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2007.02.22

ラブ語アワード2007 ―バレンタインデーカタログのラブ度調査・名古屋でどれだけ愛が叫ばれていたか―

 バレンタインデーから1週間が経ちました。チョコレートの贈答が上々に運び、ラブ状態の方々がいらっしゃるでしょう。一方、不首尾に終わった方もいらっしゃると思います。来年に期待してくださいませ。
 ただ、今年のチョコレートのトレンドは「自分へのご褒美」だったそうです。普段は、なかなか手が出せない高級チョコレートを、たまの贅沢とばかりに、百貨店のバレンタイン催事で買いこんで、自分でじっくりいただくのだそうです。バレンタイン催事では、普段はその店舗に出店されていないブランドのチョコレートも販売されるので、自分のために購入したくなるのも分かります。もちろん甘党の私も自分のために購入してきました。美味しかったです。
 しかし、現代日本のバレンタインデーの本来の目的は、想い人に自らの心の内を告げることにあると言って良いでしょう。同様の現象は、クリスマスの頃にも見られます。

 クリスマス【Christmas; Xmas】
 (Xは「キリスト」の意のギリシア語Xristosの頭字。masは祭日の意)キリストの降誕祭。12月25日に行う。もと太陽の新生を祝う「冬至の祭」がキリスト教化されたもの。ギリシア正教会では1月6日。聖誕祭。降誕祭。ノエル。[冬]

 バレンタイン‐デー【St. Valentine's day】
 (聖バレンタインは269年頃殉教死したローマの司祭)2月14日。聖バレンタインの記念日。この日に愛する人に(特に女性から男性に)贈り物をする。日本では1958年頃より流行。
 (岩波書店『広辞苑』第五版)

 『広辞苑』で定義しています。クリスマスは「愛」は関係ないのです。バレンタインデーには、きちんと「愛する人に(特に女性から男性に)贈り物をする)とあります。バレンタインデーこそ、「愛の日」であり、「ラブ」を声高らかに叫んでも良い日なのです。 先ほど、今年のバレンタインデーのチョコレートのトレンドは、自分へのご褒美だと書きましたが、主たる目的は、『広辞苑』にあるよう、想い人に自らの心中を伝えることにあると考えて良いでしょう。
 チョコレートを販売する側も、「自分へのご褒美」トレンドは了解しつつ、ラブを前面に押し出してきています。バレンタインデー前に百貨店で配布されていたチョコレートカタログに目を通して分かりました。あちらこちらに「ラブっぽさ」が散りばめられているのです。
 一昨年の冬に、百貨店のカタログを使って、クリスマスケーキの祝い言葉調査というのを行ってみました(昨年のクリスマスにも行う予定でしたが、時間がとれずにお蔵入りになりました。そのお蔵入りになった分は、今年末の調査に生かしたいと思います)。その調査の結果、祝い言葉が「メリークリスマス」という英語から、「ジョワイユーノエル」というフランス語に移り変わりつつあることが分かりました。
 このクリスマスケーキの祝い言葉調査方法を踏襲して、バレンタインデーのラブ語度調査を行ってみることにいたしました。これにより、カタログから発散される「ラブっぽさ」が、どこに端を発しているのかを、多少なりとも明らかにしたいと思います。


○調査方法
1.名古屋市内の主要百貨店5店舗(JR名古屋タカシマヤ、松坂屋、丸栄、三越、名鉄百貨店(五十音順、敬称略))のバレンタインデーチョコレートカタログ2007年版から、「ラブ語」を抽出、集計して、その傾向を見る。
2.「ラブ語」は、私(桜濱)が、「ラブっぽいな」と思った語を指し、主観的なものである。
3.カタログ内の「ラブ語」は、チョコレートの商品名、店舗名、チョコレートの能書きなど、文字として印刷されたもののみを抽出する。見本写真の中の文字は除外する。
4.日本語の「ラブ語」は、ひらがな、カタカナは別とする。外国語の「ラブ語」は大文字と小文字は区別しない。
5.日本語で活用のある語は、語幹が同じであれば、同一の語としてカウントする。(例.「優しい」「優しさ」は同じ「ラブ語」)
6.外国語の「ラブ語」に、日本語の読みが付されている場合、別カウントとして集計する。
7.ページ数は表紙、裏表紙とその見返しを含む。

