« 2005年1月 | トップページ | 2005年3月 »

2005.02.28

日本家屋で俯けば、そこに溢れる愛を見た。

 なかなか咳がとまりません。今日乗った地下鉄の中で、最も咳き込んでいた人だったはずです。

−−−−−−−−−−

 今、和風建築ブームが訪れています。私はそう認識しています。理由はデアゴスティーニが「和風ドールズ・ハウス 伝統旅館をつくる」を刊行しているからです。それだけで和風建築ブームが起きているなどと言うのは乱暴に過ぎるのではないかというお叱りをうけるかもしれません。ですが、当方、咳と鼻水で思考力が著しく低下している状態で、深く考えることができません。ですから和風建築ブームが起きていると信じて疑わない頭となっております。
 皆様、和風の家屋で一番好きな部分はどこでしょうか。引き戸、敷居、欄間、床の間、ちょっとコアなところで掘りごたつ、エクステリアに目を向けて瓦が好き、私、鬼瓦が大好きっ、あの目に見つめられるとどうにかなっちゃうのっ!なんていう方もいらっしゃることでしょう。

 でも、100人アンケートをとった場合、50人以上の方の口に上るであろうものがあります。そうです。畳です。和風の家の感触とは足元から伝わる畳の感触であると定義しても過言ではないでしょう。乱暴に過ぎるかもしれませんが、咳と鼻水のせいです。
 畳が人々の心をひきつけるというのは、デアゴスティーニも気づいていたはずです。1月に放映されていた「和風ドールズ・ハウス」のCMを御覧になった方も多いでしょう。あのCMでも、女性Aが作り中のドールズハウスの畳パーツを取り上げた女性Bが「わー、畳の香りがするー」などとのたまっていたと記憶しています。ミニ畳を手に会話を繰り広げる女性AとBもどうかと思いますが、とにかく和風建築→畳はかなり強い連想関係をもっているといえるでしょう。

 以上の連想関係が成り立つとすると、和風建築が好きな人は畳も好きだといえるはずです。乱暴に過ぎますが、咳です。鼻水です。では和風建築を最も愛するのはどのような人でしょうか。もちろん和風建築に住んでいる人は愛しているでしょう。そして住人と同じかそれ以上に和風建築を作る側にいる方も愛しているはずです。では数ある作る側の人物で最も畳を愛しているのはどなたでしょうか。言わずもがな畳屋さんです。言が乱暴なのは当然咳ゆえです。

 畳屋さんも自分が畳が好きなのを自覚しています。もう畳が好きで好きでたまらないのです。みんなが畳好きになってほしいのです。自分の畳への愛を叫び散らしたいのです。
 この幟ははその手始めなのでしょう。

畳大スキ

 己が愛してやまないものを、ここまで直截的に表現することはなかなかできることではありません。感動の涙が流れ落ち、た、かと思ったら風邪による目の疲れでした。
 これほどまでに溢れる愛を表現してしまうと周囲は少し近寄りがたくなります。広い駐車場があったのですが、車は一台も止まっていませんでした。

畳大スキ 駐車場

 「和風ドールズ・ハウス」は110号が予定されているそうです。少し意識が遠のいてしまいました。咳と鼻水のせいでは無いはずです。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005.02.27

運が向いてきたと思ったが

 前回の記事から少し間が開いてしまいました。これというのも私に病魔が襲い掛かってきたからです。大げさでした。風邪です。風邪を引いてしまいました。
 先週金曜日、初めはのどのいがらっぽさでした。えへん、えへんとしわぶいているうちに、38度に一気に発熱です。その後は怒涛の攻めでした。のどはいがらっぽさから息を吸うのにも痛みが走り、咳は全身の筋肉からしぼりだすようなものが響き渡り、涙はにじみ、鼻水はせせらぎが聞こえるくらい滔々と流れ、脳を取り出したいくらいの頭痛、熱は結局39度まで上がり、全身の節々+節々ではないところまで痛み(要は全身)…。まともなのは胃腸だけ。これだけひどくてもおなかが空く自分が憎らしい。

