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2005.12.24

今日の「山」登りは「小倉丼」

 ふと、でした。

 ふと、思い立ったのでした。

 「寒くなったし、甘くて温かいものを食べたいな」と、ふと。

 甘くて、温かくて、美味しいものは、それこそ山ほどあります。山ほど…。「山」にあるのか。そう「山」にあるではありませんか。

 以前、私は「おしるこスパ」で初敗北を喫しました。あれは屈辱でした。甘党が甘いものを残すなんて。あれから対策はいくども立てました。もう負ける気がしません。
 さぁ、「おしるこスパ」をいただきますよ。

 平日の18時。お客は2組。一組はカップル、もう一組は男子学生らしき4人パーティ。ありがちな「山」の風景です。

 さて、もうメニューをお借りするつもりもありませんが、とりあえず受け取ると…、

 ふと、でした。

 ふと、目に付いたのでした。

 「???」の欄が。

 この夏登場した「???」カテゴリー。今まで「大人のお子様ランチ」「たらい氷」の2つの山の登頂を成功させました。しかし、最も早く正体が判明した「???丼」こと「小倉丼」だけは登るのを控えておりました。

 何ゆえかと申しますと、見たのです、壮絶な現場を。
 「奇食の館」リムさん主催の第一回登山会でした。リムさんは、まだそのころは正式メニュー入りしていなかった「小倉丼」を召し上がったのです。

 言葉少なげに、あんこをほおばり、何かを耐えていらっしゃる様子でした。

 歴戦の猛者であるリムさんの、あのようなお姿を見て「小倉丼」にたいそうな恐怖感を抱いていたのです。

 でも、ふと思い立ったのです。今日は「小倉丼」で行こうかしらんと。なにかに惹きつけられるようでした。

 注文から15分後、「小倉丼」の到着です。


 マウンテンの高級食・小倉丼、1000円

 「小倉丼」は既にいろんなメディアで、マウンテンを代表するメニューとして紹介されています。しかし、深いえんじ色の山盛り粒あんと、それを取り囲む缶詰パイン4つ。頂上にはあんことは到底合いそうに無い、パセリが乗っかっています。

 天辺から視線を下げて行き、水平目線で見た小倉丼。


 ホリゾンタル・小倉丼

 上部のあんこの下に何が埋められているのだろうと、想像力がかきたてられるビジュアルです。

 おなかが空きました。さっさと食べることにしましょう。まずは内容の確認をしてから。山盛りあんこをかき分けると…、


 かき分けてみた

 粒あんの下には赤いご飯と、胡桃二玉分、2cm角くらいの煮えたキウイが数個。半玉分くらいでしょうか。


 すこしアップで

 まずはあんこからいただきます。…ふむ、冷えたというか、冷たい粒あんですね。もっとほかほかしているのかと思っていただけに、しょっぱなから驚かされました。お味はいたって普通のあんこ味です。


 お赤飯に見えるけど…

 次は問題の赤いご飯。こうしてみると、お赤飯に黒胡麻が掛かっているようにみえますが、実際は「甘口イチゴスパ」と同じイチゴ香料がふわりとただよう、あったかいご飯に、キウイの種が混じったものです。
 ごはんは固めに炊かれていますね。油にまみれているようなことはなく、おはしですくうと、ぱらっして、ほろほろと崩れます。案外食べやすいかも。
 あんことご飯を同時に食べて、「いちご大福」のような感覚でいただくと、あんこの強い甘みのために、ご飯の違和感はあまり感じられませんでした。これは美味しいですわ。

 とにかくあんこが多いので、あんを大目に、ごはん少な目のコンビネーションで食べていると、突然、強烈な酸味が舌を刺します。…キウイでした。煮えたキウイはこんなにすっぱくなるのですね。いままで甘さ中心に食べていただけに、この突然の酸味の主張にはひるんでしまいました。

 「ぅー、このキウイのすっぱさは合わないかも」と思っていたところに、「コリッ」とした歯ごたえの後に、軽い苦味が現れました。くるみです。
 このくるみも、あんにもイチゴごはんにも合いません。苦味よりも食感が厳しいです。ガリガリと口を何度も動かして咀嚼しなければならないので、満腹中枢が刺激されて、おなかがどんどん膨れてきます。くるみ、あなどっていましたわ。

