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2008.10.10

超人っぽい会社

 今年は漫画『キン肉マン』の29周年記念です。今、改めて『キン肉マン』の素晴らしさが語られています。
 そのような時、「どの超人が一番好きか?」は必ずと言ってよいほど俎上に上げられる話題だと思われます。
 皆様、色々なご意見があることでしょう。
 私は、ウォーズマンが好きです。あの憂いに満ちた存在に惹かれます。後に、正義超人、アイドル超人と呼ばれるようになりますが、元々は「残虐超人」に属していました。余りに非情なファイトスタイルからです。
 戦闘における最小限のフォルム、力強さ、寡黙さ。全てが憂いに満ちています。普段の口ぐせは、

コーホー
 息づかいが聞こえる…

です。まさに「ファイティング・コンピューター」の名に相応しい発言だと思います。
 彼のテーマ曲があります。タイトルは『悲しみのベアー・クロー』。歌詞は下記のリンク先をご参照ください。

 『悲しみのベアー・クロー(ウォーズマンのテーマ)』
 (「うたまっぷ」(http://www.utamap.com/)より

 あまりに、悲しい。あまりに、愁える。心痛止みません。

 ウォーズマンの必殺技は、ベアー・クローの他に、「パロスペシャル」というものがあります。『キン肉マン』で色々なキャラクターが繰り出す必殺技の中で、最も常人が真似しやすい必殺技の一つだと考えられます。実際、あちらこちらの学校で、児童・生徒がパロスペシャルを真似したようです。しかし、パロスペシャルは「必殺技」ですから、現実世界でも、たいへん危険な技なのです。これで怪我をした児童・生徒が多かったろうと推察されます。学校から「パロスペシャル禁止」の達しが出たところもあったと風の噂で聞いたような気がします。

 ウォーズマンは悪くないのに、禁止扱いになったのです。それを思うと、さらに愁いが増します。そして、ウォーズマンへの愛も深まります。


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コメント

>リムさん
マッスルドッキングなんかは無理でも、パロスペシャルは可能でしたからね。あ、キン肉バスターも体が小さい子は餌食になってました…。今考えると、酷い話です。

『ウォーズマンのテーマ』のフレーズで「ロボットでもない 超人でもない」というところがありますが、マスクを外したあのお顔は、「ロボットでもあり、超人でもあ」りますよね。「ちょっと、ロボっぽ過ぎたので、マスク付けときゃいいか」という、ソ連の科学者のいい加減さの表れかもしれません。

ウォーズマンの他には、アシュラマンが好きでした。顔が切り替わったり、腕を取り替えられたり。ウォーズマンのベアークローとあわせて考えると、何かギミックがある超人に惹かれるんだと思います。

投稿: 桜濱 | 2008.10.11 11:23

あぁ、やりましたやりました、パロスペシャルw
ベアクローとハリケーンミキサーもよくやったものです。

コーホー、コーホー・・・
あの超人はマスクを取ったときの顔が特に印象的でしたね、
大人目線で見ると、いくら不細工っつっても、機械なんだし、もっと上手に設計してやればいいだけの話なのに・・・と思えてしまいます(笑)

ちなみに俺の好きな超人はテリーマン
時々使う、英語交じりの変な言葉が好きでした。

投稿: リム | 2008.10.11 00:48

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