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2006.08.24

「ポッポ」っぽ?

 ―これまでのあらすじ―
 今川焼きは気軽に食べることができる上に、めでたくて、美味しいものである。
 中でも、イトーヨーカドー・フードコートの「ポッポ」は、いつでもアツアツの今川焼きが食べられる上に、見ていて面白い。今川焼きだけでなく、お好み焼きやたこ焼きが、ぽっぽっぽとできるのは一大エンターテインメントでもある。このことに想いをはせていた桜濱の心の中に、一つの疑雲がかかったのであった。

―――――

 「ポッポ」さんでは、ぽっぽっぽっと、今川焼きや、お好み焼きや、たこ焼きなどができていきます。

 「ポッポ」と「ぽっぽっぽ」

 ここに私は一つの因果関係を思い浮べてしまったのです。

 「『ぽっぽっぽ』と言えば、『鳩ぽっぽ』。株式会社セブン&アイ・ホールディングス設立前のイトーヨーカドーさんと言えば、白・青・赤の鳩のマークが目印だった…。もしかして、「ポッポ」の名前は、童謡『はと』の歌い出し『ぽっぽっぽ はとぽっぽ』から来ているのではないだろうかっ!」

 ポッポさんの今川焼きファンの一人である私にとっては、あまりに重大な疑念です。この疑念を晴らさないうちは、鳩にばかり思いが及び、肝心の今川焼きを堪能することができません。ここはひとつ、意を決して、因果関係の解明に乗り出さねばなりません。

 そこで、私は近くのイトーヨーカドーさんに電話で『はと』と「ポッポ」の関係についてお尋ねすることにいたしました。

フードコートのポッポ
 『はと』が「ポッポ」なのか?

―――

 近くのイトーヨーカドーさん(以下、イ):はい、イトーヨーカドー○○店でございます。
 桜濱(以下、桜):お忙しいところ恐れ入ります。一つお伺いしたいことがあるのですが、イトーヨーカドーさんのフードコートには「ポッポ」さんというお店が入っていますが、この「ポッポ」という店名は、以前、ヨーカドーさんのシンボルマークだった鳩と、歌の「はとぽっぽ」に由来するものなのでしょうか?
 イ:…っ! 少々お待ちくださいませ。「ポッポ」の方に問い合わせてみます。

 あぁ、前にペットボトルのお茶の量を尋ねた時も、同じような雰囲気でした…。

 ~♪
 イ:お待たせいたしました。ただいま、当店の「ポッポ」に確認をいたしましたが、はっきりとわかりませんでしたので、また調べまして、折り返しお電話を差し上げますが、どういたしましょうか。

 あぁ、また、ご面倒をお掛けしてしまっている。申し訳ございません。

 桜:はい、どうかよろしくお願いいたします。

 あぁ、お願いしてしまった。たいへんなお手間をお掛けしてしまっている。どうやら本部の方に確認をしてくださるようです。でも、どうしても気に掛かるのです。申し訳ございません。

―30分後、イトーヨーカドーさんから、お電話が掛かってきました。

 イ:桜濱さまでしょうか。
 桜:はい、そうです。
 イ:さきほど、ご質問をいただいた「ポッポ」の件ですが、「ポッポ」の「ポッポ」は「はとぽっぽ」の「ぽっぽ」からきております。
 桜:あっ、やはりそうなのですかっ! 全国のヨーカドーさんのフードコートの「ポッポ」が全部「はとぽっぽ」の「ぽっぽ」なのですかっ!?
 イ:はい、左様でございます。「はとぽっぽ」の「ぽっぽ」でございます。
 桜:分かりました。わざわざ、ありがとうございました。
 イ:いえ、それでは失礼いたします。

―――

 「ぽっぽ、ぽっぽ」と、それこそ鳩のような会話となりましたが、結果は以上の通りです。イトーヨーカドーさんのフードコート内にある「ポッポ」さんの店名は、童謡『はと』の歌い出し「ぽっぽっぽ」と、ヨーカドーさんの以前のシンボルマークだった鳩とを掛けたものでした。

7&iマーク
 マークは変わっても、鳩はまだ生きていた。

 このような些細な疑問にも、たいへん丁寧に対応してくださったイトーヨーカドーさんに、感謝いたします。


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2006.08.11

「BBフェスタin大阪」におじゃましました

 以前、ラジオ番組の街角アンケートを受けたことがあります。その時、尋ねられたのは、

 「あなたにとって、『日本のお祭り』といえば、何ですか?」

 私は「浅草サンバカーニバル」とお答えしました。
 まず、「お祭り」ということばで、ブラジルのサンバカーニバルが思い浮かんだのです。しかし、問いには「日本の」という限定が付いていました。そして、その連想で「浅草サンバカーニバル」となったのです。
 私の答えを聞かれたレポーターさんは、
「普通は、札幌雪祭りとか、ねぶた祭り、祇園祭などが多いんですけどね」
と、おっしゃいました。
 確かに。そういわれてみれば、確かにそれらを思いついてしかるべきです。すべてはブラジルのサンバカーニバルのせいです。

