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2005.10.29

「じゃがまるこ」―不思議で意外な相性の良さに驚くことしきり

 「ミスドでじゃがいも? フライドポテトを出すの? へっ?甘いのなの!? じゃがいものなのに?」
と、疑問符だらけの第一印象になったのが、秋の新商品「じゃがまるこ」です。
 「ファーストフード+じゃがいも→フライドポテト」の図式は、ごくごく自然の連想だと思います。表面がからりと揚がり、内はほっくりやわらかく、塩の粒をまとったベージュのスティックの一本を、親指と人差し指でつまみ上げ、ポイッと口中に放り込む。ファーストフード店のじゃがいもはこうであるべきという定義に一石を投じたのです。

 まず、強調しておきたいのは、「じゃがまるこ」は紛れも無くじゃがいもです。ですが、

 「じゃがまるこ」はスティックではありません。丸いです。まること言うくらいですから。
 「じゃがまるこ」は、ほっくりとはしていません。
 「じゃがまるこ」は、指でつまみあげません。つまみあげてもいいですが、わざわざそうしなくてもいいようになっています。
 「じゃがまるこ」は、繰り返しになりますが、甘いのです。

じゃがまるこ3種
 3種類の「じゃがまるこ」。左から「はちみつ」「チョコ&プレーン」「アーモンドチョコ&プレーン」

 今回発売された「じゃがまるこ」は3種類。それぞれ5粒(ミスド公式HPで、「個」ではなく「粒」と表現しているため、以下それに従うことにします)入りで、1粒は「D−ポップ」よりも一回り大きくみえます(比較用にD−ポップを買うのを忘れてました。見た目の印象です)。シュガーパウダーが振られたプレーン5粒に、別容器のアカシアのはちみつが付いた「はちみつ」、プレーン2粒に、シュガーの代わりに半面だけチョコレートコーティングが施されたものが3粒入った「チョコ&プレーン」、「チョコ&プレーン」のチョコが、「ポン・デ・アーモンド」と同じアーモンドチョコレートに衣替えした「アーモンドチョコ&プレーン」のラインナップとなっております。

 まずは、どの「じゃがまるこ」にも入っている、基本となるプレーン粒の印象を。
 上にも書きましたが、プレーンの甘みは表面のシュガーパウダーが受け持っています。グレーズにしなかったことで、甘さがずいぶんと抑えられていますね。「ポン・デ・ショコラ」もシュガーパウダー制を導入したほうが、生地のチョコ風味がより感じられたでしょうに。
 シュガーの下の生地表面はでこぼことしています。このでこぼこがカリッとした衣の食感とはまた違った、さくさく感を出しているのです。このさくさく粒は、ロッテのクランキーチョコレートに入っているパフに似てますね。衣にパフを混ぜて揚げているようで、2種類の異なった軽い歯ごたえを実現しています。

 「さぁ、じゃがいもを食べるぞ」という心構えをもって、半分だけ、ぱくりと噛んだところ、予想とは待った違った事態に驚かされました。てっきり、フライドポテトのような外側さっくり、内側ほっこりだと思っていたためです。外はサクカリはまだ心構えの範囲内だったのですが、内側がまったく違っておりました。ふんわりともっちりの中間的な感触だったのです。「ポン・デ」ほど、後引くもっちり感でもなく、「シュガーレイズド」などのイーストドーナツほど、強調されたふんわり感でもない。「前に食べたことあるような…」と考え、思い当たったのが、昨年の「もちっとドーナツ」です。「もちっとドーナツ」は中途半端な印象が否めませんでした。しかし、「じゃがまるこ」は衣のサクカリと中のふわもちのコントラストがはっきりして、噛む楽しみが大きいのです。

 サクカリ→ふわもちという展開で、もっくりもっくりと噛みしめていましたが、ここまでは「どこがじゃがいもなの?」と問いたくなるくらい、「じゃがいも力(りょく)」が見受けられません。衣がカリッと揚がっているのは、じゃがいもの粉を使っているためらしいのですが、食べるほうとしては、説明を見ないと分からないのは無いのと同じです。

 …などという理屈をこねくり回そうとした瞬間に、「じゃがまるこ」が唐突に「じゃがいも力」を発揮したのです。
 ある程度、咀嚼をして、飲み込もうとしたあたり、口中から「じゃがまるこ」が姿を消そうとしたあたりで、強烈なじゃがいもの香りが広がります。ふかしたじゃがいものようなほっこりした香りと、軽く油を吸い、塩味と合わさったジャンキーなこうばしさ、じゃがいもの二つの魅力的な味わいが最後にやってきました。
 「そうか、衣にじゃがいもを使うとこういう風になるのね」と、先ほどまでの理屈を吹き飛ばし、肯定的にうなずきながら2粒目に手を伸ばしたのでした。