○JR名古屋タカシマヤ

ラブ語個数
アムール112
amour68
ハート22
18
ラブ8
クール7
7
大好き6
愛情4
大切4
優しい4
ロマンティック4
情熱3
love2
2
heart1
ウエディング1
結婚1
告白1
好き1
成婚1
ときめき1
パッショネート1
惚れ1
マリアージュ1
夢中1

 タカシマヤは国内最大の百貨店だけあり、催事のカタログには、毎回、力が入っています。今回の集計に用いたバレンタインデーカタログの中で最もページ数が多く(72ページ)、唯一平とじの豪華カタログでした。
 タカシマヤのバレンタイン催事の名前は「Amour du Chocolat! アムール・ド・ショコラ ~ショコラ大好き!~」というもので、この催事名だけで「Amour」(フランス語。「愛」「愛情」「恋愛」等の意)、それの日本語読み「アムール」、「大好き」と、3つものラブ語が含まれています。また、各ページのヘッダー部分には「Amour du Chocolat!」、商品の説明には特設販売所「アムール・ド・ショコラ」がそれぞれ記載されていて、「Amour」と「アムール」の登場回数が非常に多くなっています。この上位2つのラブ語がタカシマヤのカタログの特徴といえるでしょう。
 以下、「ハート」「愛」「ラブ」「クール」「心」と、スタンダードなラブ語が続きます。このうち、「クール」は英語の「cool」ではなく、フランス語の「coeur」(「心」「優しさ」「愛情」の意)です。ハート型チョコレートの商品名に多く使われていました。
 また、他の百貨店のカタログに比べて、結婚につながる言葉がよく出てきました。「ウエディング」「結婚」「成婚」「マリアージュ」(フランス語。「結婚」の意)などです。能書きに「ベルギー皇太子御成婚のウエディングケーキを担当」といった文面が含まれていたためです。
 タカシマヤのカタログは、全体的に能書きが多かったです。能書きが多いほど、説得力が増し、購買意欲がそそられました。

○松坂屋

ラブ語個数
ハート11
9
4
キューピッド3
2
ラブ2
quore1
ウエディング1
クール1
クオーレ1
告白1
サンチマン1
情熱1
大切1
ドキドキ1
パッショネート1
優しい1
ラブリー1

 最近、大丸との経営統合で話題となった松坂屋のラブ語です。タカシマヤカタログに頻出した「amour」と「アムール」は全く登場しません。上位は「ハート」(英語。「心」の意)「愛」「恋」と、直球のラブ語が占めています。その中で「キューピッド」が4位に食い込んでいるのは、タカシマヤのバレンタインのイメージキャラクターが「キューピー」のためでしょう。ちなみに「ホワイトデー」でも「キューピー」がイメージキャラクターになっています。
 上の表で目を引くラブ語は「サンチマン」でしょう。「サンチマン」は、フランス語の「sentiment」(「愛情」「気持ち」の意)で、綴りは英語の「センチメント」と同じですが、意味は「feeling」の方が近いようです。

○丸栄

ラブ語個数
ハート13
5
4
大切3
ラブ3
マリアージュ2
love1
愛情1
アムール1
クール1
クオーレ1
好き1
ドキッ1
はあと1

 丸栄のバレンタインカタログは、今回の調査に用いた中では、最もページ数が少ない(16ページ)ですが、ラブ語の数は比較的多くなっています。上位は、やはり「ハート」「心」「愛」と、前二者と同じような組み合わせになっています。
 注目すべきは、下位の「ドキッ」と「はあと」でしょうか。この2語はキーボードを打っているだけで、無性に恥ずかしくなってきます。特に「はあと」は、「ハート」と同じ音でありながら、「ひらがなの力」でラブ度が著しく高くなっているように思われます。
○三越