 あまりの威力に「これはインフルだな」と覚悟して病院にいきましたが、診断はただの風邪。「風邪でもこれはあんまりじゃないか」とやり場の無い不満が破裂。

 のどの痛みが一番の苦痛で、眠れない夜が数日。疲れて疲れて。一日頭がぼんやりして昼夜区別がつかなくなる始末。ある日なんて昼に小睡眠していると金縛りまでかかってしまいました。誰かが部屋に居る気配がして、右半身を押さえつけられているような感覚でした。これにはもう頭にきちゃいまして「ゆっくり寝ていたいのに邪魔をするなよっ」と左腕を虚空に振り回し、なおさら疲れが蓄積されていくのを感じました。

 2日ほどまえからやっと熱が下がり始め、いまは軽いのどの痛みと、いつ終わるとも知れない咳が出る程度までに落ち着いています。
 かなりつらかったです。皆様もお体には十分気をつけてください。手洗いとうがいが一番の予防策です。(私もしていたのですが…)

 現時点で箱ティッシュ1箱半消費しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.02.17

運が向いてきたから

 私はくじ運があまりよろしくありません。ビンゴなど運の要素が強いゲームでも大抵は勝てません。もうくじ運が良くない人生に慣れてしまって、くじが外れても「まっ、こんなもんだな」と思うだけで、外れたことなどさっさと忘れてしまいます。

 くじに期待しなくなった私ですが、初詣のときのおみくじだけはなんだか気になってしまうのです。信じないとバチがあたりそうな気などもします。引いた後は無条件に専用のロープ等に結び付けます。
 今年のおみくじはというと「末吉」でした。すぐ後ろには「凶」が迫っています。ろくでもないことが多々書いてありました。なぜ正月早々こんなどんよりした気持ちにさせられねばならぬのか。悔しかったです。悔しい思いをしたことがまずは「末吉」の力なのでしょう。おみくじの内容をかいつまんで書くと「しばらくはおとなしく我慢をしとけ」ということらしいです。これを踏まえて今年は地味にこつこつ努力をすることにしました。

 派手なことは目指さずにそっと暮らしていた私に、おとといメールが一通届いて降りました。あるアーティストの直筆サイン入りポスターが当選したとのお知らせでした。そういえばそんなの応募したな。当選者数はたしか5人とか10人とかそれくらいだったはずだわ。珍しいっ!驚きましたわ。…よほど応募する人が少なかったのね。大学生協が学生向きに発行している新聞だったので、応募人数が少なかったというのはありえます。でもまあ、あげるというのだからありがたくいただくことにします。

 そして、昨日またもや1通のメールが届いておりました。今度は@niftyからです。いつもどおりのサービスのお知らせかと思いきや、本文を見ると、@niftyの年末年始キャンペーンのプレゼント当選のお知らせでした。驚きです。二日続けてこんなお知らせが届くとは。応募した覚えはまるっきり抜け落ちているのですが、あげるというのだからありがたくいただくことにします。モノは「カラフルクリーナー」です。なんなんでしょう、これは。ほんとに覚えが全くありません。詐欺か?などという疑念が頭をもたげます。

 今日は、免許証の更新に行きました。優良講習なので時間は短いです。のんびりと外出の準備をしていると郵便物が届く音が。届いたものは@niftyからのものです。やけに早いなカラフルクリーナーと一瞬思いまオたが、全くの別物です。封筒の表書きには「デイリーポータル林」と書かれてあります。先日、デイリーポータルZコネタ道場に掲載された記事の商品「¥2000分の特製クオカード」が届いたのです。「あらー、うれしいわ。ちょっとお財布が寂しい時だったのよね」と思いながらすばやくお財布へとカードを滑り込ませた次第です。

