「七分日和のにくばなれ」に変えました。
 これまでに書いてきたものを何気なしに振り返ると、「ようし、一丁、やってみるか!」と言うほどの勢いは無く、かといって、「何もできないじめじめぐじぐじ」と沈み込む程もない気分だったように思います。今日はちょっと良い加減の陽気だな、できることだけしてみようか、くらいの感じです。昨日よりもちょっと暖かい、もしくは、昨日よりもちょっと涼しい、という外からのわずかな変化につつかれて動き出す。そういう雰囲気の時に着ることが多いのではないでしょうか、七分丈を。
 ここ一年ほど、七分丈、七分袖の合う天気がやけに気になっています。何かできそうな、何か起こりそうな、何か特別な日になりそうな、好ましい天気です。その心持ちをもう少し身近に置きたくなりました。
 「七分日和(しちぶびより)」ということばを検索したところ、一致するものは出てきませんでした。いわんや「七分日和のにくばなれ」をや。他に無いことばにすれば、何かと紛れることも少なくなるでしょう。
 あとは、字の見た目も軽い気がします。数えてませんが、画数も少ないのではないでしょうか。すっきりしています。
 「にくばなれ」部分は変更しませんでした。これを変えると、URLとの間にずれが生じてしまうからです。URL部分も変えようと思えば変えられるみたいですが、「とても面倒なことになるよ」というようなことが、ココログの注意書きにあったのでそのままにしています。
 タイトルが変わっただけで、中身は変わっていません。七分丈・七分袖の似合う日和の時に(もしくはそれ以外の時にも)思い出してご覧いただければと思います。

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2011.01.01

ハムの人

 気が付いたら、梅雨から更新していないではありませんか(もう一つのブログ「たらふく。」は11月に更新しましたが、それもかなり更新頻度が落ちています)。
 放置もここまできたら、もはやプレイでは済まされません。
 昨年は、このようにまともに更新できませんでした。今年は、もう少し、いや、かなり頑張って、皆々様に、苦笑いをお届けできればいいな、と思っております。
 「これは何かのネタになりそうかな」と、いろいろと、考えたり、思いつくことはあるのですが、なかなか上手い具合にまとめたり、材料を集められない、というのが現状です。もともと、雑記のようなものから始まったブログですので、あまり肩肘張らずに更新してもいいのかもしれませんが、一度乗った軌道を修正するのもそれなりに難儀でして、ちょっと困っております。
 近年は、「今昔物語集・おしゃべり語訳」(桜濱版超意訳)と、「コネタ」(でも長文)の二本柱で書いていましたが、どちらも案外と元ネタ探しが厄介です。
 さらに、最近は、Twitterなどの「ミニブログ」と言われるものが全盛です。ネット利用者が情報発信をすることの「しきい」が、さらに下がっているように思われます。
 このような状況の中で、果たしてこのブログ「九州男児のにくばなれ」や、別館「たらふく。」が、情報元として、お役に立てているのか、少しでも、苦笑・微笑、をお届けすることができているのか、という思いを持っております。
 このブログの、「コネタ」のジャンルに入れているものは、一過性のものが多々ありますし、「たらふく。」に掲載しているお店も移転・閉店しているものがあります。これらの記事の内容は、変更・修正した方がいいのかな、とも考えますが、当時の状況を残す意味と、「データベース」的な役割を持たせたいという思いから、ほとんどの場合、手を加えずに、そのままにしています。
 今は、これらの思いがぐるぐると頭の中でうずまいておりまして、それが落ち着かずに、結局、何も書けない、アップできない、という悪循環になっています。それをどのように決着をつけるかということを、今年の課題にしていきたいと思っています。
 このような考えの中、昨年末にいくつか、「平成二十三年はこんな方向で書いてみてもいいかもしれない」ということを思い浮かべてみましたので、列挙します。

 [1]
 「コネタ」と言いつつ、長文ネタをなんとか絞り出します(これは、今まで通りのやり方です)。私の、趣味・傾向から、やはり「ことばネタ」が多くなる、と思います。

 [2]ほとんど、記事の更新はせずに、一つの「大ネタ」を一本作り出してみようかな、とも思っています。(長期的に制作しなければならないネタで、考えていることがあります)。これを行った場合、記事の更新としては、そのネタの経過報告の形になると思います。

 [3]
 「たらふく。」は、これまで通り、喫茶マウンテンさん、ミスタードーナツさんのネタを中心とするものの、日常的に食べているものについてのエッセイ風のものをやや多めに書いてみたいです。そこに「名古屋のお菓子情報」を、ときおり織り交ぜようかな、と思っています。
 最近、おなかの容量が落ちてきているように感じています。少し食べると、すぐに「たらふく」になってしまいます。そのため、あまり積極的にあちらこちらと、食べ歩き、ができないような感じです。今は、一食でマウンテンさんの甘口スパ二皿くらいが限度です。そのため、このように、あまりたくさん食べなくても「食べものブログ」として続けられる形態を取ってみようかな、と考えました。
 また、「食べものブログ」は、数多くあります。その中で、何らかの役割を果たせる、としたら、「速報性」が重要になってくると考えています。しかし、新商品が出たらすぐにそれについてのレビューを書くことは、難しいですし、それを行っているブログなどはたくさんあり、独自性を出すことも難しい、と思います。ミスドさんの商品に関しては、今までのようになるべく早い段階で感想を書いていきたいと思っていますが、その他、話題となっている新商品を、どこよりも早く、という姿勢で、書くことはできません。私にとっては難しいです。
 それを考慮しますと、私がどこか惹かれたモノ(美味しさ、見た目、珍しさ、などの観点をもって)で、おすすめしたい、と強く感じたモノをご紹介することになると思います。

