12月に入ると、ニュースでは「今日から十二月、師走です。云々」という口上から始まることを毎年見聞きします。「師走」の師が先生を意味するのか僧侶を意味するものなのか分からないですし、調べるのも面倒。とにかく上の口上のあとには、誰も彼もが寒風吹きすさぶ中で肩をすくめ、せかせかと歩いている様や、人で込み合うお店の中で店員さんが声を張り上げている年末商戦の様子が映像として流れますね。テレビの中だけではなくとも、忙しい、忙しい、ああ忙しいという雰囲気が12月には充満することになります。
ところが、今はなんでも早く、速く、なっていってます。お坊さんも先生も忙しくなる師走十二月は昔の話。どんどん前倒ししていって「師走は12月だけじゃないぜ」と11月が主張を始めました。すでに今年も11月半ばを過ぎて、心中穏やかならざるせかせか感が世間を覆うようになってきました。それを煽っているのが、クリスマスとカレンダー、手帳の存在。街は赤と緑と数字が散りばめられております。
今回はクリスマス関係の話題は除けて、予定関係のネタで行きます。ミスタードーナツも11月3日からと11月に入るとすぐに、ミスドキャンペーン「スケジュールン2005」を始めました。ミスドカード10枚で「ポン・デ・ライオン」2種類と「毎日おうちでカフェ気分」2種類のいずれかのスケジュール帳がもらえます。詳しくは上のリンクでミスドHPをご覧ください。
4種類ってことは40枚。約一ヶ月で8000円分のドーナツを食さなければなりません。こいつはちょっと厳しい。計算したくないくらいの個数のドーナツを消費せねばならないことが分かります。そこで今度のキャンペーンでは「ポン・デ・ライオン」の方に絞ってグッズをもらうことにしました。以前にも書きましたが、ミスドさんに見事に嵌められてしまってますね。
「ポン・デ・ライオン」には「ボックスタイプ」と「バインダータイプ」があります。最初にもらったのはバインダータイプ。表がオフホ純Cトで裏がオレンジのバインダー、2004年12月〜2005年12月対応のリフィール、「ポン・デ・ライオン」のしおり、クリアケース、「ポン・デ・ライオンと仲間たち」のシールという構成になっています。
バインダーは合成皮革で、表面には「ポン・デ・ライオン」とロゴマークの型押しがされており、内側には2つのポケットとペンホルダーが付いています。リフィールをセットしても内側にはまだ余裕があるので、ポケットには見た感じよりもメモ用紙等々が入りそうです。
リフィールの内容はボックスタイプと同じで、2005年と2006年の年間カレンダー、「ポン・デ・ライオン」と仲間たちのイラスト、月ごとにその仲間たちの個別のイラストと紹介文、書き込みができる月間カレンダー、見開き2週間の予定書き込みスペース、フリーのメモスペース、アドレス帳、ミスドの優待券、地下鉄の路線図となっています。ここで驚くのが「ポン・デ・ライオン」の仲間たち。こんなにいたのか…。上手いネーミングとそれに合ったイラストもあれば、「ちょっとこれは無理があるんじゃないかしら…」というキャラも。今後のキャンペーンの展開はにぎやかなものになりそうですね。
バインダーにはリフィールの他に、しおりとクリアケースがセットできるようになっています。しおりはクリアタイプでものさしにもなっており、11cmまで計測可能。クリアケースの収納スペースは5×12cm。何かを入れるにはちょっと小さいような。
シールは直径1cm、「ポン・デ・ライオン」と仲間たちのイラストが描かれております。あちこち貼りまくりたいですが、使うのがもったいない気も。
ボックスタイプの方は黄色のトランクタイプ。「ポン・デ・ライオン」のレリーフが施されています。中にはノートタイプのスケジュール帳、しおり、シールが入っています。上にも書きましたが、スケジュール帳の内容はボックスタイプと同じ、シールもまた同じです。しおりはオフホワイトで8cmまで計測可能とサイズがバインダータイプと異なっています。
スケジュールンをスケジュール帳として使う場合の重要な違いはサイズです。ボックスタイプに付属しているノート型スケジュール帳はA6版、バインダータイプは変形B7版(横幅がB7よりも1cm短い)です。用途で使い分ける時、書き込みが多いまたは字が大きい人はボックスタイプ付属のノート型、来年リフィールを使い終わってもまた同じバインダーを使いたい場合、4月始まりのスケジュール帳を普段使っている方は、普通の6穴タイプのリフィールに付け替え可能なバインダータイプを選んではいかがでしょうか。
たくさんドーナツを食べました。バインダータイプ、ボックスタイプ揃いました。欠けているものがあります。そうです。「ポン・デ・ライオンボールペン」です。「スクラッチ 削れど削れど 『ざんねん』が」と五七五で言いたくなるくらい出ません。銀の粉を散らしまくってもでません。くやしいです。バインダータイプにはペンホルダーまでついています。見るたびに欠けていることが思い出される仕掛けになっています。これは当たるまで食べ続けなさい、削り続けなさいという意図なのですか、ミスドさん。巧妙です。
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