じゃがまるこの中身
 「外サクカリ・内ふわもち」の構成

 基本(プレーン)の味は以上のようなものでしたが、それに別の味が付加されるとどうなるでしょうか。
 「チョコ」はシュガーよりも甘さが強く感じられ、後半のじゃがいも力が発揮される際の塩味の印象が薄くなります。じゃがいもの香りもチョコレートに負けてはいないものの、やや影をひそめる格好となりました。
 対して「アーモンドチョコ」は、意外なほど生地の味との見事なコラボレーションを見せてくれます。「チョコ」よりも甘さが抑えられているのとともに、もともとのアーモンドと塩の組み合わせの良さのためでしょう。「ポン・デ・アーモンド」や「アーモンドリング」など、ほかのアーモンドチョコレート商品では成し得なかった味わいです。生地の塩味のおかげで、アーモンドチョコレートが「ここが私の適所」とばかりに生き生きと働き始めたようです。これぞ相乗効果といえましょう。
 1種類だけ形態の違う「はちみつ」。プレーンの粒に別添えのはちみつを掛けるようになっています。ほかの2種類のように、「2粒だけプレーンで食べて、あとははちみつ付けて」といった食べ方もできます。はちみつは「アカシア」のものだそうで、はちみつ特有の、のどに焼け付くような甘さは無くて、生地の美味しさを打ち消すことない、さっぱりとした甘さが印象的でした。

 「はちみつ」の容器を見て思い出されたのが「ミニとうふドーナツ」です。「ミニとうふドーナツ」は別添えのディップ容器のふたをはがして、指でつまんだドーナツを、直接、容器内に浸すシステムをとっておりました。あの方式でも、好きなように味の調節ができるようになっていましたが、食べ終わった時には指がべとべとになるという欠点がありました。
 しかし、今回の「はちみつソース」は、「吉野家サラダドレッシング型・半分折り容器破裂中央噴出方式」をとっているため、手がべとべとになることなく、好みに応じてソース量を調節できるようになっています。
 また、全種類プラスチック製フォーク付きですので、粉もチョコも手に付くことはありません。同形式だった「ミニとうふドーナツ」に比べて、ユーザビリティが格段にあがっていることもまた、好感が持てました。

 発売前は、じゃがいもと甘いドーナツの組み合わせと聞き、「おかしなものを作ったわね。意外性だけで味は二の次になっているんじゃないの」と斜に構えておりましたが、一口食べて、「うたがって悪かった」と深く深く反省をいたしました。見事です。

 3種類とも期間限定、「はちみつ」は特に「個数」限定となっています。無くならないうちに、まずは「はちみつ」で、不思議で意外なじゃがいもと甘みの相性の高さをお試しになってみてはいかがでしょうか。

 書き忘れがありました。
 「じゃがまるこ」は「あたためてから食べる」というのが正式な食べ方だそうです。それを知らずに、今回は温めなしで食べてしまいました。温めるとほっこり感が増すそうです。


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2005.10.22

怖いマンガはやっぱり怖かった

 デイリーポータルZの「駄洒落フーリガン」でMVPを取ったのが8月の終わり頃。ようやく、その賞品が届きました。
 賞品は「怖いマンガ」。駄洒落と何のつながりも感じられませんが、そこが日刊デイリーっぽさとして受け取ることにしましょう。
 モノがモノなので「恐怖新聞」みたいに、夜中に「賞品で〜す…」なんて届けば面白いのだけどと思っておりましたが、普通に佐川急便でやってきました。

 中身を想像しながら震える手で開封すると、恐怖マンガの他に、ニフティのロゴが入った「シャーボ」(登録商標だと思いますが正式名称を知りません。軸を左右にねじると、ボールペンとシャープペンシルが切り替わるやつです)、「ボールペン」(シャーボもあるのに…)、デイリーポータル謹製スケジュール帳用シール×2も入っておりました。

 正賞の恐怖マンガは、『呪われたふたつ顔』(さがみゆき著、1988年1月、ひばり書房、定価380円)というもの。副賞のシャーボには、[500]のプリントがあるところを見ると、副賞の方がお値打ちモノだと思われます。

 さて、「ふたつ顔」に呪われたらしい女子のお話を読んでみましょう。

 うわっ!

 えっ!!

 ひーっ!!!

 こんな怖がらせ方はずるいよぅ!