 今、同じ質問をされたら、私はどのように答えるでしょう。お祭り騒ぎから思いつくものといえば…、

 「大道芸ワールドカップin静岡。それと@niftyBBフェスタ。甲乙つけがたいですね」
 今の私にとって、最大のお祭り騒ぎのひとつ、「BBフェスタin大阪」におじゃましました。名古屋でも開催されるにも関わらず。大阪にまで行きました。在来線で。

 今回、参加した最大の理由は、コネタ道場の門下生の方々が大集結しそうだという情報を得たためです。普段、じかに顔を合わせる機会がない、あの方、この方にお会いできるかもしれない、その思いが私を大阪へと向かわせました。…いや、もう一つ、私を向かわせた理由があるのですが、それは後述いたします。

 8月5日の朝。寝坊しました。
 いきなりのミスです。鳴るはずだった目覚まし時計が鳴りませんでした。鳴らなかったような気がします。あたふたと準備をして、1時間遅い電車に乗る羽目になりました。
 正午過ぎ。熱い大阪の大地を踏みしめることに成功です。さて、遅刻した分、予定の行動を急いでとらねばなりません。

1.会場に向かう
 Googleマップで印刷した解像度の荒い地図を片手に持ち、太陽の位置から南北を判断して、よたよたと会場に向かいました。5分でいけるはずのところが、15分くらいかかりました。後で分かったことですが、JR大阪駅から、会場のハービスHALLまでは、地下道でつながっていたのですね。私は汗だくになりながら、地上のコンクリートを踏み回りました。

BBフェスタin大阪・受付
 眞鍋さん、見られるかな

 目に入る汗をぬぐいながら、おぼろけに見えてきたロゴ。着いた。やっと着きました。大阪会場の優待券の応募をしていなかったために、プレゼントが少しだけ少なかったようです。へこたれません。

 会場に入ってすぐに黒山の人だかりが見えます。「デイリーポータルZ」のブースです。名古屋会場に比べると、ブースの広さが倍以上あるように見えましたが、それでも、その空間を埋め尽くす人だかり。これが人気サイトの力なのでしょう。ここにいらっしゃる方々が、コネタ道場を介して、私の記事を見てくださっているのかもしれない。そう考えると感慨無量です。

デイリーポータルZ・ブース
 物販コーナーは一段落していました

2.門下生の方々に出会う。そのための目印。
 コネタ道場門下生の藤田チエさんから「桜濱さんは、大阪のBBフェスタに参加されますか?」というメールをいただいておりました。チエさんからのご連絡が無ければ、参加していなかったでしょう。
 チエさんには「参加することに決めました。私だとはっきり分かる格好をしていきますので、目に付いたらお声をおかけください」とお知らせいたしました。
 目印はこれです。

デイリーポータルZ・ブース
 甘党Tシャツ・2006年版

 昨年の色違いです。「甘党Tシャツ‐Ver.P.P」です。裏面は新しいワードにいたしました。これで甘いものを食べても虫歯の心配はなくなる、…はずです。
 デイリーポータルZブースに展示されているものを、ふらふらと見て回っておりますと、

デイリーポータルZ・ブース
 展示品一部。「隕石っぽいただの石」と「消しゴム彫刻」。心地よい脱力感

 「あっ!」

 その声の方を振り向くと、サイン交換会の行列に並ぶお子様連れの女性が二人。藤田チエさんと、卒業生代表さんでした。

 「やっぱり甘党なんですねぇ。すごいピンクですね」

とお褒めのことばをいただきました。そして、チエさんは、

 「これ、桜濱さんにおみやげです」

と、小さな紙袋をお渡しくださいました。

 「今、開けてみても良いですか?」
 「どうぞ、どうぞ」

チエさんのおみやげ
 「ハチの一刺し」という名前

 「ハチミツ」をいただきました。いや「蜂・蜜」をいただきましたと書く方が正確かもしれません。奇食の館主宰・リムさんも同じものをお受け取りになって、ブログで良心的な形で報告されていらっしゃいましたが、私はそんなに良心的ではありません。自分が受けたショックを多くの人にお分けすることで、自らのダメージを緩和させようと考える者でございます。

