« スケジュールン2006・アナトミア | トップページ | ナゴヤマチを歩む »

2005.12.03

気の合う仲間と、雰囲気に酔いたい

 今は昔のことでございます。震旦に、利徳と明徳という二人の酒好きがおりました。この二人は、三日と空けずに、いつも二人連れ合って、酒を飲み明かしておりました。

 ある日、利徳は狩りに出かけました。ちょうどその時、利徳が家にいないことを知らずに、明徳がやってきたのです。
 すると明徳は、利徳がいないのにもかかわらず、利徳の家の者に杯を借りて、庭の池に架けてある橋の上に座り込んで、その杯で池の水を汲んだのです。そして、相手がそこにいるかのように、しばらくの間、杯を酌み交わすふりをして、帰っていったのでした。

 その日の夕方、利徳が家に帰ると、妻が明徳が家に来たときの有様を伝えました。それを聞いた利徳は、次の日の朝、池に架かる橋の上で、明徳がしたように、杯で水を汲み上げ、
 「お酒が飲みたいんじゃないんだよ。明徳に酔いたいんだよ」
と、歌うように呟いたのでした。

 昔は、酒を飲むにしても、このようなことがあったと語り継いでいるのでございますよ。
――――――――――
 『今昔物語集』巻10・第40話「利徳・明徳、酒に興じて常に行き会へる語」の現代語訳です。
 『今昔物語集』の訳が出るときは、レポートに困っているとき。今回も困っています。いつにもまして、困っています。レッドゾーンで困っています。早いところ済ませて、酒を飲みたいものです。


人気blogランキング

ほめられて伸びるタイプなので、押していただけるとすごく喜びます。

|

« スケジュールン2006・アナトミア | トップページ | ナゴヤマチを歩む »

コメント

 やっと終わりました。昨日は徹夜だったので、さっさと眠ってしまい。お返事が遅れてしまいました。申し訳ございません。

>藤田チエさん
 私も普段はそれほど飲んでいません。飲むときにガーッといってしまうのです。前はちょっとずつ毎日飲むタイプだったので、お酒体質が変わってしまいました。

 帰りがタクシーならいいですけど、帰りが救急車だったことが一度だけありました。家までは送ってくれませんでしたが。
 僕の場合、その記憶を消すのは、頭の中の消しゴムではあまり効果がなさそうなので、ぱかっと頭をあけて、スプーンでその部分だけ救い出して欲しいです。

>まひろさん
 いいお話なんです。好きな説話の一つです。短いながらもしみじみとした感動がありますね。
 大学時代はよく飲んでいましたが、最近はあまり飲みませんね。どちらかというと甘い物を食べに行くほうが多いような気がします。ミスド率も高し。
 レポートのできはよろしくなかったので、それほど気持ちよくすっきりとは行きませんでしたが、気分転換に甘い物は食べに行きましたよ~。シフォンケーキのバイキングでした。

投稿: 桜濱 | 2005.12.08 08:42

良い関係ですね~、友人とも、お酒とも。
桜濱さんとささのってぃさんもこんな雰囲気でお酒飲んだりなさるのかしら。あげく、柔道ワザかけたりして…。

レポートの進捗状況はいかがですか?
苦しんだ分だけ完成した喜びもひとしお、お酒も美味しくなることでしょう。
乾杯しつつマウンテンのメニュー眺めて、肴にミスド…という桜濱さんのイメージは、あんまりでしょうか。

投稿: まひろ | 2005.12.07 09:06

普段家とかでも飲みません。
飲まないとはいえ、私も仲のいい友達となら楽しくお酒は飲んだりしますが、職場の飲み会はやけ酒になっていました。
もうねー、
「ヘルパーなんか辞めたるー!」
とかねー。いろいろひどいことをやらかしたりねー。
帰りのタクシーの中、運転手さんの手を握っておいおい泣いていたこともあったりとかねー。
・・・バカですねー。
私の頭の中の砂消しゴムで、酒の失敗の記憶をガッシガシと消したいです。

投稿: 藤田チエ | 2005.12.05 19:41

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/44489/7449146

この記事へのトラックバック一覧です: 気の合う仲間と、雰囲気に酔いたい:

« スケジュールン2006・アナトミア | トップページ | ナゴヤマチを歩む »