 初っ端のカバーの折り返しからこれです。

 「ゲームデンタク」って何よ!? 「怪談絵はがき」の当選者!? 37回も続いてるの? 当選者の住所氏名がはっきりと載っています。個人情報保護という言葉が新語であることを認識させられました。
 (締切日なし)。太っ腹ですわ。昔は良かったというべきでしょうか。

 いかにして、お話に引き込むかは、冒頭部分にかかっています。

 あまりに呑気な顔です。火事が起きているんですよ。
 それに、世界が歪んだような遠近感。
 右からの風に流されているような書き文字。
 話に引き込む力は十分に持っているといえるでしょう。

 冒頭部分をどうにか乗り切ると、火事のきっかけとなった、過去の恐ろしい物語が回想されます。見開き2ページで、必ず一ヶ所はつっこみどころを入れておくという、盛りだくさんな構成となっております。
 後半、かなりの盛り上がりを見せるところで、とんでもない文章が目に入ってきました。

 「●ひばり書房の本に君の名前がのっていたら、その本の題名を葉書でしらせてよ。」
 半分切れていますが、右の人は血を流して倒れているのです。それなのに「しらせてよ」ってあまりにもフレンドリーな語り口。販促手段としては明らかに失敗です。
 そして、追い討ちを掛けるように、その下はこう続くのです。

 「次回のゲームデンタクが当る抽選に優先参加できちゃうんだよ〜ん。(コマーシャル)」

 そこまで、ゲームデンタクを推したいのですか?そんなにゲームと電卓がくっついたものがいいのですか? この文章を書いた人が、今の携帯電話を見たとしたら卒倒するかもしれません。
 「できちゃうんだよ〜ん」に至っては、もうこのテイストに慣れてきた自分を感じましたが、「かっこ コマーシャル かっことじる」で気が遠くなってきました。柱の部分に恐怖を埋め込んでいるとは思いもよりませんでした。
 このゲームデンタク抽選告知は、なんと、もう一ヶ所あるのです。忘れた頃にもう一度恐怖を呼び起こさせるという、高等手段を用いているのです。

 腹筋を痛めながら、どうにかこうにか読み終えると、奥付にこんな一文が。

 「このこわい物語は」? 「このこわい物語は」!? 「このこわい物語は」!!
 なにを言っているのでしょう。もうわけが分かりません。

 怖いというのはどのようなことなのでしょうか? 人外の者が跋扈する世界が怖いのでしょうか。猟奇的な殺人事件などを見聞きすることが怖いということなんでしょうか。
 この本を読んで、恐怖とは「自分の理解を越えた思考に接すること」が一つの要素であると考えたのでございます。

 人はばけもの。世にないものはなし。 井原西鶴

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2005.10.17

近視の天使が舞い降りた

●○○○天使さまの来臨

 金山総合駅の南口から徒歩1分のビルに、名古屋では良く知られたメガネチェーン店が入っています。そのメガネ屋さんの前に、天使は舞い降りていました。

金山駅前のメガネ店
 あっ、あんなところにっ!

 ほら、あなたには見えますか?天使の姿が。

めがね天使さま
 めがね天使さま、来臨。

 天使さまですから、もちろん翼もお持ちです。

横から見ためがね天使さま
 翼がある!ただの子供ではありません。

 めがね天使さまのお顔はこのようになっています。

めがね天使さまのお顔
 かなり度が強いようです

 めがね天使さまは、完全にめがねを掛けているわけではないのです。掛けかけなのです。

めがね天使さまの目
 焦点はどこに?

 なんというつぶらな瞳をなさっているのでしょう。心配になるほど純な瞳です。

かろうじて…
 足で支えているはず

 なんという絶妙なバランスを保っていらっしゃるのでしょう。まさに神の為せる業です。

●めがね天使さまの歴史と意味

 このめがね天使さまは、きちんとしたいわれがあるのです。天使さまが降りられている台座の側面には、その由緒が書かれてありました。それを要約すると、

 めがね天使のオリジナルは、精密機器工業が盛んなドイツのグラスヒュッテ市の時計学校に設置されており、そこのマスコットして、また勉学の友として愛されている。
 何冊もの百科事典の上に座り、読書をしている像にふれることで、勉学の向上につながって欲しいという願いを込めて設置をした

ということのようです。めがね天使さまは勉強の手助けをしてくれる存在だったのです。それをふまえると、先ほどの絶妙なバランスも「試験でもギリギリ滑り止めで合格しますよ」という意味が読み取れます。
 でも、本を足蹴にするのは、「いくら天使様とはいえどもいいのだろうか?」と思わざるをえません。

踏みつけ
 触れるとご利益があるのです

●めがね天使さまへお願い

 勉学の向上を謳っているからでしょう、めがね天使さまの後ろにはたくさんの絵馬が掛けられています。「天使なのに絵馬?」などと野暮なことは、この際考えないことにしようではありませんか。
 どれどれ、皆さん勉強熱心なんでしょうね。

欲しいのか?
 オオクワガタ カブトムシ

そのうち叶うと思いますよ
 大きくなる

スパイの連絡用?
 き がいね おね と ぜん

決意表明。最後の記号は何?
 元気な孫の顔が毎日見られる様にがんはります。○○∞

万人共通の願いを、遠慮がちに書く。
 わたしは大きくなったらお金もちになりたいです。

???
 これ、誰?