 私、虫、大嫌いです。

 チエさん、どうもありがとうございました。

 サイン交換会の行列を見ておりますと、一人の女性からお声を掛けられました。

 「あの…、写真撮っても良いですか? さっきからTシャツがすごく気になっていて…。」

 目立つことができていたようです。どうぞ、どうぞ。そのために着てきたようなものです。前も後ろもどうぞ。

3.ライターさんに会う
 毎日面白い記事を書かれていらっしゃるデイリーポータルZのライターさんのお姿を、あちらこちらで目にすることができます。記事内の写真で拝見しているものの、実際に動いているお姿を見ますと「あぁ、『あんなこと、こんなこと』をする方々が、現実世界にいらっしゃるのだなぁ」という感動を覚えました。
 サイン交換会の行列に並ばないと、サインをいただけないのかと思いきや、傍目を見ると、交換会の担当時間になっていないライターさんがいらっしゃり、サインを書いていらっしゃいます。

 「あっ、べつやくさんだ!」

 急いで、『ココロミくん』(デイリーポータルZでべつやくさんがお書きになった記事がまとめられた本)を購入して、サインと写真をお願いしました。

べつやくさんと記念写真
 照れくさいので、小さく。意外と恥ずかしがり屋さんなんです

 べつやくさん、どうもありがとうございました。

4.Zくんになる
 今年もZくんになりました。青バージョンは崩壊したとのことです。

苦悩するZくん
 テーマ・甘いものの摂りすぎで、血糖値が上がるのではないかと苦悩するZくん

 名古屋会場でも、またかぶります。

4.バージョンアップした
 チエさんや卒業生代表さんが長蛇の列に巻き込まれているのを見て、「これに並ぶのはあまりに辛い!」と思い、名古屋会場でのサイン交換会に参加しようと思っていたのですが、お昼休み明けに、サイン交換会の列を見ると、意外と少ない。これはチャンスと思い、ちゃっかりと列に紛れ込みました。

 私の順番になったとき、サイン交換会の担当のライターさんは、べつやくさんとヨシダさんでした。コネタ道場のこと、私のサインが失敗してしまったこと、私の昔あだ名など、ひとしりきお話した後、それではサインをとなりました。

 私がサインしてもらったものはコレ。

ほぼ日手帳 feat. DPZ
 カバー・オン・カバーがDPZ

 デイリーポータルZ特製クオカードを加工した紙を挟みこんだ、ほぼ日手帳です。DPZ化していくほぼ日手帳です。

 サインしてくださったほぼ日手帳を胸に抱いて、再び展示品を見ていると、そこには住さんがいらっしゃいました。そしてまたちゃっかりとサインをいただいたのです。私の似顔絵付きで。

三画伯によってバージョンアップ
 メガネ君と、サルを噛むちょっとかっこいいワニと、住すなお画伯による私。

 私のほぼ日手帳がどんどんバージョンアップしてきます。ほぼ日手帳がデイリーポータルZに侵食されていきます。

 似顔絵を描いていただいた後、住さんは「ピロピロ」の手つきをして、

 「このあと、これには参加しますか?」
 「あっ、いえ、ちょっとこの後、用がありまして。名古屋会場のときにまた参加します」

 「ピロピロ」の手つきとは縦笛を吹く手つきです。デイリーポータルZの縦笛企画がこの後あったのです。「『これ』+『ピロピロ』=縦笛イベント」は、この会場でしか通用しない暗合でしょう。

5.さぁ! ケーキを食べに行くぞ!!
 住さんに告げた「用」というのは、大阪の有名ケーキ店の甘いものを食べ歩くというものです。大阪駅、ハービスHALLの周辺にあるケーキ屋さんのデータが書き込まれた地図を握り締めて、会場を出ました。

 美味しかったっ!! 甘かった!!

 たらふく甘いものをいただきました!! 食いだおれの街というだけあるケーキ力を見せ付けられました! ショーケースにあったあのケーキも美味しそうだったなぁ! また大阪行きたいなっ!

 JR大阪駅に着いたのが13時ころ。ハービスホールを出たのが16時ころ。最後のケーキを購入したのが20時過ぎ。

 BBフェスタのついでに甘いものを食べ歩くつもりが、甘いものを食べ歩くのに費やした時間の方が長くなっていました。結果として、甘いもののついでのBBフェスタin大阪になりました。
 名古屋では、BBフェスタメインの一日を送るように努めます。

 「甘党Tシャツ‐Ver.P.P」の「P.P.」は「ピンクパンサー」の略です。「林家ぺー・パー子」さんではありません。


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