ラブ語個数
ハート10
4
大切4
クール3
クオーレ2
情熱2
優しい2
ardeur1
love1
アルデュール1
ドキッ1
ときめき1
パッショネート1
ラバーズ1

 三越のカタログは、「Class Sweet」と銘打っていて、高級感あふれるものですが、ラブ語はそれほど伸びませんでした。ラブ語を用いずに、商品説明を淡々としている印象があります。
 「アルデュール(ARDEUR)」は、名古屋栄三越バレンタイン初登場のお店の名前です。フランス語で、「熱情」の意味を持っています。
 丸栄のカタログに出てきた「はあと」と同じく、「ときめき」もかなり頬が赤らむラブ語です。これも「ひらがなの力」でしょう。「ひらがな語のラブっぽさ比例上昇の法則」を唱えられる可能性があります。但し、今回の調査では、「可愛い」は「愛」を含んでおり、「愛」にカウントしましたが、「かわいい」はラブ以外でも用いられる場面が多い語と考え、ラブ語から除外しました。

○名鉄百貨店

ラブ語個数
ハート5
4
クール2
quore1
1
アマート1
クオーレ1
大切1
出会い1
パッショネート1
マリアージュ1
優しい1
ラヴ1
ラバーズ1
ラブ1

 名鉄百貨店は、ページ数はそれほど少ないわけではないのですが、三越よりもさらにラブ語が少なくなっています。商品写真の面積を大きくとり、能書きが少ないためでしょう。
 他の百貨店でも見られる「quore(クオーレ)」は、イタリアのチョコレート店「BABBI」の商品名です。「cuore」が英語の「heart」の意味になりますが、「quore」という単語は見つけることができませんでした。「q」「c」が同じ音になるために、言葉を掛けていると判断して、「quore(クオーレ)」もラブ語としました。
 「パッショネート」も他の百貨店で見られるラブ語です。こちらはベルギーの「デルレイ」の商品の名前です。英語の「passionate」(情熱的な)でしょう。
 名鉄百貨店だけに見られた「アマート」はイタリア語で、英語の「loved」の意味です。
 何故か、「ラヴ」と「ラブ」が使い分けられているのが特徴でしょうか。

○各百貨店のラブ度
 各百貨店のバレンタインデーカタログはページ数に差があります。そこで、以上の集計結果から、1ページにおけるラブ語の個数を算出し、それを、そのカタログの「ラブ度」とします。ページ数が少ないカタログでも、ラブ語が多く使われていれば、「高ラブ度」と言えるわけです。

百貨店名ページ数ラブ語合計数ラブ度(個数/ページ)
タカシマヤ722823.92
松坂屋48430.90
丸栄16382.38
三越36340.94
名鉄百貨店36230.64

 タカシマヤが抜きん出ているのは、百貨店ごとの集計のところで見たように、ヘッダー部分に「amour」が使われている、催事場名「アムール・ド・ショコラ」が商品ごとに記されているためです。タカシマヤのカタログから「amour」と「アムール」を除くと、ラブ語合計数は「102」で、ラブ度は「1.42」となります。それでも、1ページ当りのラブ語が1を越えているために、ラブ度は高いと言えるでしょう。
 健闘しているのは、丸栄で、ページ数が少ない割には、ラブ度は「2.38」と高い値となっています。丸栄のカタログが最もラブ度が高いカタログとできます。
 最もラブ度の低い名鉄百貨店は、言葉よりも写真に力を入れているようで、能書きも少ないものでした。写真のインパクトは強いですが、ラブ語の有無も、かなり重要であると思われます。来年のカタログに期待しましょう。

 この記事は、調査続行中です。中間報告としてアップしました。写真や、総合結果などは、おって掲載する予定です。


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コメント

>KATOさん
いえいえ、ご指摘いただいたことは、良い勉強になりました。「メールアドレスの入力かぁ…」と書き込みを躊躇われていらっしゃった方から、ほんと、どしどしとコメントを頂きたいです。