早く直って欲しいと、心から願います
 補聴の電池が自分の自由に聞こえる様に成るのか毎日苦心さんたん

 ………。
 めがね天使さまは、今は勉学に限らず、広く願いを受け入れていらっしゃるようです。

●やはり直接訊いてみる

 ここにめがね天使さまが来臨されたのには、どのような経緯があったのでしょうか。気になります。意を決してお店の方に伺ってみましょう。

 「いらっしゃいませ。今日はどのようなものをお探しでしょうか?」
 「あっ…、えーと…、メガネのねじが緩んだので調整をお願いします」

 決して、怯んだわけではありません。話の糸口をつかむためです。

 …30分後。

 「どうもありがとうございました」

 今日はこんなメガネを買ってみました。前のメガネが傷んでいたのでちょうど良かったのです…。

勧められた
 レンズ込みで2980円。安い。

 これで終わるわけにはいきませんわ。きちんと天使さまについてうかがいました。対応していただいた店員さんによると、

 「社長の趣味でして…」
 「置いたのは一年ほど前でしたね…」

 なぜか、天使さまのことをお話しするときは、伏し目がちになっていらっしゃいました。

 「あの絵馬なんですけど…」
 「あっ、書いてみますか?」

 お店に来られた方は、どなたでも書いて良いそうです。お言葉に甘えて、私も天使さまにお願い事をすることにしました。

書きたい放題
 一文字書いて、ペンの太さの間違いに気付いた

 …できたっ。どうか天使さま、叶えてください。おねがいします。メガネも買ったんですから。


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今日の「山」登りは「カルボエッグ」

 喫茶マウンテンの記事を書くようになってから、「山」の実情について訊ねられる機会が多くなりました。
 中でもよく訊かれるのが、

 「マウンテンで一番美味しいものは何なの?」

というものです。

 「マウンテンで美味しいものかぁ。今まで食べたものの中だと、甘口キウイスパが一番好きだけど、甘口イチゴスパもなかなかイケる。フロートも食後にはちょうど良いし、大人のお子様ランチも食べ応えがあって、お肉いっぱいだし味付けも良いね」

なんてことを思いますが、口には出しません。この意見が一般的で無いことが分かっているからです。
 でも、そろそろ一般的におすすめできるものを食べておかねばならぬと思った私は、美味しいという評判のメニューを頼んでみました。

カルボエッグ
 カルボエッグ。真っ白。

 「カルボエッグ」です。マウンテンにはカルボナーラはありません。「カルボナーラ」で「炭焼きの」という意味らしいので、「カルボ」で切ったら意味を為さなくなってしまうと思うのですが、そんな既成概念にとらわれないおおらかさがマウンテンの良いところです。
 「カルボエッグ」はスパ・ホワイトソースカテゴリーに所属しています。ホワイトソースのスパは、ただただ白いばかりで、どれもこれも同じように見えてしまいます。なかみが分かるように、ホワイトソースをかき分けて麺を露わにしてみましょう。

カルボエッグのエッグ部分
 カルボナーラじゃないです

 卵が絡まっているのがお分かりいただけますでしょうか。この辺が「エッグ」なのでしょう。もともと味が濃いマウンテンのスパですが、「カルボエッグ」はこの「とき卵」が、味をまろやかにする効果を果たしており、他のスパより確かに食べやすく感じます。

 フォークで麺をまきまきしていると、スパのやわらかさとは対照的なはっきりした手ごたえを感じます。

カルボエッグのハム
 カルボナーラじゃないからハム

 でかいハムが出てきました。確かにハムです。ベーコンではありません。なぜなら「カルボナーラ」ではなく「カルボエッグ」だからです。ハムの塩気はなかなかのもの。でも、その塩気が他に移っておらず、食べ進めるのにそれほど影響はありません。むしろ、歯応えのあるハムは、やわらかーい麺とは違う食感を欲する舌に喜びを与えてくれます。
 具はそのほかに、玉ねぎにマッシュルーム。このコンビは気が付けばいつも出てきます。玉ねぎの芯が入っているのもいつもどおりです。他のお店だったら、なにかもめごとが起きそうなものなのですが、「山」だとこのような「いつもどおり」が安心感を与えてくれるのです。

 「カルボエッグ」は、他所での評判どおり、おすすめできるメニューだと思いました。ただ、油がきつい、にんにくが大量に入っているというのは、他のスパメニューと同様ですので注意が必要です。