デイリーポータルZオリジナルクオカード

 3日続けて運要素が高いイベントが起こったことは私にとっては驚愕するに値するものです。こりゃ、なにか起きるぞ。そんな予感がします。もしかしたらグリーンジャンボを買うチャンスは今なのではないのか。私はギャンブルは全くしないのですが、少し心を動かされています。おみくじに則って派手なことはしないと決めていたのに。

 どきどきしながら運転免許試験場に向かっていたら、電車に乗り遅れました。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2005.02.09

小さくても強力。「ミニとうふドーナツ」

 ことわざに「大は小を兼ねる」というのがあります。広辞苑には「大きいものは小さいものの代わりにも用いることができる」と載っています。このことわざだけを見ると大きいものがより良いように思われますが、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」なんていうことわざなんかもあって、大きくても小さくても良いものはいいんだなという気になってきます。

 ミスタードーナツでは先月11日から「とうふドーナツ 金ごま・ココア」が発売され、なかなかの好評を博しているようです。その「とうふドーナツ」が小さくなり、「からだスマイルシリーズ 第2弾 ミニとうふドーナツ」として、今月8日に発売開始されました。とうふ・豆乳・おからなど体に優しい素材を使って、新しい味わいと食感を生み出した「とうふドーナツ」。その「とうふドーナツ」をベースに小さく姿を変えた「ミニとうふドーナツ」は、大きくても小さくてもおいしいものはおいしいんだな、と思わせるだけの力を果たして持っているのでしょうか?

 「ミニとうふドーナツ」で目を引くのは、その大きさと共にディップにつけるという食べ方です。「ミニとうふドーナツ」本体は同じですが、ディップには「黒ごま」と「メープル」の2種類の味が用意されています。価格はどちらも¥189。
 いつも新商品の発売初日は売れ行きは好調です。「ミニとうふドーナツ」も例に漏れずよく売れていました。私がショップに入った時は「メープル」が売り切れていて、「黒ごま」のみが売られていました。食べ比べをするつもりで来ていたので、「メープル」が補充されるまで、他の用事を済ませることに。15分後、再来店すると「メープル」が無事補充されていて、「黒ごま」と並んで陳列されていました。

ミニとうふドーナツ 黒ごま&メープル

 トレイに乗せられた「ミニとうふドーナツ」のパッケージが2つ。一つのパックには「ミニとうふドーナツ」が5個。合わせて10個の小さな輪っか。ミスドではパッケージ入りのミニドーナツ「D−ポップ」が発売されていますが、「ミニとうふドーナツ」は形態的には「D−ポップ」の血を受け継いでいます。種類の違うドーナツの入ったカラフルな「D−ポップ」もにぎやかでかわいいでキがAドーナツらしいリングが澄まして並んでいる「ミニとうふドーナツ」も「あら、かわいらしいじゃない」と感じさせるたたずまいを持っています。

 では、「ミニとうふドーナツ」を一つ、パッケージから取り出してみましょう。直径は約45mm(実測ですので、一つ一つ誤差はあります)、表面にはシュガーレイズドやエンゼルクリームと同じ、粒子の細かいシュガーがまんべんなくまぶされています。形は「とうふドーナツ」のように、玉が連なったようなモコモコした形はしておらず、チョコドーナツ系やホームカット等のような、まん丸リングになっています。が、これも一つ一つの形状にはばらつきがあり、きれいなリングになっているものもあれば、内円がつぶれてしまっているものもあります。この辺はおおらかな心を持って、これはリングなんだと見ることにしましょう。
 取り出した一つの小さな「ミニとうふドーナツ」をそのまま口に運び、まずはディップ無しで味わってみます。指にシュガーのざらつきを感じながら、三分の一程度をかじりとります。食感は「とうふドーナツ」とほとんど変わりません。弾力のある生地表面に、しっとりふわり、少しもっちりとした粘り気のある内部生地。サイズが小さい分、内部の食感が少なく、表面食感が強く出ているように思われますが、気になるほどの違いはありません。
 「とうふドーナツ」では「金ごま」「ココア」それぞれ全く異なった味を見せていました。「金ごま」は香ばしさとしっかりした甘さ、「ココア」はビターさと生地の抑えた甘さを持っています。「ミニとうふドーナツ」で初めに現れる味は表面のシュガーの甘さです。シュガーレイズドのように全身にシュガーをまとっており、強い甘さを主張します。「とうふドーナツ 金ごま」もグレーズがかけられていて、甘みの強いドーナツでしたが、胡麻のが緩衝材となっていたのか、「ミニとうふドーナツ」の方がより甘く感じられます。また「とうふドーナツ ココア」とは違って、生地にあるはずのほのかな抑えた甘さは、表面のシュガーの甘さのために、ほとんどかき消されてしまっています。「ディップ無しでもかなり甘くて、「とうふドーナツ」という名前から連想されるヘルシー感を期待して食べるとギャップに驚かされることになるでしょう。