>ティーズリンアン、4月1日何かeventがありそうなのですか?
ティーズリンアンさんのサイトを見ると、「エイプリルフール用コンテンツ」が用意されているのを見つけまして(http://liyn-an.com/AprilFool/)。実店舗でも何かあるのかなぁと思ったわけです。4月1日にお店に行ってみたいです。
お誘いくださいまして、誠にありがとうございますっ! 4月1日に行ってみたいのですが、最近、やや忙しくて、自由に動きにくい状況が続きそうなのです。でも、一段落ついて、ティーズリンアンさん訪問の時間が取れましたら、是非、お供いたしたく思います。こちらの都合で申し訳ございませんが、その際は、またご連絡差し上げますね。よろしくお願いいたします。

投稿: 桜濱 | 2007.03.21 21:39

因みにtroubleはこちらを経由したものではないと思いますので、ご心配なく。

投稿: KATO | 2007.03.20 18:19

わー、ごめんなさい。そんなつもりではなかったのですが。>桜濱さま
でも、ご配慮有難うございました。
これで、またどしどしコメントさせて頂けます(笑)。

時間がなくて確認していないのですが、ティーズリンアン、4月1日何かeventがありそうなのですか?行かねば(笑)。
今回のお礼というわけではありませんが、もし桜濱さまがおばさんと一緒でも全然構わないとお考えでしたら、お連れ致しましょうか?
宜しければ、ご遠慮なくご連絡下さい。
取り敢えずお礼まで。失礼致します。

投稿: KATO | 2007.03.20 18:18

>KATOさん
追記です。
過去にいただいたコメントで、連絡先(メールアドレス)が表示されることが問題とのことですので、遅ればせながらというのは承知しておりますが、当方でメールアドレスが表示されないように処理いたしました。
不都合でございましたら、これまた、ご一報いただけたらと思います。元に戻しますので。

投稿: 桜濱 | 2007.03.19 20:50

>KATOさん
まずは、お詫びをいたします。
>先日来e-mail関連のsecurity上のtroubleが発生し、連絡先を要求されるweb page上の書き込みは自粛しようと考えております。
ココログシステムに対する配慮を欠いておりました。申し訳ございません。
先ほど、ブログの右列に「このブログについて」というのを加えました。ここに書きましたように、「コメントを書く」の「URL:」欄に「http://septieme-ciel.air-nifty.com/」と記入すれば、メールアドレスは表示されずに、リンク先は当方のブログになります。もし、今後もコメントをいただけるようでしたら、この手段をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

>ご自身が、お返しに期待システムを採用なさるのは日本に於けるValentain's Dayの原義を大きく見失っておられるように思えます(笑)。
うっ…。そ、そうですね。目が眩んでおりました。修行がまだまだ足りませんね。「交換システム」を今後も取り続けることといたします。

ティーズリンアンさんは、ぎりぎりで名古屋市外なので、やや交通手段に難があります(私、運転免許はあるものの、車が無いために移動に制限があるのです)。自転車を飛ばすにも、ちょっと遠すぎて…。でも、訪問したいです! サイトを見ていると「エイプリルフールにお店を訪れたら、何かサプライズがあるかも」と思ってしまいます。

岩波文庫がきちんと揃っているのは、栄の丸善さんとか、名駅のジュンク堂書店さんや三省堂書店さんですね。2,3冊まとめて購入されるのでしたら、1500円以上になると思うので、Amazonで注文すると送料が無料になります。「本やタウン」(http://www.honya-town.co.jp)加盟店がお近くにありましたら、ネットで注文して、お取り寄せもできますよ。

メロンパンの定義にそんなことがあったとは…! Wikipediaにも書かれていますね。丸じゃなくても、網目が無くても、メロンパンにすることができるんですね。なんて自由なパンなのでしょう、メロンパン。日本人の心に合ったパン、メロンパン。メロンパン讃美です。
ミスドの「オールドファッション・抹茶」のレポートは、只今書き中でございます。既に新製品でもなくなっていますね。でも、ブログの右列の「このブログについて」に書きましたように、「遅筆」ですので、ご容赦くださいませ(笑)