 これで、次からは「マウンテンで美味しいものは何なの?」と訊ねられたら、

 「私は甘口のキウイとかイチゴが好きだけど、安心して食べられるのはカルボエッグかもね」

と、答えることができます。ただし、

 「本当に美味しいものが食べたいのならば、わざわざ山登りをしなくてもいいんじゃないかしら」

と付け加えますが。

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2005.10.15

陸の王者対海の王者の戦いや如何に

 今は昔のお話です。九州の…、いや、こまかいところは言わずに、あるところとしておきましょう。そこに一人の商い人がおりました。その人は、新羅の国に商いに行くために、船を手に入れ、多くの者を連れて、北の海へと漕ぎ出したのです。

 首尾よく、新羅に付いたその商い人は、商売も上手くいき、多くの利を得て帰りの途につくことができたのでした。
 せっかく、たくさんの財宝を手に入れても、無事に帰りつかなければ何になりましょうか。少々、道のりは長くはなりますが、大海原で迷うことがないように、新羅の山すそに沿って、船を漕ぎ進めたのです。

 数日後、船に積んでいた水が乏しくなりましたので、汲み足そうと、水の湧き出ているところの近くに船を寄せて、下仕えの者たちを水汲みに向かわせたのです。
 その時、船に残っていたうちの一人が、船の縁から海の面を覗いていると、大きな山が映っていたのです。「あ、水汲みに行っている山が映っているな」と思いましたが、何か様子がおかしいのです。なんと、それは山が映っているのではなく、岸から三、四丈ほど上で、小さく身を縮めて、物を伺うように目を光らせている虎の姿が映ったものだったのです。

 船の縁にいた者は、虎が今にも襲い掛からんとしていることに気付き、慌てて近くの者たちに告げ、水を汲みに行っている者たちにも、急いで船に戻るように呼びよせたのです。
 幸いにも、すぐに皆が無事に船に戻ることができ、手に手に艪をを持って、力の限りに漕ぎ出したのでした。
 ところが、なんとしたことでしょう。虎はその時を待っていたかのように、伏せていた身をがばりと起こすが早いか、岸へと舞い降りて、船の上めがけて飛び上がったのです。船の者たちは、目の前の覆いかぶさってくるような虎の姿を見て、皆覚悟を決めたのでした。
 しかし、船を漕ぎ出すのが早かったからでしょう、わずかに一丈ばかりを残して、虎は船に飛び移ることはできずに、海に落ち込んだのです。

 船に乗っていた者たちは、肝を冷やすということばでも足らないほどに、恐れおののいて、力を尽くして沖の方へと船を漕いで行ったのです。

 その間、やはり虎のことが気にかかり、海に浮き沈みする虎を見ておりました。するとその虎は、しばらくは海にいたのち、岸に泳ぎ着き、陸に上がると、近くの大きく平らな石の上に登ったのです。
 何をしているのだろうかと思い、よくよく見ると、虎の左の前足は、ひざより下が切れて無くなっており、血が流れ出ているではありませんか。
 「きっと、海に落ち込んだ時に、鮫に食いちぎられたんだろう」と思って見ておりますと、虎は切れた足を海に浸け込んで、じっと動かなくなりました。

 そうして、恐ろしくも静かな時が、いくばくか流れたころ、沖の方より、一匹の大きな鮫が虎の方へとまっすぐに向かってきたのです。
 ものすごい速さで岸に近寄ってきた鮫が、今にも虎に飛び掛ろうとした時でした。なんと、虎は右の前足で、鮫の頭に刃のような爪を打ち立てて、そのまま鮫を陸に撥ね上げました。鮫は一丈ほど投げ上げられて、砂浜にどすりと落ちると、ばたばたと跳ね回りました。
 そこに虎は走り寄り、暴れまわる鮫に飛び掛り、食らい付いて、右に左に二度三度、鮫を振り回すと、たちまちのうちに鮫は弱っていったのでした。
 虎は力が抜けて、だらりとなった鮫の体を、首にかけるようにくわえたまま、五丈も六丈もあるような、切り立った崖を、残った三本の足で、坂を下るかのように、駆け上がっていったのです。なんと、虎は己の血で鮫をおびき寄せて、片足を奪った仇を討ったのですよ。

 沖の船の上にいた商い人の一行は、このすさまじい虎の姿を見ると、半分命を奪われたかのような心地になったのでした。
「あぁ、なんということだ。虎のこんな姿を見るとは…。もし、あの虎が船に飛び込んでいたとしたら、私たちは一人残らず食い殺されて、家に帰って妻や子供たちの見ないまま死んでしまっていたんだろうな。千人の兵が、それぞれに素晴らしい弓矢や刀を持って防いだとしても、全く役に立たなかっただろう。こんな狭い船の上だったら、刀を手に虎と向き合っても、あんなに強くて素早い虎なんだから、全く何のしようもなかったはずだ」
と、口々に言い合い、身も心も凍り付いてしまい、うわの空のまま船を漕ぎ、九州の港に帰り着いたのでした。そして、家についてからは、船で目にした恐ろしい有り様を妻や子に話して聞かせ、運よく生きて帰ってこられたことを喜び合い、虎の話を聞いた他の人たちは、大変な恐ろしさに身を振わせたということです。