 2つあるディップ。最初は「黒ごま」を開けてみます。チョコレートクリームのような深い黒茶色のディップが詰まっています。開封されたディップのケースを匂ってみます。微かに立ち上る胡麻の香り。少しお行儀が悪いですが、ディップを小指につけてそのままの味を確かめます。小指をディップに沈めようとすると、ディップは軽い抵抗を示した後、指を飲み込みます。寒天が含まれたディップは、柔らかいゼリー、魚の煮こごりとマヨネーズの中間のような指ざわりです。指に乗っかったゆるいゼリー状のディップをぺろり。…一瞬、味が分かりません。あれ?と思った途端に、色と同じような深く、濃い味が鼻を突きます。この味は黒胡麻のコクと砂糖の甘さが入り混じった混沌としたものです。この複合の味は数秒後にはふわりと漂う黒胡麻の香りへと変化をします。「あぁ、やっと、黒ごまらしい味が出てきたぞ」と思っていると、数秒後には黒胡麻の香りを打ち破って、強い甘みが押し寄せて来るのです。忙しい味です。最後の甘さはかなりの威力を示し、長く舌の根あたりに居座ります。以上の経過を簡単なチャートで表すと、

 ?(よく分からない)→なんだか濃いねっとりとした味だな→あっ、黒ごまだ。→うーむ、甘いぞ。

ということになります。
 では、濃い味の黒ごまディップに「ミニとうふドーナツ」をつけて食べてみましょう。ゼリー状のディップは見た目よりも強く浸さないと、「ミニとうふドーナツ」に移りません。リングにすくい取った黒いディップ。ようやく「ミニとうふドーナツ」らしさを味わう時です。…かぷり。

 甘いぞ。

 甘いですよ、これは。甘いのが好きな私でも、この甘さは腰を据えなおすくらいの力です。ディップで食べると、シュガーの甘さと相乗効果をなすのでしょうか。単体でディップをなめたとき以上に、舌には甘さが最後で尾を引くように残ります。舌で感じた甘さはドーナツを飲み込むときには、のどでもその存在を主張し、なかなか消えることはありません。ディップをつけずに食べた時、「とうふドーナツ」らしさはあまり感じられませんでしたが、ディップをつけるとその傾向はますます強まり、生地の食感は「とうふドーナツ」ですが、味の面では「『とうふドーナツ』の生地」らしいほのかな大豆の甘さは全くといっていいほど感じられなくなります。
 黒ごまディップをつけて2個3個…。食べ進めるうちに胡麻の風味は慣れてくるのか、印象がどんどん薄れていくものの、甘さは消えることはありません。むしろ胡麻風味が感じられなくなる分、ますます甘さが強まっていくように感じます。