それでは、お気に留まる記事がありましたら、コメントをいただけたらと思います。その他、当ブログに関して何か不都合がございましたら、また、ご指摘下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。

投稿: 桜濱 | 2007.03.19 20:11

ご自身が、お返しに期待システムを採用なさるのは日本に於けるValentain's Dayの原義を大きく見失っておられるように思えます(笑)。
>桜濱さま
でも、女性の方が圧倒的にお菓子には詳しいわけですから、確かに男性が送るお菓子を限定し、女性が送るお菓子を限定しない方がsystemとしては安定しますね。

ティーズリンアン、ご無沙汰している間にweb pageも何だか賑やかになっているようです。
私は車でしか行ったことがないのですが、駅からは少し距離があったように思います。営業時間が微妙な設定になっているのは存じませんでした。すっごく気になります(笑)。久しぶりに行かなくちゃ。新茶を待ってる場合じゃなさそうですが、ちょっと遠いので連れが見つからないのが難点です。

先日、とうとう岩波文庫を見に行ったのですが、parcoは近代中心なのかこれといった本が見つかりませんでした。ちくま?の続日本紀の書下しがありこれでも良いかと思ったのですが、以前から探していた古寺巡礼があったので買ってしまいました。岩波だったのね。こうなると土門拳の写真集も買ってしまいそうです(笑)。

話は変わりますが、メロンパンがメロン味のパンでなく、”ビスケット生地で表面をカヴァーした菓子パン”と定義される、パンの製法の一種である以上、そこに何を混入させようとこの形態を維持する限りメロンパンであることは変化しません。つまり、ベーグルとか食パンとかドーナッツといったような分類に属するわけです。だとすれば、オールドファッションを抹茶味にしたり、ご当地味のポテトチップスを作ったり、キティちゃんにさるぼぼの気ぐるみを着せて差別化を図るような意図が施されるのは、日本の風土として避けられない宿命のように思えます(笑)。

長々と書き込み致しましたが、実は今日は最後のご挨拶をと思ってやって参りました。
先日来e-mail関連のsecurity上のtroubleが発生し、連絡先を要求されるweb page上の書き込みは自粛しようと考えております。そのままdrop outしようかと思ったのですが、こちらのやや交換日記(笑)があんまり楽しく、色々教えて頂いて勉強になりましたのでお礼を申し上げなければと思った次第です。
RIMさまのpageは大丈夫なようなので、きっと時々書き込みさせて頂くと思います。先日、化学的プリンの自作自慢?を書き込みましたが、皆さんの目に触れる前にback numberに移行してしまっておりました(笑)。
ともあれ有難うごさいました。折角楽しくお話しさせて頂いていたのに、とっても残念です。お話ししたいことまだまだ沢山あったのですが、止むを得ません。
お忙しいでしょうが、頑張って更新なさってくださいね。きっとコメント付けたくて地団太踏んでおりますので(笑)。

投稿: KATO | 2007.03.19 15:23

>KATOさん
いよいよホワイトデーですね。ニュースを観ていたら、アンケートで、「『お返し』は自分が贈った金額の3倍くらいは欲しい」という結果が出ていました。前にも書きましたが、やっぱり世知辛いですねぇ…。
KATOさんの「お返し」は、和洋折衷の意外性を持たせつつ、オシャレさもまとった素敵なお品ですね。「バレンタインデー交換システム」を撤回して、「バレンタインデーに贈って、ホワイトデーのお返しを期待システム」を採用したくなりました(笑)

「ティーズリンアン」さんのサイトを拝見いたしました。ケーキセットは豪華ですねー! そしてしっかり丁寧に作られていることが分かる写真を見ていて、夜中にお腹が鳴りました。情報ありがとうございました。早速、「訪問予定リスト」に加えました。名鉄瀬戸線を利用することがあまりないために、すぐにというわけにはいきませんが、是非とも足を運びたいです。
そして気になるのが「営業時間」! 何故「11:57~19:03」!? 半端が気になるっ! FAQを読んだらますます気になりました。理由を訊くためにも赴かねばなりませんっ。

