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2006.04.28

今日の「山」登りは「アボガド&えびクリーム」&「アメリカンコーヒー」

 「甘い言葉には罠がある」

 この春、名古屋市千種区、昭和区あたりの学校に入学された学生さんの一部は、この言葉を身をもって感じたのではないでしょうか。

 「甘い言葉には甘さを以って」

 正確には、このような言葉になるでしょうか。

 「新歓するから来なよ。いやいや、酒は無しだよ。普通の食事会みたいなものだから。いやいや、会費はいらないよ。僕たちのおごりさ」

 甘口スパ。私は美味しいと思うのですが。

 愕然とする新入生の方々がいらっしゃる中、私たちは、普通に食事と喫茶をするのです。

 お供してくださったのは、いつもの通り、ささのってぃ氏。コーヒー好きの彼のオーダーは「アメリカンコーヒー」。この勢いで喫茶をすれば、近いうちにマウンテンのコーヒー部門をコンプリートしてくれそうです。

アメリカンコーヒー
 濃いアメリカンコーヒー

 「アメリカンコーヒー」とは言うものの、他の喫茶店の普通のブレンドコーヒーと比すると、若干濃い目のようです。メニューでは、

 ストロングコーヒー … 300
 ソフトコーヒー … 300
 アメリカンコーヒー … 350
 ミルクコーヒー … 350
 ウインナーコーヒー … 350
    ・
    ・
    ・

と、なっていますので、「山」には「アメリカンコーヒー」よりも低い「コーヒー山」は存在しないと思われます。

 私の注文した「アボガド&えびクリーム」は、本体の名前は書かれていませんが、スパゲッティーです。それさえ分かっていれば、どのような山かは、容易に想像が付きます。アボガド(アボ『カ』ドが正式名称ですが、あえてママで書きます)、えび、クリームが入っているのでしょう。

アボガド&えびクリーム
 黄緑がかっている


 やはり、想像通りのものでした。上記の食材に、タマネギ、ニンニクが力を貸しています。そして、

アボガド&えびクリーム・アップ
 肩まで浸かってます

 油も力を貸しています。澱んでいます。

 ベースはコンソメ味、それにホワイトソースが混ぜ込まれていますね。やや塩気が強いのは、ホワイトソースのものなのか、えびから出たものなのか。それに、やや青くささを感じます。これはアボガドのものでしょう。
 その主役・アボガドは、

ごろごろアボガド
 大きいと得した気分になりますね

 「ごろごろ」と出てきます。実にダイナミックなカットですね。

アボガド・アップ
 何という切り方でしょうか?

 ねっとりとした舌触りのアボガドは、柔らかく茹でられたスパにまとわり付いたホワイトクリームと同化して、どこまでがアボガドで、どこからがクリームで、いつまでがスパなのか、境界が曖昧になっています。これは、無理に分別はせずに、「アボガドクリームスパ」という一つの存在と考えたほうがいいのかもしれません。それに、えびやタマネギやニンニクが加わっているとしましょう。

 「ごりっ」

 歯が、火の通っていないニンニクに遭遇しました。強い刺激と香りが口腔を包みます。精力が尽きそうです。いや、付きそうです。

 15分ほどで、登頂に成功しました。

黄緑の油池
 相変わらずの池っぷり

 ささのってぃ氏が、私の皿を見て言いました。

 「オイルマネーを手にしたね」

 でも、大富豪の気分には、それほどなれませんでした。

 アボガドの舌触りと香りが苦手でなければ、それほど困難な山ではないでしょう。

 おっとと、追記です。「サラミのナポリタン」(スパゲッティー)がメニューから消されていました。2005年8月改訂版(最新版)で新規加入したものなのに、もう消されるなんて…。


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コメント

>藤田チエさん
 数ヶ月前、アボカドを近くのスーパーで買ってきたものの熟しておらず、ごりごりした食感で、残念な味でした。

 それなら、電子レンジで温めてみてはいかがなものか?

という素敵なアイディアを思いつき、すぐさま実行したところ、食感は熟したアボカドのものになりましたが、味は残念な味からすこし残念な味にアップしただけという結果となりました。アボカドを食べるなら、しっかりと熟したものをわさび醤油で。

 「山」には「森のバターライス」というものもあります。「森の、バターライス」なのか「森のバター、ライス」なのか、まだ調べていません。調べないで食べるつもりです。でも、たぶん「森のバター、ライス」だと思います。

 あのおうどん、美味しそうですが、のどに沁みませんでしたか?