 一方のメープルのディップを開けてみましょう。するとすぐにメープルシロップの香りが鼻をくすぐります。「黒ごま」と同じように指にとって味わってみます。味もメープルシロップそのものですね。でもそれだけでは終わりません。ディップを飲み込むと軽い清涼感が残ります。これはディップに含まれるオレンジのものでしょう。こちらは「黒ごま」とは違う方向性を持って作られたのか、甘みはいくらか抑えられています。
 「ミニとうふドーナツ」+メープルディップで食べると、初めにオレンジが香ったかと思うと、とたんにシュガーの甘さと相俟り、メープルシロップの香りが高く立ちます。メープルシロップの香りはそのままディップを口にするよりも強く現れます。
 こちらも食べ進めるうちに甘さが声を大にして主張を始めます。シュガーの甘さが口に残り、メープルシロップの少しむせるような甘さが口中に渦を巻きます。「ミニ」と冠してはおりますが、なかなかのボリュームを感じることとなるでしょう。舌の根に長く残る甘さは「黒ごま」と同じ印象を抱かせます。またディップで食べるとオレンジの香りが際立ちます。シュガーが主役のメープルシロップを香り・甘みをやや打ち消しているのかもしれません。

 10個の「ミニとうふドーナツ」を食べ終わって、ほっと一息。「あー、甘かったなー」というのが第一印象です。前回の「とうふドーナツ 金ごま」もなかなか甘かったですが、今回はそれをひょいと上回る甘さです。シュガー+ディップでは少し甘すぎたのではないでしょうか。私はシュガー無しの方が良かったのではないかと思います。ディップ無しで「とうふドーナツ」自体のほのかな甘さ、ディップをつけて「黒ごま」や「メープル」が香る甘いドーナツ。甘さ一辺倒ではなく味のコントラストが付けられるほうが、より楽しめたでしょうに。
 「ミニとうふドーナツ」2種類はどちらかといえば、私はさわやかな甘さのある「メープル」の方を選びますが、「とうふドーナツ」として味わうならば前回の「金ごま」「ココア」の方がおすすめできます。安いですし。逆に「とうふドーナツ」の甘さが物足りなかった方は、「ミニとうふドーナツ」を好ましく思われるでしょう。

 味以外の点で、一つ気になったところを。ディップが付けにくいです。食べていくうちにいつの間にか指の先にディップが付いてしまい、べとつきます。長方形のディップのケースはもう少し浅いほうがディップが付けやすく、手にも付きにくいでしょう。また形も円形の方がケースの角にディップが残ることなく掬うことができるのですが。小型のフォークが付いていてもよかったかもしれません。

 ショップを出るときショーケースからは、また「メープル」が無くなっていました。やはり出だしは上々のようです。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005.02.07

生臭い落し物

 朝、家を出ました。

 いつもどおり歩いて、いつもどおりの自転車置き場を通り過ぎるはずでした。

 そこにはいつもとは違う「モノ」がありました。

そこには…

 存在する可能性はあるものです。
 でも、そこに在ったらなんだか変なものです。

 それはとてもきれいな姿でありました。

きらきらひかる…

 その姿からはいくつかの光景が惹起されます。

 どこかの食卓。身と皮を器用にはがす箸さばき。皮を邪険により分ける…。

 そこからどうやって自転車置き場にやってきたのか。思いもよらないドラマがあるのか。

 …
 ……
 ………

 …無いでしょうね。大したドラマは。
 いや、でもこんなところから空想を広げることが、創造力を生むのだと思いますよ。たぶん。

シャケ皮があったのです。

 私は、カリカリに焼かれた皮が身と同じくらい好きです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.02.01

「からだスマイルセット」を今度はピーチで。

 ミスタードーナツの「からだスマイルセット」を「バナナな野菜+とうふドーナツ2種」で頼んだ場合、どちらが合うのかを1月23日の記事で書きました。「からだスマイルセット」のドリンクには「ピーチな野菜」も選べます。前回の記事を書いてから「早めにピーチでのレビューも書かないといけないな」と思いながらも、10日近く経ってしまいました。うかうかしているうちに来週7日の「からだスマイルセット」の終了日が近づいているではありませんか。あわてて食べに行きました。