お仕事で英文をお読みになられているのですね。私は英語がからきし駄目なので、英語ができる方にお会いすると、うらやましく思います(英語の勉強をサボっていた私が悪いのですが…)。あまりに英語が苦手で、学校では英語を敬遠してフランス語の勉強にのめりこみました。せめてフランス語だけでもと。でも、最近はフランス語学習もサボっているために、語学がとことん中途半端になっております。

私は古典の現代語訳は許容しております。でも、まずは原文ですね。原文をあらかたでもいいので自分で読んで、その後に現代語訳と対照します。そうして「あ、こんな解釈もあったんだ」とか「この現代語訳はイマイチ面白くないぞ」などと作品を楽しんでいます。

半年ほど前に、SF作家の星新一さんが現代語に訳した『竹取物語』(角川文庫)を読みました。直訳からはほど遠く、現代語訳とも言えず、翻案に近い『竹取物語』でした。星さんの「フィルター」を通した、『竹取物語』ではない『竹取物語』になっていましたが、でもしっかり『竹取物語』になっているんです(表現するのが難しいです…)。「こんな現代語訳もOKなんだっ!」と目からウロコが落ちる思いでした。

>お忙しい時期でしょうし、お返事気になさらないで下さいね。っていうか、既にコメント欄での情報交換を逸脱してしまっているように思われます(笑)。
ご丁寧なコメントを頂きまして、ありがたく思っております。コメントをどしどしいただくことで、ブログだけではなく、日常生活でも励みになっております。心より多謝でございます。

投稿: 桜濱 | 2007.03.14 19:05

お気を遣わせてごめんなさい。
私は全然気にしておりませんので、お気になさらないで下さいね?>桜濱さま
私はW.D.のお返しは英国屋の紅茶と彩華の宝石 or みの亀のお煎餅に致しました。

ルピシアが気に入っておられるなら、ティーズリンアンもきっとお好きだと思います。スコーンはハロッズのものが一番好きですが、このお店のafternoon teaのsetは文字通りたらふくという感じで、その上吟味された上質の素材で丁寧に作られていてどれも美味です。お茶も勿論別格の美味しさで、お店の中だけ時間の流れる速度が違います。フォションはパリの本店に昔1、2度行っただけですが、中が暗くて開いてるのか閉まってるのか迷いました。なんて商売っ気のない(笑)。

古典はできるだけ現代語訳は読まないようにしています。訳はどうしてもその方の考え方が入るので原文を読むと印象が変わったり、解釈も複数あったり致しますでしょう?本当は外国語も原著で読みたい所ですが、入手も困難だし仕事で読む英文文献も沢山ありますからこれ以上は嫌(笑)。でも古語も含めて自国語位は読めなくてどうするということで頑張りたいところです。学校って自分では絶対手に取らないようなものに触れさせてくれるという点で重要だったと思うのです。自分では源氏は読んでも徒然草は読まないと思いますもの。中学で教わった兼好の”この木なからましかば”の解釈は私にとっては衝撃的でした。

お忙しい時期でしょうし、お返事気になさらないで下さいね。っていうか、既にコメント欄での情報交換を逸脱してしまっているように思われます(笑)。

投稿: KATO | 2007.03.13 18:46

>KATOさん
追記です。
最近、ばたついていて、ブログの更新がままなりません。ホワイトデー特集を組みたいと思っていたのですが、取りかかれませんでした。ご了承くださいませ。

投稿: 桜濱 | 2007.03.12 23:25

>KATOさん
お返事が遅れて申し訳ございません。
私の周辺では小学校の時から「義理チョコ」の習慣がありましたよ。幸せなんだか不幸なんだか(笑)
そういえば、フォションのお茶はいただいたことがありません。そんなに強力な香りなんですかぁ。試したみたいですが、「化学的」とは…。躊躇いが。
ルピシアはお味も好きですが、お店の雰囲気も好きなんです。茶葉の入った箱また箱に囲まれていると、それだけでたおやかな気分になれるんです。