 さて、このお話をどのように思われましたでしょうか。鮫は海の中にあっては、強くて頭の働くものでございますので、海に落ちた虎の足を食いちぎることができたのでしょう。そこで止めておけば良かったものの、もっと虎を食おうなどという下手な考えを起こして、陸の近くまで来たために、反対に虎にやられてしまい、命を失ってしまったのです。
 全てのことは、皆これと同じなのです。人々はこのお話を聞いて、
「身に過ぎたことは止めておくに限る。ほどほどにしておくのが良いんだ」
と、語り継いだということですよ。

――――――――――
 『今昔物語集』巻二十九・第三十一話「鎮西の人、新羅に渡りて、虎にあう語」の現代語訳です。
 このお話は、もっと早く載せるつもりでおりました。半月ほど前に。
 そう、「阪神タイガース優勝」に合わせる予定だったのです。それが、いろいろと立て込んでしまいまして、時機を逸してしまいました。

 ところが、阪神の優勝が決まっても、野球の外での阪神をめぐる戦いは終わりません。株がどうのこうのというのは、苦手なのでよく分かりませんが、少なからず阪神球団はダメージを負うことになりそうな気がします。でもきっとそこから這い上がり、来年もまた素晴らしい雄姿を現すことでしょう。海から上がった虎のように。

 追記.
 ここまで書いておきながら言うもの気が引けますが、私は野球ファンではありますが、阪神タイガースのファンというわけではございません。

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2005.10.09

ハイク便 嬉しいお便り やって来た

 デイリーポータルZで10月7日から8日にかけて3周年特別企画「24時間ウェブ更新」が行われました。
 そのなかに、コネタ道場・石原道場主の「ミッドナイト☆ハイク便」というコーナーがありました。これは、DPZ読者から俳句の投稿を募って、真夜中から朝の時間帯に優秀作・注目作を随時紹介していくというものでした。

 私も、投稿させていただきましたわ。2本。

 でも、残念な結果に終わりました。朝起きてがっかり。
 ところが、本日(9日)の「24時間ウェブ総集編」で、送ったうちの1本を復活採用していただきました。逆転タイムリーツーベースを打ったような嬉しさです。押忍!道場主、どうもありがとうございました!押忍!

 コチラに採用された方の句が載っていますので、ご覧いただければありがたく存じます。

 せっかくなので、この記事では没った方も載せることにします。

  身をよじる ビニル袋の 初秋刀魚

 「ビニール」を「ビニル」と発音させるところに無理が生じています。

 これからの季節は、やっぱり秋刀魚ですね。今年はかなり安いと聞いておりますので、食べる機会が増えるかもしれません。そうなるとビールを飲む機会も増えることと思います。体重に危機が訪れる予感がしております。

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2005.10.05

「ギョーザ」は「ー」で、「シュウマイ」は「ウ」。そして「黒胡麻担々麺」で汗を流す

 今日のお昼はごはんを食べるタイミングを逸してしまいました。それほどおなかが空いていなかったので、晩ごはんまでどうにかもつかしらん?と考えていたのですが、夕方4時頃になって、激しい空腹感に襲われてしまいました。晩ごはんまでもちませんでした。
 おなかが「ぐぅ…」となるほど空いていましたが、おなか一杯食べると、晩ごはんが食べられなくなります。4時頃におなかを一杯に満たして、晩ごはん代わりにしてしまうと、これまでの経験から考え合わせるに、12時頃にどうしようもなくおなかが空くことになることは予想がつきました。そんな夜中には、ごはんをぱくぱく食べるわけにもいかず、結局空腹のまま眠りに就くという、わびしい目にあうことになります。

 「小腹を満たす」程度の食事が必要でした。
 「そうそう、今日からミスドが新キャンペーンを始めるんだったわ」と思い出してミスドHPを見てみると、やたらと新製品の情報が載っているではありませんか。一も二も無く、直近のミスドへと向かいました。

 今回の目玉は、新メニューをたくさん投入した「ミスター飲茶」です。メインに「黒胡麻担々麺」「餡かけ野菜麺」「福建チャーハン」、点心に「七種具ギョーザ」「エビシューマイ」「小肉まん」「カレーマン」と全7種類が加わりました。これらを組み合わせた「チャイナタウンセット」は25種類の組み合わせになるそうです。

 おなかが空いていた私は迷わず「チャイナタウンセット」を注文しました。セット内容は「黒胡麻担々麺」+「点心セットA(七種具ギョーザ、エビシュウマイ、小肉まん)」+「バナナな野菜」。できるだけたくさんの新製品が味わえるような選択です。

