シルクロードのど真ん中にいそうな「和・ポン・デ」
ミスタードーナツの新商品の感想を書きます。でも、今月発売された「クリスピースティック」のことではありません。先月発売開始の「ポン・デ・あずきホイップ」のことです。
左端の「エンゼルショコラ」は、食欲に負けた結果。
そういえば、「ミスド35周年記念リカちゃんプレゼントキャンペーン」というのが1月に行われていたのを思い出しました。ミスドファンとして、すごく欲しかったので、6口ほど応募したのを思い出しました。
300円でカード1枚。それが5枚で一口。応募したのが6口。
一月はたくさんドーナツを食べたのを思い出しました。今月初めに「2月末の発送をもって発表にかえさせていただきます」というのを思い出しました。
思い出してすぐにヤフーオークションを見たら、¥15000くらいの値が付いていました。
私の手元には一人のリカちゃんもやってきてくれませんでした。それを今思い返しています。
しばらくミスドの感想を書かなかったのは、風邪引いたり、忙しかったりしたからでございます。
意趣返し?
いえいえ、滅相もございません。ミスタードーナツさんには、いつもお世話になっております。美味しいドーナツをいつもありがとうございます。これからもご厄介になると思いますが、よろしくお願いいたします。私のところへの、リカちゃんの発送が遅れていることなんて、何とも思っておりませんので、お気になさらないでくださいませ。今からでも遅くありません。迎える用意は万端整っております。
伝言も終わりましたので、元に戻って「ポン・デ・あずきホイップ」の感想を。
チョコ生地の「ポン・デ」3種は、大変なインパクトを持って迎えられましたが、今回の「あずきホイップ」は、「普通・ポン・デ」の生地に立ち戻って、和風テイストを加味した商品となっております。和風の「ポン・デ」と言えば、人気高の「ポン・デ・黒糖」がレギュラーとなっていますが、それとは、どのような違いを見せているのでしょうか。
「ポン・デ」生地は、外径約100mm(最大部)、内径約45mm(最小部)、8個のモコモコ形となっており、通常の「ポン・デ」と同じです。表面には、グレーズやシュガーパウダーの代わりに、細かい粒子のきなこパウダーがかけられています。きなこパウダーの甘さは抑え目。そのままでは、きなこの香りはそれほど強くは感じられません。
「あずきホイップ」を通して見た「あずきホイップ」
表面部のかりっとした食感と、独特のもっちりとした食感の組み合わせは、相変わらず絶妙です。そのままではあまり感じられなかったきなこの香りも、口に入れるとはっきりと姿を現し、グレーズのようなパンチ力は無いものの、滋味にあふれる素朴な甘さが伝わってきます。
フィリングの「あずきホイップ」は、「春小玉」に使われていたのと同じものでした。カスタードや、エンゼル系のホイップに比べると甘さは抑えられていますが、表面のきなこよりは、しっかりとした甘さとなっています。クリーム自体の甘さを弱くして、あずきの香りと甘さを出していると思われます。フィリングには、あずきの粒を残しています。
めくられた「あずきホイップ」。つぶあん。
じんわりと染みてくる優しい甘さのきなこと、あずきの風味がよく分かる、甘さを控えたホイップは、組み合わさることで、最大限の力を発揮しているように感じられました。
あずきを使った「ポン・デ」には、「ポン・デ・八穀あずき」というものがありましたが、「八穀あずき」に比べると、生地とフィリングの境界があいまいです。生地とあずきの間に、ホイップクリームの仲立ちがあるためでしょう。
「ポン・デ・あずきホイップ」の特徴として、「甘さを抑えている」ことを強調しておりますが、いくら甘さを抑えているとは言っても「ホイップ」ですので、「ポン・デ・黒糖」と比べると、甘さは後をひきます。洋風と和風の中間地点にいる「ポン・デ・あずきホイップ」。シルクロードのど真ん中、中央アジアの「ポン・デ・リング」とでもいえましょうか。
「ポン・デ・あずきホイップ」をいただく際の注意点を一つ申し上げて、記事の〆としましょう。
きなこパウダーの「むせ度」がやや高いです。気管にきなこパウダーを侵入させないようにお気を付けくださいませ。
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