岩波文庫の黄色の背表紙のものが日本古典文学カテゴリーのものです。高いものでも1冊700、800円くらいだったはずなので、気軽に楽しめますよ。ただ、『源氏物語』などの大著は数巻揃えなければならず、大判の全集本に比べると注釈が簡素だったりします。
『伊勢物語』は注釈付きのものがたくさんでているみたいですし、『栄花物語』は小学館の「新編日本古典文学全集』のものが訳注付きで読みやすいと思います。
『続日本紀』は、岩波の「新日本古典文学大系」が書き下しを付けてくれていたはずで、講談社学術文庫からは現代語訳版がでているみたいなので、白文を回避できますよ。私も『続日本紀』は読みたいなと長いこと思っていますが、これまた大部な本なので、なかなか手を付けられずにおります。いっそのこと、大枚はたいて、岩波新大系版を購入すれば、「読まなきゃもったいない」という思いから、取り掛かれるのかもしれませんが。でもなかなかです…。

投稿: 桜濱 | 2007.03.12 23:13

学生の時って、そういえば義理チョコなんて渡さないからお返しの心配は本命だけでいいんですね。それなら、お菓子だけよりプレゼント欲しいかもしれません(笑)。ルピシエはフレイバーの発現に若干ばらつきがあるような気がしますが、茶葉は新しいものが多くて美味しいですよね。フレイバーの強力さではフォションが一番なのではと思いますが、日本では手に入りにくいし少し化学的な気が・・(笑)。ベッジュマン&バートン?とかマリアージュ・フルール、名古屋なら英国屋、意外に伊藤園の茶葉も美味しいですが、個人的にはティーズ・リンアンで新茶の時期に茶葉を手に入れたいと思いつつ、果たせておりません。こちらはサイドメニューも本格的で美味しいのです。茶葉はやっぱり量り売りがよいです。
岩波文庫から原文が出ているのですか。それなら手に入りそうです。やくざな稼業をしておりますので社会人になってから図書館に行ったことがありません(笑)。宇津保はそういえば、市立で借りたのか、大学で借りたのか・・?古事記は市立で借りた気がします。漢文で無茶苦茶読み辛かった。では、栄花とか伊勢とか探してみます。教えて下さって有難うございました。通史では続日本紀が一番面白いだろうことはわかっているのですが、仕事の合間に漢文の白文を読む元気はないなあ(笑)。


投稿: KATO | 2007.03.09 17:55

>KATOさん
「潔い」「義理不要」というわけではございませんです(笑) むしろその反対で、義理でも頂ければ、大喜びいたしますし、お返しも、はい、ちゃんといたします。ただ、先に書きましたように、「1ヶ月おいてのお返し」というのが、なんだか気恥ずかしくて…。
それに、ホワイトデーに比べて、バレンタインデーのお祭り騒ぎの方が、参加するのが楽しいのです。ここ数日、百貨店を巡りましたが、ホワイトデー用のカタログが少ないのが分かりました。その内容も、お菓子よりも、バッグや貴金属の方が多かったり…。せちがらい世の中ですね(笑)
私は、ホワイトデーのお返しで紅茶などがいいのかなと思いました。甘いもののお供で、ちょっとオシャレで、すっきりした飲み物があると嬉しいかなぁと。「フレイバー」とか、「フォートナム・アンド・メイソン」とか、「ルピシア」だと、選択肢が多くて良いのかなと思いました。

古典は「今昔物語集」をメインにして、説話文学を中心に読んでいます。「今昔」は文体がやや荒削りなところを好んでいます。下手に洗練させようとしていないところに魅力を感じるのです。
有名な古典作品だったら、市立図書館くらいの大きさだったら置いていると思いますよ。岩波文庫版や講談社学術文庫版だったらそれほど大きくない図書館でも置いているのではないでしょうか。

