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2009.07.20

ビックカメラ小袋の群雄割拠

 5月の初めに、愛用のコンパクトデジカメが壊れてしまいました。シャッターも切れますし、動作に問題は無いようなのですが、液晶画面が全く映らない状態です。これでは、デジカメの機能を半分は奪われたようなものです。
 そこで、すぐに、購入したビックカメラの修理コーナーに持っていきました。そこで、「このようにすると液晶が映らなくなるのです」と、スタッフさんに、操作しつつ説明をいたしましたら、何故か液晶が映りました。まるで二昔前のコントです。

預り証
 せっかくのゴールデンウィークに壊れてしまいました…

 一応、中の状態が悪い可能性がありますし、長期保障にも入っていたので、修理のために里帰りをすることになりました。その際、預り証をいただきました。小さな茶色の紙袋に入った預り証は、長期5年保障の時にいただいたものと同じ…、ではありませんでした! 少し違っているのです。まずはこの写真をご覧ください。

ビックカメラ小袋・新旧
 上が旧、下が新です。一見すると同じようですが…

 一見すると、ほとんど変わりは無いのですが、よくよく見ると、ブランド名の配置や大きさが違っています。その違いをいくつか見ていきましょう。


 1.パナソニックブランドへの統一
 2008年9月までは、ナショナルは「National」と「Panasonic」の二つのブランドに分かれていましたが、翌月の社名変更により、「Panasonic」ブランドに統一されました。
 私がこのデジカメを購入したのは、2008年9月より前でしたので、小袋には、「National」と「Panasonic」の両方が印字されています。しかし、修理に出したのは、2009年5月。「Panasonic」に統合された後です。それが、小袋にも反映されていました。購入時の保証書小袋には、「National」も「Panasonic」もありますが、2009年5月版の小袋には、「National」は無く、「Panasonic」だけです。ちゃんとこのような細かい場所にも、反映されていました。

ビックカメラ小袋・Panasonic
 今はパナソニックです

ビックカメラ小袋・National
 ブランド統合前


 2.ロゴが変わっている
 同じ会社でも、数年の間に、ブランドロゴが変わっている場合があります。例として、NTTdocomoを見てみましょう。
 まずは、現在のロゴをご覧ください。

ビックカメラ小袋・旧ドコモ
 

 このように、丸っこいロゴです。見覚えがありますね。そしてこれが2年前のロゴです。

ビックカメラ小袋・新ドコモ
 

 こちらも見覚えががありますね。「そうそう、これだった」と思われる方もいらっしゃると思います。
 このように、何気なく移行したロゴも見受けられます。


 3.下の段ほど変化が少ない
 小袋の上の段は、なぜかブランドの入れ替わりが激しいです。一方、それぞれの小袋の下から7段目くらいまでは、ほとんど変化がありません。特に、目を惹くのが、下から6段目の「ビック」シリーズのロゴです。「ビック酒販」「ビックトイズ」「ビックスポーツ」「生毛工房」が鉄壁のラインを引いています。

ビックカメラ小袋・「ビックライン」
 


 4.ブランド名の統計
 この小袋を見ると、ビックカメラではこれだけのブランドの取り扱いがあるのだな、と思うのですが、目を凝らすと、同じロゴが大小取り混ぜて、複数回登場する場合があります。それらの出現個数を表にしてみました。

2007年11月2009年5月
SONY5SIGMA5
TEAC5SONY5
AXIA4TEAC5
HITACHI4AXIA4
maxell4EIZO4
NEC4maxell4
SIGMA4Rinnai4
AOepn3AOpen3
Arivel3Arvel3
ASUS3ASUS3
CASIO3BRONICA3
corega3DENON3
DENON3ELECOM3
EIZO3HITACHI3
ELECOM3Iwatani3
Iwatani3LEXMARK3
LEXMARK3Microsoft3
Microsoft3NEC3
PHILIPS3ORIENT3
Pioneer3PHILIPS3
Rinnai3SEIKO3
SEIKO3Victor・JVC3
生毛工房3

 2007年11月分
 3回以上出現のブランド数…76
 2回以下出現のブランド数…111
 合計187ブランド

 2009年5月分
 3回以上出現のブランド数…78
 2回以下出現のブランド数…104
 合計182ブランド
 

 3回以上登場するものだけを抽出しました。「SONY」「TEAC」「SIGMA」が3強と言えるでしょう。「SONY」は家電業界の勇、「TEAC」はパソコン周辺機器で幅を利かせています。そんな中、「SIGMA」が入ってきているのが意外です。カメラとそのアクセサリーという、ちょっと、深いながらも細かい分野のブランドが入ってきているのです。しかし、ここは、「ビックカメラ」です。カメラを大きく入れて、「ビック『カメラ』」だということを強調しようとということが見て取れます。これは、小袋に書かれたブランドのイメージであるととともに、小袋そのものが「ビックカメラ」のブランドイメージでもあるのです。

 この小さな袋からでも、家電業界の群雄割拠、勢力構造の変化がわかります。なかなか興味深い読み物なのです。
(各社の敬称略)

―――――

 なお、幸いにして、私のデジタルカメラは3週間ほどして、綺麗な姿で手元に戻ってきました。動作にも何の障害もありません。

修理済みのマイデジカメ
 元気になって帰ってきてくれました

 今日から、拙ブログは6年目に入りました。これからもこのデジタルカメラと自転車をフルに活用して、ネタ探しに奔走したいと思っておりますので、ご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

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