投稿: 桜濱 | 2006.05.07 00:32

アボカドって熱を通すより、
やっぱり生のまま角切りしてサラダに混ぜたり、スライスしてわさび醤油で食べたほうがよさそうな・・・・。
「森のバター」と呼ばれる果物をさらに油が。
年寄りにはキツイかも。
あ、そうそう。
「これは山のメニューなのか?」
というようなうどんを食べてきました。
おいしかったですけどね。
(今日の記事にて)

投稿: 藤田チエ | 2006.05.05 22:53

>むーんさん
 いえいえ、こちらこそ。紹介してくださいまして、ありがとうございます。リンクまで張ってくださるということで、感謝感謝です。よろしくお願いいたします。

 現在ではメニューから抹消されていますが(隠しメニューとして注文可のようですが)、「ピカンテピラフ激辛」が、甘口以外の最大の山でしたね。食べたことはありません。食べることもできません。甘党ですので(笑)

 私も、出来うるかぎり、多くの方に完食していただきたいです。どんなお品の材料でも、それが運ばれる前までに、生産者、販売者、調理者等々…、多くの方の手を経ているはずですので。

 「甘口バナナスパ」に比べると、「甘口キウイスパ」はジャブのようなものです。胃に負担はあまりかかりませんよ。
 「喫茶マウンテン公式Blog」で、フードファイター・小林尊さんは「ダブル・甘口バナナスパ」を含めた「ダブル量4皿」を完食されたという記事を読みました…。プロは違いますね。

投稿: 桜濱 | 2006.05.05 20:44

ブログのほう見てくださってありがとうございます、勝手ながらブログのほうでリンクを貼らさせていただきました。
もし差し支えなければリンクを貼らさせていただきたいのですが、よろしでしょうか。

たしかにマウンテンは甘口以外のメューは普通ですね、ただ量、油が多いのか普通のメニューでも残される方もいます。
ただ、後の処理にお金がかかることや、作ったマスターやお店の従業員さんに申し訳ないのでできれば全部食べて欲しいのが自分としての意見です。
自分も残るキウイスパを食べたあとは普通のメニューでも食べていくつもりですが、年内にはまた挑戦するかもしれません。さすがにバナナは注文しませんが。
桜濱さんの分析どうりあのお腹にくる重いボディーブローの連打のような甘さの攻撃は普通ではありません、かのリム氏もこれには困惑しておりま
した。
おっと、長文になってしまいました。
同じ甘党として応援していますので。

投稿: むーん | 2006.05.04 10:53

>むーんさん
 ようこそ、いらっしゃいませー。
 甘口以外のメニューは意外と普通ですね。甘口スパほど突き抜けた個性を持つものはあまり無いように思います。ただ、いずれも、

 味が濃い。
 量が多い。
 油も多い。

という、共通の特徴を持っているため、それらが苦手な方は注意が必要でしょう。私は、油がちょっと辛いです…。

 「甘口バナナスパ・ダブル」のレポート拝見いたしました。チャレンジャーですねぇ(笑) バナナスパは逃げ道の無い複合的な甘さですので、余程体調が良くないと、登山に取り掛かる気になれません。
 「甘口抹茶小倉スパ」や「甘口イチゴスパ」は、開始直後にくらった渾身のアッパーカットのような強烈さにやられますが、「甘口バナナスパ」は徐々に足に来る重いボディーブローの連打のような強さがあります。チョコがきついのです。

 甘口は大体食べたため、しばらくは普通メニューのレポートが続くと思いますが、よろしくお引き立てくださいませ。

投稿: 桜濱 | 2006.05.04 00:35

はじめまして、リムさんの掲示版にてたびたび書き込みをさせてもらっているむーんといいます。

甘口以外のメニューを見ると美味しそうになぜか思えそうですが、油の池を見ると山は甘くないと認識させられます。

実は1月前に桜濱さんの真似をして甘口スパのダブルを食べに行きました。物はバナナスパ、桜濱さんの行っていることがよく分かりました、あれはダブルで食べる物でないと。

自分のブログにてレポートがあるので、もしよろしければ見てください。

マウンテンのレポートこれからも楽しみです。

投稿: むーん | 2006.05.03 10:30

>みんたさん
 不味くはないですよ。むしろ美味しい部類に入ると思います。でも、しょっぱい。塩味が好きな方にはたまらないお品でしょう。

 カクテルサラダ…

 そんなお洒落な響きが当てはまるような感じではありませんでした(笑)全体的にねっとりした感じでしたわ。

 最近の原油価格の高騰ゆえに、油で一儲けできるような気もしますが、願望の域をでませんね。幻のオイルマネーです。

 登山の際は「インドカレー→山」の順番の方がよろしいかと思います。山登りが先だと満腹中枢が刺激されまくって、インドカレーを心行くまで、味わえなくなる惧れが。

投稿: 桜濱 | 2006.05.03 02:12

美味しそう、つい思ってしまいました。危ない危ない、甘口じゃなければ大丈夫という低い山ではありませんよね。
でも組み合わせとしてはカクテルサラダをそのままスパにしたような、ありえる品です。それでも姿はしっかり山流。そびえる分量、ゆたかに食塩、深い油の海…高いです。高きがゆえに尊からず、様々にオリジナリティあふれるメニューでありながらその様が変わらないところに敬意をいだきます。
ささのってぃさんのコメントがナイス(笑)
いつも美味しいレポートをありがとうございます。いつか登山したいとの思いが強くなってきました。以前あたりをつけたインドカレー屋をついでに、行きたいので資金をためます…

投稿: みんた | 2006.05.01 22:05

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今年の4月2日は忘れられない日になりました(注、昔に行った時のマウンテンの話です) 二ヶ月まえの遭難(コスモスパセットに撃沈・・)は屈辱というより無謀でした。しかし、今回も無謀な挑戦によりまたひとつ遭難の歴史が刻み込まれることに。 雨の降る中マウンテンに来て....... [続きを読む]

受信: 2006.05.07 08:08

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