 「バナナな野菜」は初めに抱いていたイメージとは違って、さっぱりしているということを書きました。「ピーチな野菜」の飲む前のイメージはどのようなものか?桃の飲み物といって思いつくのは、赤い缶が印象的な「不二家ネクター」でしょう。そういえば小さいときはネクターが家によくあったな。なんでだろう?そんなに好きというわけでもなかったのに飲んでいたな。なんでだろう? おぼろげな記憶のかなたが呼び起こされましたが、今回はこれくらいにしておいて「ピーチな野菜」に戻ります。「ピーチな野菜」もネクターのようなとろりとした舌触りの飲み物なのでしょうか。

からだスマイルセット ピーチな野菜ver.

 前回と同じく「とうふドーナツ 金ごま&ココア」。そして「ピーチな野菜」を注文します。相変わらず氷多いなー。寒風吹きすさぶ中やってきた上にあの氷は、少々体にこたえそうですが、見てみないふりをします。知らなければ幸せなことがあります。
 席に着き、ドーナツを食べる前に「ピーチな野菜」の味を確かめます。…おや、これは「バナナな野菜」よりもタイトルが前面に押し出されています。「バナナな野菜」の方はのどを通過した後にバナナの風味が現れましたが、「ピーチな野菜」は口に含んだとたんに桃の味が主張を始めます。この桃の味は当初予想していた「不二家ネクター」の味に近いですね。とろみは足りないものの、みずみずしくも強めの甘さはまさしく桃のものです。「バナナな野菜」とは違った味の現れ方にやや驚きました。?み込んだ後も「バナナな野菜」とは違って、さっぱりと風味がフェードアウトしていくこともありません。桃の香りと味が強いのか、野菜の後味もほとんどといっていいほど感じません。全面的に「ピーチ」です。

 では、ドーナツとのコンビネーションを見てみましょう。
 いつも「金ごま」からだったので、今回は気分を変えて「ココア」から。濃い茶色の粉を散らしつつ、山を一つかじり取ります。甘みが少ないけどおいしいなー。…ごくり。すかさず「ピーチな野菜」をストローで一口。ココアパウダーは砂糖が少し含まれてはいるものの、甘みは抑えられておりビターな味わいですが、甘い「ピーチな野菜」を飲んだ後に「ココア」を食べると、そのほのかな甘さも薄れ、さらにビター感が強くなります。
 もう一口「ココア」を食べ、「ピーチな野菜」で後を追います。この順番で「ピーチな野菜」を飲むと、先ほどまであまり感じなかったさっぱり感が生まれたことに気づきます。飲み込むときにはかすかな野菜味も感じられますね。

 では、甘い「金ごま」と甘い「ピーチな野菜」はどうなるでしょう。結論を先に言ってしまうと「金ごま」の勝ちです。「ピーチな野菜」のさっぱり感が強く出ます。甘みは微と化します。桃の強い甘みが消える代わりに、他の果物の味が分かるようになります。いろいろな果物・野菜が渦巻く複合の味となりますが、雑多な印象は無く、うまく統一された味わいです。
 「ピーチな野菜」を飲んだ後の「金ごま」は…。「金ごま」の勝ちは変わりません。もともとの「金ごま」の甘さは打ち消されること無く居座ります。これは「金ごま」がいかに甘いかという証左ともなるでしょう。

 「とうふドーナツ 金ごま&ココア」×「バナナな野菜&ピーチな野菜」の組み合わせ4種類。私としては「とうふドーナツ」の本来のおいしさと、メインの果物の味がしっかりと味わえる「とうふドーナツ ココア」と「ピーチな野菜」のコンビに一番ひかれました。
 上にも書きましたが「からだスマイルセット」は7日までの発売となっておりますが、単品では販売は続くようです。機会があれば、みなさまのお好きな組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。

 夏に飲みたかったです。寒かったです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年1月 | トップページ | 2005年3月 »