投稿: 桜濱 | 2007.03.02 23:08

チョコレート交換システム。潔い。>桜濱さま
本命上等、義理不要宣言とお見受けしました。
もらえる事が確定している本命の方としか交換できませんものね。流動的な義理のでる幕はなさそうです(笑)。
私自身はチョコを買う時点で試食のし過ぎで胸焼けを起こしておりますので、バレンタインデイに頂くのもクッキーとか紅茶がよいなあと思ってしまいます。チョコは寧ろほとぼりが醒めたホワイトデイ位に頂いた方が嬉しいかも。
私はプレゼント買うの大好きですので、ホワイトデイのお返しも皆さんに一番驚いて、その上喜んで頂けるのは何かとわくわくしながら考えております。美濃忠の上がり羊羹やぜんざい、すやのくりきんとん、いせとらやのういろう、みの亀の鬼瓦、ブールミッシュの焼き菓子・・。超メジャーでないお店でも美味しい処沢山あるので迷います。味見と称して自分も食べる事請け合いです。あんこはだめなのですが(笑)。
話は変わりますが、古典は今昔しか読まれないのですか?個人的には宇津保とか読んだことがあり、懐かしく拝見しました。大和とかも面白そうですが、原文って大きな図書館に行かないとないですよね?

投稿: KATO | 2007.03.01 15:22

>KATOさん
ようこそいらっしゃいませ。リムさんが拙ブログをリンクして下さり(しかも「たらふく。」の方は「特選リンク」に!)、多くの方にご覧いただいていることを、いつも嬉しく思っております。
特設会場巡りは、人波に圧倒されて、熱に浮かされたようになりますが、いろいろと趣向を凝らしたお品を見ると、ついつい会場内を何週もしてしまいます。特に自分用だと熱が入りますよね(笑)
私は「ホワイトデーのお返しシステム」というのが、なんだか気恥ずかしく、腰が引けてしまうために、数年前から「バレンタインデーで交換システム」を取るようにして、ホワイトデーは何も無しとしておりました。バレンタインデーでのチョコレートのように、ホワイトデーの贈り物が確立されていないというのも理由の一つです。何をお返ししたらいいのかと悩んでしまうのです。自分の好きなものを贈ればいいというのであれば、「菓子パン」とか「ドーナツ」なんぞを贈ってしまうかもしれません。そろそろ、「ホワイトデーのお返しにはコレ!」というのを確立して欲しいものです。
まだ、今年のホワイトデー用のカタログは蒐集していないので、何とも言えませんが、バレンタインデーカタログと比較してみるのも面白いかもしれません。バレンタインカタログでは「ラブ度」を計りましたが、ホワイトデーカタログでは「義理度」を計るとか(笑)
上に書きましたように、私はホワイトデーでのお返しを中止しておりますので、「たらふく。」で特集を組むことは考えておりませんでしたが、お返しが必要な方の一助になるような記事を書くべきかもしれませんね。バレンタインデーの時のように、更新頻度を上げて記事を書くことはできないと思いますが、「これぞ!」というような何かを見つけに、お出かけしてみますね。お返しシステムに、小さいながらも一石を投じることができたらなと思います。

投稿: 桜濱 | 2007.02.27 01:07

はじめまして。
奇食の館からこちらに辿り着いていつも楽しく拝読しております。
バレンタインもたらふくの記事に触発されて、久しぶりに特設会場巡りを致しました。勿論、自分用メインで(笑)。
さて、纏め買いをやめて一応一つ一つ心を込めて選んだ義理チョコを皆様に配ることができたのですが、今年は久しぶりに職場でチョコを頂くことができました。しかも二つ!!
こうなりますと、俄然燃えてまいります。勿論、ホワイトデーです。並み居る男性諸氏の明らかに奥様が用意なさったと思しきお上品なお返しの群れに埋没する菓子なぞ、プライドが許しません。ここは一つ女性として、流石と言われるセンスの光る逸品を準備したいところです。今のところ名古屋では比較的選択肢の多い、和で攻めようかと思っているのですが、こちらではお一人だとお返しに難渋すること請け合いと思われる男性向けに、ホワイトデーのお返し編は特集されないのですか?ご自身の実践編でもようございますね(笑)。楽しみにしております。

投稿: KATO | 2007.02.26 14:17

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