 パインは救い。予想の付く甘みと酸味は口休めにもってこいです。

 キウイとくるみに悩まされながら、イチゴ大福ごはんをもぐもぐっ…と。


 完食できました

 はい、ごちそうさまでした。16分30秒で登頂成功です。メモを取っていなければ、10分は切れたかもしれません。

 「小倉丼」、思っていたほどの強敵ではありませんでしたが、キウイとくるみのために、2度目を登る気にはあまりなれませんでした。

 量は適正でしょう。マウンテンならこれくらいなくては。
 あんこはどれくらい使っているんでしょうね。以前、テレビで調理風景を見ましたが、どかどかと盛っていました。はかりにのせてみたいですわ。

 あー…、はかりを持ってもう一度登らなければならないのでしょうか。ちょっとばかり、いやです。


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コメント

>かよちゃん
 あんこが冷たかったので、一部冬山登山ですね。…まぁ、温度よりも味が問題なんですが。

 小倉丼はそれまで800円が最高価格だったところに(ダブル・トリプルなどは除いて)、いきなり200円上乗せできましたからね。胡桃が高いのか、特製イチゴごはんが高いのか…?
 もしかしたら、「容易に手を出すなよ」というマスターのメッセージが込められているのかもしれません。

 無茶な味付けでは無いと思いましたわ。こってりのあんこと、ぱらぱらのごはん、ぐにゃっ
とした煮えたキウイに、こりこりの胡桃と、てんでばらばらな食感が一番の問題でしょう。

 来年になるまえに、今年の締めくくりに、ひとつ挑戦をしてきました。紅白が始まる前までにはレポートを書くつもりですので、よろしければご覧くださいませ。

 それでは、良いお年をお迎えくださいませ。

投稿: 桜濱 | 2005.12.31 02:52

 冬山登山、登頂おめでとうございます。
 山のなかでは高級メニューだったのですね。でもよくよく見てみると、けっこうな材料費使ってそうですね・・・。
 桜濱さんの「思っていたほどの強敵ではありませんでした」の一文にさすが!と拍手を送りたくなってしまいました。
 来年も頑張ってください。応援してます。

投稿: かよちゃん | 2005.12.30 23:31

>まゆぞうさん
 どうも、ありがとうございますっ。
 道場へ送るネタを考えるくらいに、本職の勉強の方に力を入れるべきなのでしょうが…。

 本当は一ヶ月くらいまえに食べていたんです。でも、レポートを書く時間がなくて、かなり遅れてしまいました。
 まさにでっかいおはぎでしたよ。イチゴ味の。あんの量に対して、もう少しご飯が多い方が美味しいと思いました。
 この山は、「まし」だとは思いましたが、「楽勝」とまでは行きませんでした。とにかくキウイとくるみが難物でして。
 
 1/2ホールのケーキなら、いけます。たべられます。惜しいです。

投稿: 桜濱 | 2005.12.27 01:57

とうとうやりましたね。小倉丼
よく見るとでっかいおはぎみたいな感じですが,
見ているだけで胸焼けがしてきました。

さすがにこれを楽勝で完食するのは桜濱さん
しかいないでしょう。
うちのクリスマスケーキ,半分余っているのですが,だれも食べられなくて,桜濱さんに食べて
欲しいくらいです。

遅れましたが,黒帯おめでとうございます。
すっかりおいこされました。
私も早く楽になってコネタを考えたいです。

投稿: まゆぞう | 2005.12.26 16:44

>リムさん
あんことご飯は楽勝でした。ただし、くるみが、くるみが…。
「あんこが嫌い」なのでは無くて、「あんこが嫌いになっていく」のではないのですか。「山」の恐ろしさですね。美味しいところのあんこでも、フラッシュバックのように「山」の恐怖が。

投稿: 桜濱 | 2005.12.26 00:28

なんか楽勝ムードですね(笑)
さすが甘党。
俺はヤッパリあんこが嫌いなのかもしれません・・・・マウンテンに登るたびにそう思います(笑)

投稿: リム | 2005.12.25 01:26

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