 [4]
 『今昔物語集』は私のライフワークです。「おしゃべり語訳」という名の桜濱版超意訳は続けたいと思っています。
 本ブログには「今昔物語集 現代語訳」のフレーズで検索して来てくださっている方がかなりいらっしゃいます。さらに「第○巻第○○話」や「なんとかかんとかの語」などのワードを入れて、『今昔物語集』の特定の説話の現代語訳を探している方もいらっしゃるようです。
 そこで、『今昔物語集』おしゃべり語訳(桜濱版超意訳)のリクエストをお受けしてみるのはどうかな、と、考えました。
 現代語訳をネットで検索される方、いろいろな理由があると思います。「今昔物語集の説話ってどういうのがあるの?」「教科書・テキスト・参考書のここの部分の意味を知りたい」「今昔物語集を手軽に読んでみたい」「夏休みの宿題で出たから、現代語訳が欲しい(実際に学校の長期休暇中は「今昔物語集 現代語訳」の検索が増えます)」「明日までの宿題!」、など。
 『今昔物語集』の一ファンとしては、本当は、ネット検索では無く、図書館などにある全集本と古語辞典を合わせて、直接原文に当たっていただきたいのですが、今や、ネット無しで済ませられる時代では無くなりました。「まずは、GoogleやYahoo!」という方も多いと思います。
 そのため、ネットを介して、『今昔物語集』への入り口、案内人として、一役買って出られないだろうか、と思いました。それが宿題の「お手伝い」だとしても。
 ただし、リクエスト方式を取ることになったとしても、期限はお約束できませんし、学校に提出できるような訳、は書けないと思います。それは、これまでの私の「現代語訳」をご覧になれば、お分かりいただけると思います。
 単純に、「次はこの説話のだいたいの現代語訳を読んでみたい」と仰っていただいて、「了解しました。では、次はその説話を候補の一つに入れます」という感じになると思います。「候補の一つ」ですので、他に私が惹かれる説話があれば、そちらを先に訳すことになる、こともあります。また、私の現代語訳の実力不足や資料不足により途中断念、という可能性もあります。リクエストはお受けしますが、「保証はできない」ということです。
 それでも良い、というご意見をいただければ、実験的に「『今昔物語集』の現代語訳リクエスト」を、始めてみたいと思います。
 これはあくまで「実験的」ですので、何かしら問題が起きれば、すぐに中止させていただきます。
 リクエスト方法は、このブログの今昔物語集関連の記事のコメントか、Twitterでの返信で、と考えています。

 以上が現在思いつく限りの今後(今年)の方針です。
 これらについて、ご意見・ご要望等がおありの際は、私の心に傷を残さないソフトな感じのコメントで、お願い申し上げます。
 では、本年も「九州男児のにくばなれ」「たらふく。」「学べや仏蘭西語」、……あっ、フランス語、全然更新も勉強もしていないですっ! 今年は、頑張ります。
 もとい。
 これら桜濱の産物を、なにとぞ、よろしくお引き立てのほど、お願い申し上げます。
 今朝は、ハム、を食しました。思いっきり厚切りしたのをです。お歳暮でいただいたものを冷蔵庫に大切に保存しておいたものです。これをおつまみにして、おとそも少々いただきました。

ハムの人からいただいたハム

 いい、元旦でした。肉の力は偉大ですね。

 更新履歴
 2018/05/20
 本文中の約物、改行を一部変更しました。
 画像のリンク切れを修正しました。

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2004.07.20

九州男児のにくばなれ・開始

 新規blog「九州男児のにくばなれ」開始です。
 何の興味も無かったblogなのに、「@nifty BB Festa 2004 in 名古屋」にお伺いして、あっさりとココログに引きつけられてしまいました。
 家に帰る道すがら、まず、頭を悩ませたのはタイトルです。力強さと繊細さと親しみやすさを兼ね備えたタイトルは無いものか…
 まず、思い浮かんだのが前半部分の「九州男児」。力強いではありませんか。しかも私は九州男児です。しかし、周りからは全くそれらしく見えていないようです。次に反対の繊細さを加えねばなりません。西郷どんのような九州男児でも「あのお方でもっ!」と周りから言われたであろう繊細さとは何か。肉離れに他なりません。これで完成です。
 「九州男児のにくばなれ」。このタイトルには他にも秘密がございます。タイトルを声に出してみてください。そうです。「七五調」になっているのです。日本人にとって流れる水のごとく耳に入っていきます。七五調は『古今集』以降に主流となります。『万葉集』の「ますらをぶり」に対して、『古今集』は「たをやめぶり」です。タイトルに「九州男児」という語が含まれているにもかかわらず「たをやめぶり」。道すがら、到達感に打ち震えました。
 九州男児−力強さ 肉離れ−繊細さ 七五調−親しみやすさ+繊細さ(たをやめぶり)
タイトルは決まったものの、うちに帰ってココログの勉強をしなければならず、結局、BB Festaの翌日のアップのなってしまいました。悔しいです。
 性格上、気まぐれ更新になると思います。

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