チャイナタウンセット 黒胡麻担々麺+点心セットA+バナナな野菜
 新しくなった「チャイナタウンセット」

 「黒胡麻担々麺」、黒いです。普通の担々麺の赤みも「辛そうだなぁ」と思ってしまいますが、ずっしりとした印象を受ける黒いスープは、へたな派手さが無い分だけ、余計に「辛そうだっ!」と思わざるを得ません。

黒胡麻担々麺
 「黒胡麻担々麺」。かなり辛いです。

 辛いもの苦手なのに、これを頼んでしまいました。「黒胡麻担々麺」が飲茶メニューの一番左に位置していたからでしょう。左が上位という日本古来の考え方がいつの間にか染み付いていたようです。
 数本の麺をすくい上げ、辛味が直撃しないように、ちょっとだけ食べます。

 ぅゎぁ。

 辛いです。辛いですよ。「辛口カリーパン」に迫る辛さです。汗がすぐさまにじみ出てきました。黒胡麻の色に染まったスープですが、辛味が胡麻の香りを大きく上回っています。それに麺が少し柔らかいです。今回のリニューアルで麺に卵が含まれるようになったからなのか、たまたま茹ですぎたからなのか。もっちりとした柔めの麺には、スープがよく絡みます。やっぱり辛いです。
 しばらく食べ続けていると、辛味にもやや慣れてきて、他の味が見えるようになってきました。
 初めはわかりにくかったですが、黒胡麻のコクがしっかり出ていて、かなり濃いです。これはそのまま入っている黒胡麻の味というよりも、スープに溶け込んだ黒胡麻のペーストの味でしょう。すりつぶされた黒胡麻の粒子が口の隅々まで行き渡ります。
 そして、ほんの少しの酸味もありますね。何かなこれは?と思っていましたが、ミスドHPを見たところ、どうも「ゆず胡椒」の味だろうということがわかりました。
 スープが黒色のため、目に付きにくいですが、表面に1mmにも満たない油滴が全面に張っています。おかなにどっしりきますよ。

 辛い、辛いといいつつも、一気に食べてしまいました。辛いだけではなく、旨味とコクがあるので、辛いのが得意な方はくせになるのではないでしょうか。
 ただ一つ残念なのが、ひき肉の味が薄かったことです。ひき肉粒を噛みしめても、お肉の味があまり出てきません。ややぱさついているような気もしました。
 あっ、丼の底に黒胡麻が大量に残りました。頻繁に混ぜて、黒胡麻の均一化を図りながら食べ進めるべきでしたわ。

点心セットA
 3種類味わえます

 そういえば、今シーズンの初肉まんです。肉まんは半分に割った方が楽しく食べられますね。片割れの餡を見ながら食べるほうが美味しくいただけるようにも思います。

 ぱかっと…、綺麗に割れないわ。餡が意外な抵抗感を示します。ねっとりとして結束力の高い餡です。つなぎが多いのかしら。中華風の濃い味付けは好みが分かれそうです。私はもうちょっとお肉の味があったほうが良かったかなと思いました。お肉の食感はあるのですが。

 ミスドの餃子は、皮が特徴的ですね。半透明でやや厚めの皮はもっちりと粘りがあって、これだけを噛み続けたい気にさせるものです。おもちの志向性と同じなのかもしれません。
 「七種具ギョーザ」は、「エビ、豚肉、ニラ、たまねぎ、くわい、たけのこ、緑豆春雨」の7種類が入っていますが、7つ全部の判別は難しかったです。お肉の味わいとたけのこの食感が目立ちました。エビのぷりぷりとした食感も感じられるのですが、エビ肉の量が少ないため、やや物足りなかったです。

 点心の中では「エビシューマイ」が、一番素材の味が強いように感じられました。エビの味がしっかり出ています。でも、食感は練り物っぽいです。いえ、否定的な意味ではなくて、みっしりとつまっていて食べ応えがあったため、エビのぷりぷり感だけが強く出るよりも良かったのかもと思われました。
 これなら「点心セットB」を注文して2個食べられるようにしておけばよかったかしら。

 もぐもぐもぐ。

 ごちそうさまでした。おかげで小腹は満たされました。
 飲茶のメインは、まだあと2種類ありますし、カレーマンも食べてみなくては。そうそう、「具だくさんスープ」なんてのも登場しました。「ミスドでごはん」の頻度がしばらく上がりそうです。

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2005.10.01

ドーナツに合う「カフェオレ」をもう一杯いただこうかしら。

 ファーストフード店をどのように利用していますか? お昼ごはんに、おやつにという方が一番多いと思います。KFCだと、バケツを買っていって、大人数でつつきあうなんてことをするでしょうし、私がよく利用するミスタードーナツなどのドーナツ店では、ちょっとした手土産などにすることもあるでしょう。

 でも、それはテイクアウトを中心に考えた時。

 イートインでは、もう一つ重要な利用方法があるのです。それは…、

 「時間つぶし」

 食べ物一品に、飲み物一品を注文して、お友達とおしゃべり、読書、待ち合わせ時間までゆったりと椅子にこしかけ、小腹を満たして、のどを潤すというようなお店の使い方をされる方もかなりいらっしゃるはずです。それが日課になっている方も。

 その時、どんな飲み物を注文しますか?
 暑い季節はアイスコーヒーや炭酸飲料類、寒くなったらホットコーヒーに、ホットティーが多く注文されると思います。
 でも、これらの飲み物には、長居に適したものとそうでないものがあります。簡単に言ってしまえば、おかわりできるものが長居に適したもの、おかわりできないものが長居に適さないものです。「それはせこい考え方なんじゃないか」と問われる方もいらっしゃるでしょうが、多くの同意を得られる意見だと強く思っております。

 ここからはミスタードーナツでのお話に限定させていただきます。
 ミスタードーナツで提供されるお飲み物で、最もドーナツに合うものは何でしょうか。ドーナツが甘さを引き立てつつも、次の一口のために、味を一度リセットしてくれるものが、一番ドーナツに適していると考えます。その条件に合う飲み物としては、(そのもののほかには何も入っていない)お茶やコーヒーが当てはまるでしょう。
 いくつかあるお茶、コーヒーメニューの中で、長居に適しているもの、すなわちおかわりができるものは「アメリカンコーヒー」だけでした。9月13日までは。

 9月14日にミスドは思い切った商品を送り出しました。第二のおかわり自由ドリンク「カフェオレ」が発売されたのです。

カフェオレ
 ミスドの「カフェオレ」。「アメリカンコーヒー」は一番人気の座を譲り渡してしまうのか?

 さて、この「カフェオレ」、「アメリカンコーヒー」よりも、やや割高になっているものの、それを上回る魅力を発しているらしく、売れ行きは素晴らしいようです。実際に「カフェオレ」発売後に何度かお店に足を運びましたが、毎回いくつものカフェオレカップを目にしました。私が「カフェオレ」を注文した時も、淹れるのが追いついていないようでした。

 カフェオレカップの色がいいですね。「アメリカンコーヒー」の白と黒のコントラストもいいですが、同系色にまとめたカップとカフェオレもまた、実に美味しそうに見えます。

 最初は砂糖を入れずに飲んでみましょう。
 コーヒーのこうばしさと共に、ミルクのやわらかいにおいが、鼻をくすぐります。香りからして「アメリカンコーヒー」とは違う、こってりとした濃厚さが感じられますわ。
 ですが、それが口に入ると印象がやや変わります。濃厚さはあるものの、こってりとしつこい感じはほとんど受けません。コクはあるものの、さらりとしており、するするとのどを通っていきます。これは「おかわりができるカフェオレ」というよりも、「おかわりをするためのカフェオレ」を作ったのだと思わせる味わいです。
 コーヒーとミルクの香りのバランスが絶妙で、どちらから際立っているということもなく、コーヒーのほろ苦さとミルクのまろやかさは飽きのこない味わいを保っています。ミルクの脂肪分のしつこさを感じることなく、甘味も無いため、ドーナツの味を壊すこともありません。

 こくりこくりと1杯目を飲み干して、早速おかわりをしてみます。おかわりなのに「アメリカンコーヒー」じゃないものが注がれるのを見るのは、なんだか嬉しくなってしまいます。小さな幸せがここにも一つ。

 次はお砂糖を入れてみましょう。
 うむ、甘味が増した分だけ、ミルクとコーヒーの香りが、共に抑えられてしまうかな。でも、バランスが崩れるというほどでもありません。依然として、さらりとした飲み口を保っております。しかし、ドーナツのお供とする時には、お砂糖を入れなくてもいいのではないかと思いました。
 お砂糖の量は、皆様それぞれにお好みがあると思いますので、ご自分に合った味を見つけるために、入れる量を変えて飲み比べてみてもよいのではないでしょうか。なにせ「おかわり自由」なんですもの。

 ミスドでおかわり自由の「カフェオレ」が発売されるというニュースを聞いたとき、かなり驚きました。「こんな面倒なものを出してしまって、お店の人はてんてこまいになるんじゃないかしら、大丈夫かしら?」と思ったのです。そうしたら、やっぱりとんでもなく手間がかかっているようで、店員さんが前以上に忙しそうに見えました。さらには、カフェオレのためにお客さんの回転率が悪くなっているという話も耳にしましたし…。
 こんなにドーナツに合う「カフェオレ」なんですから、効率が悪いからなどの理由で販売中止にならないことを切に祈っております。


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